ということで、 第二幕「Re.ゼロから始める異世界鉄血 -The First Continue-」があじまるあじまる!
Episode.0-1「RE:転生」
まるで俺らには休息の時など与えられないとかいう内容の天啓が降りるが如く世界神の口から次の仕事の命令がくだったのは、冬夜ことスマホ太郎が居た世界から帰ってきて一週間としない内だった。
「...............勘弁してくれよ...。(切実)」とボヤいたのは俺。
休みがないとかいう残酷な現実へのショックでガクッと項垂れ、腑抜けた声で応えたのだ。
おいおい.....、ブラック企業か?...ここは.....。(´;ω;`)
『(切実)』って付いちまったよ...まったく...。( ´Д`)=3
「なんで?」と寝転んだ体勢でお茶請けの煎餅を口の中で砕きつつ、流石のミカも惰性ながら反抗の声を上げた。
その時の姿勢は怠惰そのもので、某邪教集団の◯罪司教の怠惰を担当しているロマネなコンティさんが見たら...って、ダメだダメだ、そいつ今後登場するんだから今話すなんてーー
「それはダメだ。」
「なんで俺の心の声が聞こえてんだよ?!」ミカの「鋭い」のレベルで片付けられないツッコミに対してツッコミを入れた。
よく考えてみると『ツッコミに対してツッコミを入れる』って相当おかしい状況だな...。
「ゴホンッ、兎に角...次に行ってもらう異世界は今行かんといかんのじゃ。」と俺らの繰り広げている超絶不思議な漫才&俺のメタい思考をサラッと流し閑話休題。
「?」駄洒落のつもりか?『行かんといかん』って。(うp主「閑話休題になってねぇww」、オルガ「閑話休題なんてねぇよ。うるせぇよ。黙れよ。閑話休題なんてねぇよ。拳こそ正義。閑話休題なんかねぇよ。正しいのは俺。」、うp主「チョットナニイッテルカワカンナイ。」ミカ「理解しないうp主を血祭りに上げてやる」、うp主「お助け下さい!(アスパラガス風)」)
この神はもともとゆっくり...(うp主「していってね!」、オルガ「おいコラ!」、ミカ「マジでやめて。(ガチトーン)」、うp主「ヒャイ...スイマセン(´・ω・`)ショボーン」)ゴホンッ、失礼。
言い直そう。この神はもともとゆっくり喋るから含みのある言葉か、ない言葉かの判別が利かないのである。そのためこういった場合に駄洒落に聞こえる時があるのだ。
「どういう事だ?」まぁ、それを今から説明するんだろうけどな。
「やや複雑で長い話になるが、順を追って説明して行こう。」神の説明が始まった。
「その世界が観測され、調査をA時点から開始してから24時間と経たずに時間が巻き戻ったんじゃ。」端的に補足すると、ループ現象は八割方A時点からB時点までの期間は1ヶ月以上で、数日も経たずにループする事の方が珍しいのだ。
「少々珍しいタイプなだけのループかと思い、ループしたの時刻をB時点としたが、何回かループした際に、ループのB時点とした時刻を過ぎた。」
B時点の時刻が変わる事は稀にあるらしい。ただ、数日も経たずにループする上に、B時点の時刻が変わる異世界はかなり珍しい。
そして、次に世界神の口から放たれた言葉に、俺が驚愕したのは言うまでもなかった。
「最初は凄く珍しい異世界なだけかと思っておったが、今度はA時点までもが変わり始めた。」
「!?ッ」俺が驚いたのは、A時点が変動したと言うことに対してだ。
何故なら、俺はA時点が変動する異世界を今世界神から聞かされるまで知らなかったからだ。
「まぁ、驚くのも当然じゃよ。儂もこの様なケースは初めてで観測した瞬間は絶叫しそうになったぐらいじゃ。」そう、世界神ですら想定してない事態なんだ。
「そしてつい先程、最初に観測したA時点に時間が戻ったのだ。」
なるほど。
「つまり、今がその異世界への入り時と言うわけか。」
「察しが良いの。」ならば答は一つだ
「わかった。その仕事、俺らが引き受ける!」
「ちょっと待ち給え、オルガ・イツカ。」俺の言葉の直後だった。
元いた世界で俺らを敗北に追いやった、バカの声が聞こえたのは。
「マクギリスじゃねぇか。」
祝!!第二幕開幕!!
始まってしまったああああああああああああああああああああああああ!!
以上です。