ナリタブライアン、ヤンデレ説   作:それも私だ

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第1話の大筋は基本的に、あるヤンシミュ動画(公式)の内容を辿っていきます。
いろんな意味で原型を感じさせないくらい、それっぽくアレンジしたから……ゆるして


中等部1学年~
誰もが恐れる怪物


(──脆い夢を見た)

 

 現在(いま)よりも幼い頃を思い返すと……その頃にはすでにこの身の内で渦巻いていたんだろう。

 私の中には常に、不満と渇望と空虚感が居座っている。

 

 端的に言って……私は飢えていた。姉貴はそんな私の面倒を見てくれていた。

 姉貴と一緒になって走っていた頃はよかった。

 

 あの人の背を追うだけで、大地を踏みしめる度に、心が満たされていた。

 

 全てが変わったのは、あの日からだろう。

 姉貴が怪我をしたあの日から、全てが変わった。

 

 走れなくなった姉貴は、私と走ってくれる代わりの子を探してくれた。

 私が普通のウマ娘よりも速いことで、みんなの興味を引こうとしてくれていた。

 

 だが、私には他の子のことが分からなかった。

 

 同じ年頃の子に『一緒に走っても面白くない』と言われた。

 レース教室の子にも『あなたには絶対に勝てない』と言われた。

 近所の子には『普通じゃない』とまで言われた。

 

 示し合わせたように、私がいると普通のレース(かけっこ)にならない、と(くち)にした。

 

 他の子が言うには、どうやら私はおかしいウマ娘らしい。

 だが、いくら月日を重ねても自分のどこがおかしいのか理解できなかった。

 

 他の子達はレースで負けそうになると、すぐに泣きそうな顔になる。

 根性を見せない。負けて諦める。私に勝つことをすぐに諦める。

 

 私には他の子達が理解できなかった。

 

 どうしてそこで諦める?

 どうして前に出ようとしない?

 どうしてそんなに後ろにいる?

 どうして上がってこない?

 

 どうしてどうしてどうして──

 

 ──どうして、心を空っぽのままにしておく……?

 

 何も満たされない。誰も満たされない。だから走るんだろ、私達は。

 同じウマ娘なら分かるはずなのに、なぜ。

 

 だからか姉貴だけは、私を走らせようと必死だった。

 まるで『走れない私の代わりに走ってこい!』と言うように。

 一緒になってレース教室の扉を叩いてくれた。

 

 姉貴は必死だったが、心配はしていなかったと思う。

 

 姉貴はよくこう言っていた。

 

『12で神童、15で才子、18過ぎればただのウマ。……この肉を見ろ。どこから見てもただの肉だろう? どんなにおいしい肉でも腹に入ってしまえば同じだ』

『それでも特別なままだったら、きっと特別な奴がやってくる。この特別に大きい肉みたいにな。……おい、私の皿に戻すなっ?! 私はお姉ちゃんだぞ! 妹ならお姉ちゃんの言う事を聞けっ!!』

『お前に充実感を与えてくれる何かと出逢えるはずだ。この肉のように。……もう無理だ、代わりに食べてくれ……うぷっ……』

 

 姉貴は私に安心して欲しかったのだろう。

 いつだって気楽に語りかけてくれた。

 

 姉貴は世界で誰よりも信頼できる家族だ。

 自分(わたし)以上に私のことを案じてくれていた。

 

 社交的で顔の広い姉貴は、私を走らせる為ならどんな所にも顔を(のぞ)かせた。

 何年経っても変わらず……。

 

 どれだけの季節が廻ろうと……何の()も結ぶことはなかった。

 どれだけの時間が経っても……レースの中に歓喜を得ることはなかった。

 

 ()()()、哀れに感じた。

 

 ()()じゃない。私は、この悲しい姉を哀れに感じた。

 頭でっかちなくせに、たったひとりの妹も満足させられない、走れない姉を。

 

 ……だが、ある時、あるひとつの考えに至った。

 

 私が普通じゃないから、他の子は走ってくれないんだと。

 いままでは周りが普通じゃないと思っていた。でも逆らしい。

 

 周りが普通なんだ。ならば、私が普通にすればいい。

 

 姉貴は私に走ることを止めて欲しくなかったから、私は走ることを止めたくなかったから、周りの子達のように普通の走りを演じることにした。

 

 私は普通を演じた。楽しそうに走る私達の姿を見た姉貴の顔は幸せそうだった。

 やっと普通のウマ娘になれたな、とでも言いたげに満足そうに笑っていた。

 

 本当は姉貴も……私が心の奥底では楽しんでいないと気が付いていたと思う。

 姉貴が怪我をして走れなくなるまで、私と一番多く走っていたのは姉貴だからだ。

 

