独立行政法人日本ウマ娘トレーニングセンター学園   作:<regulus>

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文書LOG-20■■-00A-237(内閣情報調査室データストレージ-アーカイブ-A22ラック)

【文書LOG-20■■-00A-237(内閣情報調査室データストレージ-アーカイブ-A22ラック)】

 

【企業調査記録(簡易)No.237-Faitheon_Services】

 

【注意:本文書は セントラルコンピューター の判断によりロックされています。編集には セントラルコンピューター の許可が必要です。ロック理由は 開示不可 です。】

 

 

20■■年■■月■■日から20■■年■■月■■日までの■■■日間にわたるFaitheon Services社(以下SF社)についての受動的情報調査において、特記すべき事項、または継続的な調査を要する項を以下に記す。

 

i. 注意事項

 本報告書は第一級国家機密に指定され、この文書の存在も機密対象である。取り扱い、記載情報の伝達について厳重な管理を求める。

 特に許可のないものの閲覧、物理媒体への出力、複製・複写等を厳重に禁ずる。違反者は対処担当者によって即座に特定され、処分される。

 また提出3日後に本文書は自動でアーカイブされ、数値等重要箇所はマスキングされる。マスキングを除去した状態での文書閲覧は、レベル3文書閲覧規則に基づき、内閣総理大臣、情報大臣、内閣情報調査室長いずれかの許可が必要である。詳細については規則を確認せよ。

 

ii. 報告

 SF社は民間企業としてアメリカにて登録され、軍事サービスをその商品として活動する企業である。創業者は米軍OBの■■■■■■氏。他にも国防省OBなど、元公的機関メンバーが多数存在。

 軍備についての詳細な量的数値はサーベイデータ(237-01)を参照されたい。一般的なシークレットサービス等と比較すると、その活動規模からして明らかに軍備が過剰である。特記するべきこととして、装甲車等をはじめ、歩兵戦闘車、自走迫撃砲、小型戦闘艦、対戦車攻撃ヘリなどを保有する。昨今の大きくなりつつある民間軍事市場を前提とし、要人警護や対テロ戦闘を考慮しても武装のレベルは過剰と言わざるを得ない。

 またGeneral Industry社(以下G.I.社)の武器テスターとして活動していることが判明。G.I.社の米政府に対する影響力を考慮し、SF社の政治的影響力についての再評価のため追加調査を要請する。

 そのほかの点について、多くの未確定情報が報告された。確度による分類を行った資料(237-02)を参照せよ。

 また、未確定情報のうち、おそらく確定的だが証拠が不在であるものとして、米軍中東ミッションへの関与が疑わしい。現地協力者が交通事故(インシデント-023 別紙参照)で死亡したため、調査が中断されている。早急な追加調査を求める。

 

iii. その他資料

 FS社ロゴ

 

【挿絵表示】

 

 

iv. 補遺

  また、調査において、これも疑惑の域であるが、妨害工作を受けた可能性。組織内部の情報機密性について調査の必要性あり。

 (以下 セントラルコンピューター の判断で表示不可)

 

20■■-■■-■■/■■:■■  内閣情報調査室■■■■部■■■■係 ■■情報官

 

 

【注意:編集不可 要請:セントラルコンピューター  理由:開示不可】

 

【LOG-END】

開示済みの情報に関する設定集は必要か

  • 詳細な説明を含めて必要
  • 一部必要(企業ロゴのみ等)
  • 必要ない

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