ビースト・スレイヤー   作:名無しのフロム信者

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前書きは作者の適当な呟き(ダクソとかブラボ、隻浪とか)をしているので、興味ない人は本編を見て、どうぞ。

みんなナッパマラソン終わった?自分脳筋とか上質とか純技しか使ってなかったから血質ビルドのマラソンの辛さに発狂しそう。
(作者の)頭壊れる〜^


ビーストスレイヤー

私は狩人である、名前はもうない。

 

私はヤーナムにて全ての醜い獣、気色悪いナメクジ、頭のイカれた医療者を狩り、上位者をも狩り、ヤーナムに蔓延る全ての生き物をを狩った狩人である。

 

そんな事で、今日も狩人の夢にて人形とイチャイチャし、もはやホームタウンと化した『9kv8xiyi 』にて、三体のデブを狩り、『重打特化 32.6のスタマイ』、あわよくば『血の攻撃力を高める32.7のスタマイ(発見例無し)』求めて地下に潜ろうとした時である。

 

突如として聖杯からアメンドーズの巨大な腕が出現し、私の体を掴み、抵抗する間もなく別の空間へと連れ去られてしまったのだ。

 

くそうアメンドーズめ!不意打ちするとは卑怯なり!!

マラソンしまくってやるからぬぅあぁぁぉぉぁぁぁぁ!

 

 

そして、気がつけば『冒険者ギルド』と書かれた看板が立て付けられた建物の前に立っていた。

 

よく分からんが、先程のアメンドーズから察するに、これはきっと宇宙に潜む絶対的な上位者からの私への宣戦布告に違いない!

売られた喧嘩は買わねばならぬ、その挑戦受けて立つ!

私は意気揚々と目の前の建物の扉を開けた。

 

〈ギルドside〉且〈宇宙よ!!

 

 

その日は、彼らにとって()()()()()の日常だった。

冒険者はいつも通り依頼を受けて、それぞれの目的地に出発し、

受付嬢達は依頼を受諾し、冒険者達を見送る。

 

何のこともないいつも通りの日常。

 

 

だが日時とは、常に変化する物である。

 

 

バタンッ!

と言う音とともに、ギルドの扉が勢いよく開かれた。

 

思わず音の鳴った方向に、ギルドに居た全ての者が目を向けた。

 

その人間は、真夏だと言うのに分厚い、異国の神父が着るような服を着て、これまた暑そうなズボンに手袋までしていて、特に特徴的なのが頭に被った大きな帽子だった。

 

血の気が多い冒険者達ですら、その者の異様な格好に驚いている中、受付嬢の1人がハッと我に帰ったようで、果敢にもその異様な男に「冒険者ギルドへようこそ、ギルドへはなんの御用で..

 

「maaaaaaaaaaaaaaajestiiiiiiiiiiiiiiiiick!!!!」」ブッシャャャア!!

 

男は突然、狂ったように叫んだ。そして、体中から血を吹き出した。

 

普段から修羅場を経験している冒険者すら唖然とし、受付嬢達は変なのが来たな.....と皆一様に胃を痛めた。

 

 

 

 

これが、後世でこの世の全ての狂気の権化とすら言われた男の、伝説(人類の黒歴史)の始まりである。

 

 

〈狩人side〉且〈あぁ、ゴースあるいはゴスム.....

 

 

ひ、ひひひ、人が居るぞ!!

 

間違い無い!まともな人間が居るぞ!!

 

獣じゃない!気色悪いナメクジでも無い!

 

本当に人間なのか!?近づいて良く観察しなければ!

 

そして、狩人は一番近くに居た先日冒険者になったばかりの新人剣士にゆっくりと近づいた。

 

「ヒ、ヒィッ!な、なんだよあんた、こっちに寄るな!」

 

と、新人剣士。

血塗れの男がニタニタと笑いながら.....布で口元は隠れているからよく分からないが.....近づいてきたら誰でも同じ反応をするだろう。

それに対し、狩人はというと

 

「シャベッタタァァァァァ!!!!!」ぶっしゃゃあああ!!

 

また血を吹いた。

 

 

狩人と一緒に血まみれになる新人剣士。

 

「ぎゃあああ!!買ったばかりの革鎧に血がぁぁぁぁ!!」

 

「マタシャベッタアァァァァアアア!!!」

 

ばぁぁぁぁん!!

 

と言う音と共に、狩人は床に倒れ込んだ。

 

 

その日、その出来事を体験した冒険者達は、皆一様に「あの日のことは......思い出しくない.....あぁ、頭がおかしくなりそうだ......」

と、言っていたらしい。

 

 

〈数分後〉 且〈あおおぉおおぉぉおおん!!

 

 

はっ!!いかんいかん。発狂し過ぎて軽く意識が飛んでいたらしい。

周りを見てみると、屈強な男共が私を囲っていた。

やっぱり、どこからどう見ても人だぁ!

