『遂に来たぜ年に1度の大バトル!卵だからって侮るなよ?つーかお前らの目的はコイツらだろ!?ヴィランの襲撃を乗り越えた鋼の卵!!』
『━━━━━━━━━A組だろぉ!?』
ワァァァァ!!
「開会式を始めるわよ!」
「『18禁』なのに学校にいていいのか……?」
「いい。」
「選手宣誓!1-A、心操 人使!クラウンピース!」
「え?2人?」 「なんでコスチューム来てるんだ?」
『えー、皆気になっているでしょうし、説明のために先に話しておきます。……この子の名前はクラウンピース。俺の個性です。』
『あたいは地獄の妖精クラウンピース!いーーーっぱいイタズラしてやるから覚悟しろよな!』
(((やっちゃったよ!!!)))
「イタズラだとー!?」「バカにしてんのかー!」
『選手宣誓に移ります。我々雄英生は、ヒーロー精神に則り、皆に希望を与えるような戦いをすることをここに誓います。1年A組、心操 人使。』
(((普通だ……)))
「さて!選手宣誓も終わったことだし、早速第1種目と行きましょうか!その内容は……「ダン!」障害物競走!!」
「ルールの説明に移るわ!コースはスタジアムの外周4km!コースアウトしなければ『何をしてもOK』よ!」
「んー?」
((((やばい!!))))
「さあ、『位置につきまくりなさい』……」
『スターーート!!』
ビシ!……ビシビシ!!
『さあ轟の派手な妨害から始まった雄英体育祭1年部門!実況はボイスヒーロー、プレゼント・マイクと!抹消ヒーロー、イレイザーヘッドの解説でお送りするぜ!解説のギプスマン?Are you ready?』
『無理やり呼びやがって……』
「ひゃっほおおおう!!」ドン!ドン!ドン!
『ここでピース!あ、ピースってのはクラウンピースのことな!お手製のパイバズーカを乱射したァ!!もうコースがクリーム塗れになっちまったぜ!』
「「「アイツ……絶対ぶっ殺してやる!!」」」
『てゆーか心操のヤツ、やけに走るの速くないか?』
『よく見ろ……ピースが背中の羽で浮かしてる。擬似的なホバーをやっているんだ。』
「ボサボサ野郎ー!ピエロ女ァ!!」BOMB!
「おっと!あたいとご主人のサーカスは邪魔させないぜ!
獄炎『グレイズインフェルノ』!」
「クソがァ!なんだよこれ!邪魔だ!!」
『さぁ第1関門のお出ましだ!名付けて、ロボ・インフェルノ!』
「そーれ!『地獄の蝕』!」
「「「!? 倒れてくるーー!!」」」
ドシーーン!!
『おっと?なんか潰された奴がいねぇか?』
「「効かねぇーー!!」」
「「あ?」」
「「……俺とダダ被りじゃねぇか!!」」
『さぁ第1関門を抜けて今の順位の発表だ!1位!心操、クラウンピースのタッグ!2位!轟 焦凍! 3位!爆豪 勝己!』
「「チッ……」」
『さぁ第二関門だぜ!落ちればアウト!それが嫌なら這いずりな!ザ・フォール!』
「へへーん!飛べば楽勝だ!ついでにこれでも喰らえ!」ポイッ!
パァン!!
「なんだこれ!?引っ付いて取れねぇ!」
「これ……峰田のもぎもぎじゃん!」
「ふっふっふっ……毎日コツコツ集めてたのさ!」
「やけに減ってたのはお前の仕業かーー!!」
「やーいひっつき虫!ここまでおいで〜!!」
「チクショー!!なんも言い返せねぇ!」
「喰らえ!」ビシビシビシ!!
「それ!」ボォォォ!!
『さっきからピース達に対する殺意がすげぇな!』
『さぁ早くも最終関門のお出ましだぜ!辺り一面地雷原!怒りのアフガンだ!殺傷性はないから安心しなよ!音と演出は派手だからチビっちまうかもな!』
『人によるだろ。』
「ご主人!交代だ!」ヒョイ!
「頼んだぞ。ピース。」
「イッツルナティックターイム!!」
BOMB!BOMB!BOMB!BOMB!BOMB!
『ゴリ押しにも程があるだろうが!地雷原をピースの奴、そのまま突っ切りやがった!』
『耐久力もバケモノ級だな。』
「逃がすかァ!!」ビシビシビシビシ!!
「死ねぇぇぇぇぇぇ!!」BOOOOMB!!
ドォォォォォン!!!
「まてぇぇぇぇ!!」
「おっと!ワカメじゃん!スピードアーーップ!!」ダッ!!
(やばい!死ぬ!ピースのとばっちりで俺が死ぬ!)
「ピース!もっと速くしろ!」
「あいよ!」バビューン!!
「やべっ!追いつかれるよ!ごめんご主人!」ブンッ!
「!? うわぁぁぁ!!」
『ゴォーーール!!』
『さて!リザルト発表の時間だ!1位!最後はぶん投げてゴール!心操人使、クラウンピースのタッグ!2位!突然現れたダークホース!緑谷 出久!3位!轟 焦凍!……42位!ギリギリセーフ!青山 優雅!』
「危なかった☆」
心操君のヒーロー名にいい案がある?とりあえず思いついた候補 コントローラー
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ワシに良い考えがある!
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ないッ!!