これ以上行くと、長くなってしまうので……
すみません……
「ドンッ!」
風太郎は、ガラス扉にぶつかっていた
「なんだこれ!、センサー反応しろ!」
「5人だけでなく、お前も俺の邪魔をするのか!」
馬鹿だろこいつ、面白いから見てよ
「!、あのー、30階の中野さんの家庭教師をしている上杉と申します。
そこのドア壊れてますよ?」
「クククク……」
こいつ監視カメラに語りかけてやがる
そろそろ言ってやるか
「「何やって」」「んだよ」「るの?」
「うおっ、びっくりした、三玖か」
「おはよう、蒼介、フータロー」
「っていうか2人とも、今時オートロックも知らないんだ」
「いや俺は知ってるんだが」
「知ってるなら言えよ!」
「いや、面白くて」
「お前、この野郎……」
「2人とも、何してるの?
家庭教師、するんでしょ?」
エレベーター内
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「ていうか勝手にそういう流れになってるが、なんで俺までしないと行けないんだ
俺も暇じゃねぇし、あぶねぇだろ」
「いいじゃねぇか、暇じゃないってもバイトだろ?、そうそうあたりもしねぇし」
まぁいいか
「?何が危ないの?」
「……いや、なんでもない」
「?」
中野家
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「おはようございまーす!」
四葉の大きい声が響いた
「準備万端です!」
「私もまぁ見てよっかな」
「私はここで自習してるだけなので勘違いしないでください」
「約束通り、日本史教えてね」
えらく従順だな、まぁこいつらも人間か
「よーしやるか!」
このまま順調に行けばいいんだが、と思った矢先
「あ、なーに?また懲りずに来たの?」
「二乃」
強敵出てきたな
「先週みたいに途中で寝てしまわなきゃいいけど」
「は?よく昨日の今日でそんなこと言えr「どうだい?二乃も一緒に」
耳打ち
「落ち着け、ここは優しく接しないと」
それもそうだな
「死んでもお断り」
((イラッ))
「……まぁ4人でいいだろ」
「……ニヤッ
あ!そうだ四葉、バスケ部の知り合いが大会の臨時メンバー探してるらしいんだけど
あんた運動出来るし、今から行ってあげたら?」
「いっ、今から!?」
「でも……」
「なんでも、5人しかいない部員のひとりが骨折しちゃったらしくて、このままだと、大会に出られないらしいのよ
頑張って練習してきただろうに
あー、可哀想」
「そんなの行くわけ……」
「上杉さん!すみません!困ってる人を放っておけません!」
「嘘だろ、」
「あの子断れない性格だから」
と、こういった調子で、三玖以外が出ていってしまった、まぁ俺は五月に連れられて図書館に来た訳だが
「大丈夫かあいつ」
「知りません、そんなことよりここの問題教えてください」
「あぁそこは……」
夕方
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「じゃあ俺帰るわ、じゃあな」
「ありがとうございました、中村君」
「いや待って、財布忘れた」
「え!?何してるんですか」
「すまん、一旦中野家寄ってから行くから、先いくわ」
「わかりました」
PENTAGON(中野家のあるマンション)入口
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「あ、財布忘れた、ん?蒼介?
お前は五月の方行ったはずじゃ」
「財布忘れた」
「お前もかよ」
ピッポッパッポッ
「忘れ物?シャワー浴びてるから勝手に入っていいよ」
「おいそれでいいのか三玖」
中野家
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「お邪魔するぞー」
ぶぉぉぉぉ!
「なっ、三玖!もうでてたのか!」
「まて、こいつ二乃だ」
「は?嘘だろ」
「誰?三玖?お風呂入るんじゃなかった?
空いたわよ?」
「まじか……」
「さっさととって……」
もう逃げやがったあいつ
俺もさっさととって出よう
「いつもの棚にコンタクトあるから取ってくれない?」
目が悪いから見えてないのか、ありがたい
だが、こんな不誠実、バレたら終わりだ
「お昼にいじわるしたこと、まだ根に持ってんの?」
どこだ!?
「あれは勢いで……悪いとは思ってるわよ」
早く……!
「何してんの?そこじゃないって」
「!」
「場所変えてないわよ」
んぎゃああああああ、胸が……!
ダダダダ、今は逃げるしか……
「パパに命令されたからって勝手に家に入って……私たち5人の家にあいつが入るところなんて、ないんだから」
こいつ……まさか……
「決めた!フータローと、ついでにソースケも今後一切出入り禁止!」
すまん、出るのは許してくれ
バンッ
「いった……」
二乃が、棚に手をぶつけた、……ヤバっ忘れてた、不幸が、来る!
「危なっ!」
「!」
バタバタバタ、本が上から落ちてきて、それから守ろうとして、二乃に覆いかぶさってしまった
「えっ!」
この時の俺はまだ理解していなかった
この馬鹿5人組の一人一人と向き合うことの難しさを
そして、俺も教わることとなる
俺もまた、馬鹿野郎だということを!
「不法侵入ー!」
「違う!俺は取りに来ただけだ!」
「撮るって何を!」
カシャ
「「あっ」」
「中村君、何をしているのですか?」
どうだったでしょうか、ここから少し変わってきましたね
さぁ!どっちになるのでしょうか!
感想お待ちしております!