 

「お、お前!何しに来たんだよ!!ギルドを血まみれにしやがって!」

 

「おぉ素晴らしい!人を見たのは久しぶりだ!それと、ここはギルドという場所なのか?床を血まみれにしてすまなかったな!!私の事は狩人と呼んでくれて構わない!」

 

「お、おぉう」

 

私に話しかけていた男は若干引いていた。

 

「床を汚して済まない、相応の罰は受けよう。だがその前に幾つか質問をさせてくれないか?」

 

「お、おう。なんでゃよ」

 

コイツ....噛んだな(確信)

 

「私は遥か遠い場所から旅をしてきたのだが、おそらく何年も、野宿をしながら行くあてもなく彷徨っていた所、この町にたどり着いたのだ。だが、この国の事は全く分からないんだ」

 

流石に地底に潜ろうとしたら化け物に連れ去られて来た、なんて言っても信じてもらえないだろうから、異国から来た異邦人として自分の事を紹介した。

 

「ギルドも無いような遠いところから来たなんて、信じられないな。おーい!そこの!そこの受付嬢さんよー!」

 

と、誰かを呼ぶ屈強な男....市民1と呼ぼう。

市民1が読んだのは、制服を着た可愛らしい少女だった。

 

少女....リボン.....うっ頭が割れそうだ.....

 

慌てて鎮静剤を飲み、発狂する寸前だった頭を冷やす。

パタパタと音を立てて走り寄ってくる少女....確かウケツケジョーとか呼ばれていた、が私と市民1の前まで来た。

 

「なぁあんた確か《看破》(センスライ)の奇跡を使えたな。こいつに使って、本当に異国から来て、何も知らない旅人なのかを確かめてくれ」

 

「は、はい。分かりました」

 

成る程、奇跡なんていう物もあるのか、今の会話から察するに他人の嘘を見抜く物、だと思う。便利なものもある物だな。

 

「それでは、えーと狩人さん。先程言っていた事を、もう一回言ってもらえますか?」

 

「もう一度言えば良いのだな?では、コホン。

『私は遠い国から行くあての無い旅をしてきた、その過程でこの町に寄った。だが、本当に遠いところから来たので、この辺りの事は全くわからない。もちろんこのギルドという建物についてもだ』」

 

嘘は言ってない。

 

「嘘は....言っていません。本当に遠いところから旅をしてきた只の旅人のようです」

 

「それじゃああんた本当にギルドも冒険者も知らねーのか」

 

冒険者?なにやら好奇心をくすぐる単語が聞こえた。

 

「冒険者とは、なんだ?」

 

そう問いかけると、今度は先ほどのウケツケジョーが答えてくれた。

 

「冒険者っていうのは、各地のギルドを介して依頼を受け、薬草を取ったり、荷馬車を護衛したり、魔物を討伐して生活する職業です」

 

ふーむ、魔物かぁ。

 

「つまり、ここには獣がいるのだな?」

 

「け、獣?」

 

「ああ、人に仇なす人類の敵。そんなものを狩るのが私の仕事だ。どうだ?貴公ら、私を仲間に加えてくれないか?」

 

そうすれば、この地域だけでなく、この国全ての獣を狩ってやろう

 

「そうですか、なら冒険者登録をするのでこの紙に記入してください(ニッコニコ)」

 

なんだか、懐かしいな。

 

『どうだ?お前も我ら連盟の仲間にならないか?』

 

あぁ、長よ。私の心はいつも連盟と共にある。

穢れた獣を狩り尽くし、全ての虫を踏み潰すまで、貴方のことを忘れる事は無い。

 

話が逸れたな。

 

名前の欄は....狩人でいいか。

他の欄も記入して、受付嬢に渡す。

 

「はい!これで貴方も晴れて冒険者です!そして、貴方には特別に私からの指名依頼を差し上げます!」

 

なんだろう、先ほどから受付嬢の笑顔が怖い。

 

「それでは、記念すべき初仕事として、新人剣士さんの防具の弁償、貴方の血が染みて張り替えるしかできない床の張り替え、そして今この場にいる全員に土下座してください!!(ニッコニコ)」

 

「オッホーーウ!!マージエスティーーーーーーーク!!」

 

受付嬢殿に、私が何をしたというのか。

そう思っていると、膝から崩れ落ちた私の耳元で、受付嬢が小声で言った。

 

「私の買ったばかりの制服を血で汚したことはこれでチャラにしてあげます。次はないですけど♪」

 

 

「gyaaaaaaaaaaauaaaaaaaa!!!」

 

 

 

 

 

そうだ、別次元の狩人の為に、メッセージを残しておこう。

もう私と同じ轍を、別次元の狩人が踏まないために。

 

『この先 怖い女王が居るぞ つまり 血はだめだ』

 

 

 

 

 

 

 

 




ふぅ、書き切ったぞ!!
私はやったんだぁーーーー!!!
アヒャヒャヒャヒャヒャーーーー!!!!

これからもこの小説をよろしくお願い致します。

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