幻想魔札技録〜魔とカードの未来〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
U達はルミアから、春香達の事を聞く。その後、彼女達を追う兵士が屋敷にやってきたが、Uが脅して撤退させる。それに半ばドン引きしていたメリル達とのやり取りから、ルミアは失われた記憶の一部を取り戻し………?


第264話 話の真偽

ルミア「そういえば………春香さんが言ってたけど、その人って本当に凄いんだよね?」

 

U「春香が………? 例えばなんだ?」

 

ルミア「まずは………戦闘のプロだって。」

 

メリル「確かにあそこまでの力を持っているから………プロね。」

 

ルミア「後は………足も速くて………空も飛べて………紳士的だって。」

 

U「………最初の2つは認めるが、紳士的なのは絶対違うな。僕はそんな聖人君子じゃない。」

 

ルミア「そうなの………?」

 

ミレル「聖人君子かは分からないけど………とっても優しくて仲間思いな所を貫く姿勢は凄いと思うな。」

 

U「別にすごくなんか………」

 

メリル「謙遜しなくていいのよ。普通の人間にはとても難しい事だもの。」

 

ミレル「そうだよ! 私なんて、お風呂上がりにしっかりと髪を乾かそうとしていたけど3日で辞めちゃったもん!」

 

U「それはただの三日坊主だ………」

 

ルミア「………それと、勝負強さもあるんでしょう? 例えば、マジシャンバトルとか!」

 

メリル「そうね………Uは本当に欲しいカードを、ちつもバシバシ引いているわね。」

 

ミレル「殆ど負け無しなのも強さを証明しているよね!」

 

U「お、おい。言い過ぎだって。」

 

ルミア「へぇ………私は気になるなぁ………Uの強さが。」

 

ルミアはニコニコとしていた。それを見たUは………

 

U「………まさかこの流れは………」

 

何かを察知していた。そしてルミアは間もなくこう言った。

 

ルミア「U! 私とマジシャンバトルで勝負しよう!」

 

U「………やっぱりか。」

 

Uはルミアの話し方や様子などから薄々そうなるのでは無いかと感じていたが、的中した。

 

U「まあ、構わないんだが………」

 

ルミア「やった! じゃあ、準備してくるね!」

 

ルミアはそう言うと、大広間を後にした………

 

メリル「………やけに気に入られているわね、U。貴方に対する記憶が無いのに………疑いを持たれなかったのは初めてじゃない?」

 

U「かもな。でも、それでもどこか悲しいかな………今のルミアは気に入ってはくれてるだろうけど………それはどこか違う………なんか、興味を持っているだけって気がして………」

 

Uはそう言うと、左腕に身に着けたマジックファイルからデッキを取りだし、腰に身に着けたベルト型のカードホルダーからカードを取り出すと、机の上でデッキ調整を始めた。

 

ミレル「………戻るといいよね、ルミアの記憶………!」

 

U「………それも苦労無く戻ってくれればいいんだが………そうもいかなそうだな。」

 

Uはどこか苦労しそうな………疲れた表情を浮かべたのだった………

 

 

 

その後、Uは庭に呼び出せれ、2人はマジシャンバトルをする事に。

 

ルミア「手を抜くのは無しだよ?」

 

U「手は抜かないよ。元から………」

 

Uはそう言うと、マジックファイルからカードを5枚引く。ルミアも安心する様子を見せ、デッキからカードを5枚引く。

 

2人「マジシャンバトル………スタート!」

 

そして、2人の掛け声から、マジシャンバトルを始めたのだった………

 

 

 

Uとルミアの対決。遊びとしてのマジシャンバトルの中で、U達には予想だにしない事が起きる事になるのだが………勿論、U達はそんな事を予想している訳無かった………

To be continued………




次回予告
Uとルミアの2人の対決。序盤はUのパワーを活かした速攻で攻めるが、ルミアはそれに対し新カードで対抗する………!!
次回「栄光を操りし力」

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