バイバイの実の倍加人間   作:さい

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第四話

「zzzz....」

おい、ボルサリーノ!起きとかないと教官にぶっ飛ばされるぞ?

そうじゃボルサリーノ!!起きろ!!

そうなのか?ボルサリーノ.....寝てんのか?テメェ...

「ふぁ.......ん?い、嫌な予感...」

座学中に寝るのは何回目だボルサリーノ!!!

「っ!八咫鏡《やたのかがみ》

「ちっ、お前の能力は便利だなぁ...」

「危ない危ない.....」

 

ちなみにこのボルサリーノの反応速度0.1秒、それからの教官の攻撃開始1秒、最後にボルサリーノの八咫鏡0.1秒

計1.2秒の出来事である。

 

「やっぱはえェなァボルサリーノの能力は!」

「とはいえおんしも目で追えてたじゃろうリンスケ。」

「目では追いついても反応して行動するのは無理だと思うけどね〜」

 

やっぱり自然系《ロギア》は便利な能力だなぁ...

 

「はぁ...もう座学を始めて2時間たっていたか。じゃあ今日の座学はこれで終わりだ。」

「「「ありがとうございました」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ。少尉になってもう1週間か」

「意外と早かったのぉ」

「そうだねぇ〜」

「次は訓練か。移動するか。ところで2人はゼファー教官を知っているか?」

「知らないねぇ〜」

「わしも知らんのぉ。」

「すげぇ強くてさ、しごきがえげつないんだ。このブレスレットもゼファー教官が毎日つけろって言ったものだし...」

「さぞかしすごい人なんだねぇ〜」

「そんなひとに戦いを教えてもらってよかったじゃないかリンスケ。」

 

 

 

ゼファー教官、まだ本部で誰かをしごいているのかな...ゾッ!!

 

 

 

「〈ガチャ〉失礼します」

おお、久しぶりだな、リンスケ。

「き、教官...」

「この人が教官なのかい?」

「ああ。俺がゼファーだ。今日からお前たちの訓練の教官を務める。」

「ま、マジか...」

なんだ、俺じゃ不満か?

「いや、ゼファー教官のしごき、強すぎるんですよ...」

「それはお前の体力不足だ。」

でも海楼石の腕輪もつけていたし...

「なにか言ったか?」

「い、いえ、何も...」

「じゃあ、早速訓練を始める。訓練の内容は、お前たち3人と俺との”3対1”の組手だ。基本、能力は禁止、六式、覇気は有りとしよう。制限時間は今日は30分にしてやろう。終わる条件は俺がくたばるか、時間が30分経つかだ。お前らがくたばっても、終わりはせんぞ。誰かが倒れた時点で、タイマーストップ、3人共が戦える状態になったらまたタイマーを進める。」

「なんじゃその鬼畜ルール」

 

思わず本心を口に出してしまった。

 

「文句を言うな!!5分延長だ。」

「く、すみませんでした。」

「分かればいい。では1分後開始とする!準備しろ!」

「はい!」




けっこう時間があったから投稿できた。

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