スケベ過ぎる変態呪術師 呪術廻戦ER0   作:スピリタス3世

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第二十四話 猥談の核心

  side 乳盛

 

 呪霊の術式は無効にした。でも………

 

花御「芽を恐れては、術式も発動できませんね。」

伏黒・乳盛「「くっ………!」」

 

 それを恐れるがあまり、なかなか手出しが出来ひん‼︎これ以上真希ちゃん先輩を酷使させるわけにはいかんのに………っ!

 

真希「安心しろ、2人とも‼︎」

乳盛「でも………っ!」

 

 ウチも頑張らんと………っ!

 

真希「役者交代だ‼︎」

 

 役者交代⁉︎疑問に思うウチらの元に現れたのは、

 

東堂「ブラザー、イケるな‼︎」

虎杖「ああ!」

 

 性癖が同じの2人やった!

 

乳盛「お願いします!」

伏黒「頼む…………」

 

 こうして、ウチと恵君と真希ちゃん先輩は一時撤退した。

 

 

 

 

  side 透

 

 俺は歌姫先生たちがいた待機場所に戻っていた。

 

新「とりあえず、家入先生の診察入るまでは僕から離れんといて!」

三輪「お大事に………」

透「了解………っ!」

狗巻「しゃけ。」

 

 ちなみに東京観光組も戻ってきている。

 

真依「ちなみに、今どんな感じなの?」

西宮「透君が当たったあの未登録の特級以外に、呪詛師が何人か来ているみたい。先生たちと加茂君、パンダ君、茶髪の子(野薔薇)で対応してる。ただ………」

透「ただ…………?」

 

 何か悪いことでもあるのかな………?

 

西宮「透君たちが居た帳の中、あの帳は五条先生だけ入れない仕組みになっている。」

 

 マジか…………

 

透「五条先生は参加できないってことか………」

 

 正直あの人1人いれば、状況がガラリと変わる。あの人が使えない今………1級である俺は、下手したら最高戦力かもしれない………となると………

 

透「俺が………もっと頑張らないと………」

新「無理せんといてや。喉痛いんやろ?」

透「大丈夫、これ以上喉は悪化しないよ。」

狗巻「しゃけ。」

 

 考えるんだ、方法を…………

 

 

 

 

 一応我が家には、最強と言われる極の番がある。ただあまりにも性欲を消耗するため、最低でも2週間のオナ禁をしなければ使えない。仮に使えたとして、当たるかもわからないのにテクノブレイクで死ぬリスクがある。

 

 それならば、他の方法を考えなければいけない。不意打ちか何かで領域展開に持ち込んだとして、あの頑丈さ…………恐らく今のオナ禁日数では、猥談を100分続けないと無理だろう。そんなに長く領域展開は出来ない。もって20分だ…………

 

 だったらどうする………?一つ一つの猥談を高密度にするのか………。猥談の攻撃力は性欲に比例するから………よりムラムラする猥談を言わなければいけない。自分の性癖ドストライクに近い猥談を…………

 

 でもドストライクの性癖とはなんだ?おっぱい程度の性癖ではあまりに広すぎる。もっと考えないと。何がいい?何が一番感じる?何に対して、一番ムラムラするのか………?部位のおっぱいは確定として、他に何が…………

 

新「大丈夫かいな、透?」

透「ありがとう、新。」

 

 コイツの場合ドストライクの性癖は、旅館の個室付き温泉で全裸の乳盛ちゃんにバックで挿れることだと思う。つまり性癖を絞る要素として、部位だけでなく、場所や対位、人も関係してくるか………

 

 場所はどこがいい?答えは…………自分の部屋だ。自分の部屋で女の子とエッチするのが一番興奮する。

 

 次は対位。これは騎乗位だ。何故ならおっぱいという素晴らしき山脈を目の前で堪能することが出来るから。上下運動とともに揺れるおっぱいが、俺の股間を昂らせる‼︎

 

