バイバイの実の倍加人間   作:さい

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戦闘シーンは書くのが苦手なので、了承を。


第二話

あれから俺はトール大佐の推薦で本部に行くことになった。

「どうも。新兵のリンスケです!よろしくおねがいします!」

「お前の噂なら聞いている。軍教官のゼファーだ。よろしく。」

「ゼファーさん!よろしくおねがいします!」

 

どうやらこの人が俺を鍛えてくれる教官らしい。

目標は大将!頑張るか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

訓練所

 

「ハァハァ...」

「そんなものかリンスケ!!遅い!!」

「そんなのこれのせいだろ!!」

 

挨拶が終わってすぐ訓練が始まったんだが、さっそく海楼石とやらの腕輪をつけられての手合わせ。(海軍専用)すこぶるしんどい。それに教官が六式を使ってもそれ以上のスピードで攻撃をしてくるため、そもそも体が追いつかないから見聞色でも回避が難しい。

 

 

 

 

 

それから少し

 

「ハァハァ...ようやく終わった..」

「たったの30分だぞ?それに剃のスピードも足らんな。基礎能力が低いから地力を上げて能力の幅を伸ばさなければな」

「なるほど....」

「というかお前本当に新兵か?」

「まぁ一応...」

「ちょっとまっておけ。」

 

 

何をするつもりなんだろう....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼファー視点  元帥室にて

「コング元帥。この新兵のリンスケ。先程早速訓練をしたんですが、新兵の実力ではありません。もっと地位を上げるべきではないかと思います。」

「うーむ...ゼファーが言うぐらいなのだから相当な実力なんだろう。」

「ええ。能力者で、内容が基礎能力依存で身体強化をできるようで...」

「強力で単純な能力だな。よし、それなら半年ぐらいたったらネイキッド中将に預けてみるか。」

「それからは私たちが彼を鍛えるということで?」

「ああ、それで頼む。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リンスケ視点 訓練所

「ということだ。リンスケ。お前はネイキッド中将の部下として半年働いてくるんだ。」

「は、はい。分かりました。」

「大丈夫だ。やつは温厚だ。安心していけ。」

「じゃあ、もう移動の準備ですか?」

「そうだ。あとこれ、腕輪の鍵だが、基本はつけておけ。これで日常生活も運動に変わる。」

「えー...分かりました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この人がネイキッド中将か。聞いたとおり温厚そうだな。

 

「これからネイキッド中将の部隊に配属します、リンスケ三等兵です。よろしくおねがいします!」

「あァ、君がリンスケか。ゼファーから話は聞いた。これからよろしくな!」

「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

甲板

俺はさっそくネイキッド中将の軍艦に乗って雑用をすることになった。

今は甲板を掃除している。

 

「それにしてもリンスケは働き者だなぁ!」

「ありがとうございます!」

「期待できる人材だな!」

「精進します!」

 

平和だな〜と思った矢先、

 

敵船!総員臨戦態勢に入れ!

「海賊か!」

 

急な敵の襲来である。

 

ドォン!

 

【大砲!?】

 

「みんな危ない!伏せて!」

「!?」

「脚力、って能力使えないんだった。嵐脚!」

 

ボォン!

 

意外と海楼石あってもどうにかなった。

 

「あ、ありがとう。」

「お、おい、それどうやったんだ?」

「少し前まで大佐に稽古をつけてもらったんです。」

「そ、そうか...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後俺は中将に呼び出された。

 

「リンスケ」

「なんですか?中将」

「お前、六式使えるのか?」

「なんで知っているんですか?」

「さっき甲板の方から部下がお前が大砲を嵐脚とかいって吹き飛ばしたと聞いてな。」

 

あーあれか。まァびっくりするよな。

 

「あーそうですね、」

「一応聞くが、覇気も使えるのか?」

「ええ。ある程度は。」

「あ、ああ分かった。ありがとう。もう大丈夫だ。」

「そうですか!では失礼します。」

 

 

 

 

 

 

リンスケが部屋から出ていった後、

「......新兵のレベル上がってないか?」




これゼファーが教官になったのが32年前...すげぇ長生きだなゼファー...

ネイキッドという名前はゼファーとしらべたらバイクの名前が出てきたので、
調べてみたらバイクの種類の名前にこれがあったのでネイキッドとして名付けました。
(非能力者です)

1年間鍛えてもゼファーのしごきには耐えることはできないってね!

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