「こんにちはルピです」
「こんにちはシアです」
「ユエです」
「ハジメです」
すいませんでした、、、テスト期間で書いている暇がありませんでした
これからは投稿頻度も上げていきます
「頑張れよ主」
はーい
それではどうぞ
ゴーレムたちの動きは巨体に似合わず俊敏で、見た目もあってなかなかの迫力がある。
だが、さすがに対処できないほどではない。
「なぁハジメあれに銃弾聞くと思う?」
「一応、ルピの弾は結構いい素材で作ってると思うから多分大丈夫」
「OK、てことはブッパするぞ」
異世界の鎧は案外たやすく貫通することができた、ちらっとシアのことを見ると
「どりゃァァァァァァァー----------!」
一方的な虐殺が行われていた。俺があげたジャンプシューズ(仮)を使いこなしながら、騎士たちを砕いていた。さらに驚いたことがあった靴をいきなり騎士に向けて使ったのだ、俺もこんな使い方をすると思っていなかったかめっちゃびっくりした。さすがにこれには、ハジメとユエも思わず戦闘をやめてしまった、そのあとすぐに意識を戦闘に意識を向けた。
「キリが、、、、ない!」
ユエがこんな言葉を発した、確かに見た感じ騎士はこんな数いなかったはず、、、
と思い頭を貫通した騎士を見ていると、起き上がってきたうえに傷が全回復していた。
「こいつら、無限に起きあがるぞ!倒してもキリがないのはこのせいだ!強行突破するぞ!俺に続け!」
「「「わかった」」」
「くそがこの扉封印されてやがる、、、離れて衝撃に備えろ!」
「「「へ?」」」
扉にC4もどきつけて、少しだけ離れた場所で起爆した。扉は木っ端みじんになっており、何体かの騎士が巻き添えになっておりいい感じに道が開けている。
「全員あの扉に行ってくれ!殿は俺がやる!」
残弾はまだまだある、いい感じにフラットラインも異常はない
騎士たちは扉の向こうに行かせるかとは言わんばかりと言わんばかりの勢いでハジメたちに向かっていった。
「俺を無視するんじゃねぇよ!」
宝物庫からCARを取り出し近接戦に向いている状態になって撃ちまくる、近づかれても、殴ったり、蹴ったりするなど、残機無限騎士を相手どっていた。
ハジメたちを見るともう扉前にいた。あとは俺が行くだけだ。騎士たちにグレネードを5個ほどプレゼントしておいた、この迷宮の主に料金を請求しなくては、、、、
扉の前からハジメの援護射撃を行ってくれていた。助かるな
そして扉前についた。ユエとシアは扉の向こうの部屋に入っており、ハジメと俺は適当にグレネードをぶちまけておいた。そして部屋の中にいた2人が部屋の扉を閉めてくれた。
「ふぅ、なんとかなったか」
「そうだね、それにしては・・・」
部屋の中は、何もない四角い部屋だった。よく観察してみるが、手掛かりのようなものは何もなかった。
「これは、あれか?これみよがしに封印しておいて、実は何もありませんでしたっていうオチか?」
「・・・ありえる」
「ハハハ」
「けど、そうだとすれば、どうやってここから出るんだ?」
「せめて、他に扉のようなものがあればいいのだけど・・・」
4人がかりでなにか手掛かりがないか入念に調べる。
ガコンッ
すると、もう聞き飽きた例の音が聞こえてきた。
「「「「「ッ!?」」」」」
仕掛けが作動すると同時に、俺たちの体に横向きのGがかかる。
「っ!?何だ!?この部屋自体が移動してるのか!?」
「・・・そうみたッ!?」
「うきゃ!?」
「うおっ!?」
俺が推測すると同時に、今度は真上からGがかかる。
急激な変化に、ユエが舌を噛んだのか涙目で口を抑えてぷるぷるし、シアは転倒してカエルのようなポーズで這いつくばっていた。俺は壁走りや2段ジャンプをしながら
がんばった。
部屋はその後も何度か方向を変えて移動しているようで、約40秒程してから慣性の法則を完全に無視するようにピタリと止まった。ハジメは途中からスパイクを地面に立てて体を固定していたので、急停止による衝撃にも耐えたが、シアは耐えられずゴロゴロと転がり部屋の壁に後頭部を強打した。方向転換する度に、あっちへゴロゴロ、そっちへゴロゴロと悲鳴を上げながら転がり続けていたので顔色が悪い。どうやら、相当酔ったようだ。後頭部の激痛と酔いで完全にダウンしている。ちなみに、ユエは、最初の方でハジメの体に抱きついていたので問題ない。
俺の方も、揺れる部屋の中で上手くバランスをとったのでなんとか無事でいる。