 さてと、最後に人…………これは本当に難しい。乳盛ちゃん、真依先輩、霞先輩………野薔薇ちゃんに真希先輩、更には歌姫先生まで。魅力的なおっぱいが多すぎる。この中で1人を選ぶのか⁉︎そんなことが出来るのか、俺に⁉︎そんなの、難しすぎる‼︎

 

透「くそぉ、真にエッチとはどういう状態なんだ………っ⁉︎」

新「大丈夫ちゃうな。」

西宮「大丈夫。透君は元から変態だから。」

新「それ諦めてええんっすか?」

 

 考えろ、考えろ、考えろ‼︎一番ムラムラするのは何だ⁉︎

 

 

 

 考えること20分。俺なりの答えは得られた。後は実行するだけ。

 

透「桃ちゃん、連れてって。あの呪霊のところに。」

西宮「透君、大丈夫なの?もっと休んでたら?」

透「いや、大丈夫。イける‼︎」

西宮「透君がそこまで言うなら…………」

 

 こうして、俺は桃ちゃんにさっきの呪霊がいるところまで運んでもらった。

 

 

 

 そして辿り着いた先で、

 

東堂・虎杖「「黒閃‼︎」」

花御「なっ…………⁉︎」

 

 性癖が同じ2人が戦っていた。ここに今から俺は乱入する。

 

透「領域展開 コンパニオンルーム‼︎」

花御・東堂・虎杖「「「い、いつの間に⁉︎」」」

 

 ただし、不意打ちで。領域を展開し、呪霊だけを巻き込む。正直不意打ちはそんなに好きじゃないけど、大切な人を守るためなら仕方なし‼︎

 

花御「やりましたね。ですが私も領域を持ってます。この程度、今からでも上書きできますよ。」

透「無駄ですね。この領域内では猥談×性欲のみが攻撃手段。それ以外は全て無効化されます。」

花御「なにっ⁉︎」

透「呪霊の貴女に性欲は無い。つまり貴女は、何も攻撃出来ないのです。」

 

 そして言うんだ‼︎猥談の核心、ドストライクの性癖を‼︎短期間でケリをつけるために…………っ‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

透『自分の部屋で、桃ちゃんに騎乗位されながら、ほんの少しだけ揺れるおっぱいを眺めていたい。』ビューン

 

 攻撃の猥談を発した時に出る衝撃波に、白い色がつく。

 

花御「うぎゃぁぁぁぁぁ‼︎」バーン

 

 そして、それを喰らった呪霊が祓われる。とてつもない威力。ようやく分かった。これが猥談の核心、白閃(はくせん)か‼︎

 

 ただ、45った後の疲労感がある。恐らく何発も使えば、テクノブレイクするだろう。

 

 

 

 

 白閃…………両親もこれについては教えてくれなかった。いいや、教えられなかったのかもしれない。恐らく、誰にも教えないという縛りだろう。エロの真理について考え、たどり着いた者だけに与えられる境地。そういえばよく言ってたなぁ………

 

透父「透、いいかい?」

透「なぁに、お父さん?」

透父「大切なのは、常に自分にとって何が一番エッチなのかを考え続けることだぞ。」

透「はいっ!俺ずっとエッチなことを考え続けるよ!」

透母「偉いねえ、そしてエロいねぇ透は♪私たちの自慢の息子だわ!」

透「ありがとう、お母さん!」

 

 あれはこういうことだったんだ。ありがとう、お父さん、お母さん‼︎俺、更にエッチになれたよ………っ‼︎たどり着いたよ………っ‼︎感情が昂るあまり、涙が止まらなかった。




まさかの花御討伐成功‼︎やったね♪

ちなみに透と花御が同時に領域展開をしたら、現時点では花御が勝ちます。また、白閃も避けられると無駄に疲れるだけなので、効果必中になる領域展開と組み合わせるのが一番有効です。透は呪術とエロに関しては天才なので、その辺すぐに思いつきました。

最後に、長かった東京姉妹校交流編も次回で終了です。お楽しみに!

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