ただ、体にかかるGが途轍もなかったこともあって、俺の方はしばらくはまともに立てそうにない。この部屋のおかげでこの迷宮のコンプセクトがわかった。普通の人の目的と、パイロットの迷宮の目的の違いが分かった
「ふぅ~、ようやく止まった・・・ユエ、大丈夫?」
「・・・ん、平気」
「俺は何とか無事だ」
「少し休憩する、あの部屋の中で壁走りやら2段ジャンプをやりまくったからな」
部屋の方を見てみると、特に変化はなかった。だが、扉から出たらそこは違う場所だろう。
「ルピさん。私に掛ける言葉はないので?」
そんなことを考えていると、シアが青い顔をしながら俺たちの方へと向かってきた。
「いや、今のお前に声かけたら弾みでリバースしそうだしな・・・それなら無理せず休んどけ」
「そうだね、少し休憩してからここを調べようか」
「すいまごこっうっぷ」
「ほれみろ、いいから少し休んでろ」
「うぅ、は、はい。うっぷ」
部屋の隅で四つん這いになってうずくまるシアを横目に、俺たちは部屋の中で休憩しながら部屋を確認したのだが、やっぱりなにもなかった。どうやら、扉の先に進まなければいけないようだ。
「どんな奴がいるんだろうか?」
「・・・操ってたヤツ?」
「もしかしたら、ミレディ本人って可能性もあるのかな?」
「いや、ミレディは死んでるはずだろ?」
「どうだろう。俺たちのわからない神代魔法がまだ5つはあるわけだし。もしかしたら、不老不死の秘法みたいな神代魔法もあるかもしれないしね?」
「・・・何が出ても大丈夫。ハジメは私が守る」
「ありがとうユエ、僕もユエを守る」
「イチャイチャしとるなバカップル、シアいけるか?」
「まだしんどいですが、いけます」
とりあえず、俺の方も立てるくらいには回復したから、部屋の外に出る。
「さぁ、何でも来い!」みたいな感じで扉を開け放つと、
「・・・ん?なんか見覚えがないか、この部屋?」
「・・・気のせい、ですよね」
「・・・たしかに見覚えがあるね、この部屋」
「・・・物凄くある。特にあの石板」
その部屋は、中央に石板のある部屋だった。左側には通路もある。
ということは、つまりだ。
「最初の部屋・・・みたいですね?」
シアの言う通り、どこからどう見ても最初の部屋だった。
いや、そんなことがあるはずがないと周りを見渡すが、石板に書いてある内容にすごい見覚えがあった。
すると、床に光る文字が浮かび上がってきた。
まさか、と思いながら読んでみると、
『ねぇ、ねぇ、今、どんな気持ち?』
『苦労して進んだのに、行き着いた先がスタート地点と知った時って、どんな気持ち?』
『ねぇ、ねぇ、どんな気持ち? どんな気持ちなの?ねぇ、ねぇ』
『あっ、言い忘れてたけど、この迷宮は一定時間ごとに変化します』
『いつでも、新鮮な気持ちで迷宮を楽しんでもらおうというミレディちゃんの心遣いです』
『嬉しい?嬉しいよね?お礼なんていいよぉ!好きでやってるだけだからぁ!』
『ちなみに、常に変化するのでマッピングは無駄です』
『ひょっとして作ちゃった?苦労しちゃった?残念!プギャァー!』
「「「「ミレディーーーーーー!!!!!!!!」」」」
ストレスが限界突破した俺たちは、迷宮全体に届けといわんばかりに叫んだ。
その後、この怒りを原動力にして俺たちはライセン大迷宮攻略を再開した。
ルピside→???side
「まさかこの時代にあの子の意思を引く継ぐ者がいたんだ、、、」
モニター越しにそんな言葉こぼす小さない解放者は1筋の希望を見出していた
「粗削りだけどあの子の残した物をあそこまで使いこなすなんて、それに私が作り出した騎士たちを貫通するほど強力な弾丸、しかもそれを宝物庫に入れて持ち運びにも適している、、、ん?なんで2人が宝物庫を持っているの?、、、おーちゃんの所をクリアしたの?そうだとしたら、かなりの時代が経つんだ、、、あの子たちの怒るところは面白いなぁ、久しぶりに笑ったなぁ。もしここまで来るんだったら本気でやらないと、、、このデバイスはどうするの?教えてよクーパー」
今回のログ
迷宮は俺たちを煽り散らかしている、そしてストレスが爆発した。ミレディがいたらー-----------------------------------
ここからはデータが破損してします、データの修復をしてください
感想などありましたらどうぞ
これからはもう少し投稿頻度上げます
直感で
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獣
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歌