 私のことを一番()く見てきた姉貴だから。

 姉貴のことを一番(なが)く見てきた私だから。

 

 だから……姉貴のことが、いまは少し苦手だ。

 

 

 

 姉貴は脚のリハビリを兼ねて、ウマ娘のことに詳しい小学校に入学した。

 私は1年遅れて姉貴とは別の、普通の小学校に入学した。

 

 自分は妹の世話は焼くくせに、妹に自分の世話を焼かれたくなかったのかもしれない。

 私と一緒にいると無理をしてでも走り出すと、両親が思ったのかもしれない。

 

 ……まあ、それはどうでもいい。

 

 理由はどうあれ、私はまた独りになった。

 

 独りになった私は、姉貴を安心させるための演技は、姉貴が近くにいないことで自然と止めていた。

 

 小学校では学年を問わず、私は恐れられていた。

 私が怖いからと、上級生からも距離を取られた。

 

 最初は普通に接してきていた子も、一度走ると手のひらを返したように怯えだした。

 そうして私は、クラスメイト全員から恐れられていった。

 

 普通のウマ娘なら、その力関係は『不便』だと思うのだろう。

 

 一緒(とも)に遊び、一緒(とも)に笑い合い、一緒(とも)に競い合う。

 誰が誰に聞いても『それが普通だ』と答えるだろう。私もそう答える。

 どこぞの生徒会長サマも『友と共に明日も(トゥモロー)』と言いそうだ。

 

 しかし、そうする気は起きなかった。一度でも演技を止めたせいだろう。

 ……胸の奥に抑え込んでいた不満が、渇望が、空虚感が、一気に膨れ上がった。

 

 ()()に接して欲しければ、他の子達()同じように行動しなければならない。

 ()に接して欲しければ、他の子達()同じように行動しなければならない。

 

 私は正常だ。姉貴もそうしていた。異常なのは周りなんだ。

 

 私の中の常識が、普通の演技を止めさせていた。

 

 声をかけただけで逃げられることもあったが、逆に都合がよかった。

 その背中を追う、1対1のレースを存分に(たの)しめた。

 必死で逃げるあの顔がたまらなかった。

 

 だがそれも、私が追い越した時点でピタリと止まる(おわる)。それでも少しでも長く走ろうと()()を覚えた。

 

 どうせ走れないなら()()()()()()()()()。姉貴もそうしたんだ。

 普通のフリをするよりかは、まだ気分がよかった。

 

 普通にするよりも相手を怯えさせれば、簡単にレースを作れることを学んだ。

 それからは簡単なことだった。私は小学生時代のほとんどをクラスの子の背中を追いかけることに費やした。

 

 不機嫌なフリをしたり、不意に興味が向いたフリをしては、気の向くまま気まぐれにクラスの子たちを追い回していた。

 

 追い抜いた時点で終わりを迎える突発レースの始まりだ。

 勝利の喜びなんて欠片も感じもしない。空っぽの(こころ)が満ちることはない。

 それでも何もしないよりかは、ずっとマシだった。

 

 

 

 学年が上がるにつれ、私と私を取り巻く環境にイラつきを覚えるようになった。

 

 最後(ゴール)まで全力で走りたいのに、授業時間外ではコースも走れない。

 私の開催する突発レースには、ゴールテープもゴール板もない。

 昼休みに校庭を走るウマ娘の姿は、いつの間にか無くなっていた。

 

 共に競い合い、差すか交わすかのレースを味わいたかったのに。

 私と高みを目指し合う存在はどこに居る。いつ現れる。

 

 状況はいつまで経っても変わりはしない。あの日からずっと何も変わっていない。

 

 私はいつになったら満たされる?

 

 普通にするだけでは満たされない。

 恐怖ではまだ足りない。

 

 だが他の子を走らせるには恐怖させるのが一番だ。怖がらせれば勝手に逃げを打つ。

 とにかくなんでもいいから恐れさせればいい。

 

 ……まてよ、足りない要素(もの)同士、普通ではない恐怖を与えてみるのはどうだ?

 足し算で終わるか、それとも掛け算となるか……面白い。

 

『最近、学校の近くに変な人が出るから絶対に付いて行っちゃ駄目だよ』

 

 思い立ったが吉日とでも云うのだろうか。

 そんなことを考えていた日に都合よくも、不審者に注意するように、帰りの会で先生が言った。

 

 雨の日だった。走ることが好きな私は、髪の色と同じ黒い雨合羽を親から渡されていた。

 誰かと一緒に走りたかった私は、黒い雨合羽を使ったことはない。

 

 過保護な両親は傘も一緒に買い与えていた。クラスには傘だけを持ってきている子がほとんどだった。

 ここだけは私も周りも普通(おなじ)らしい。

 

『あっ……傘持ってきてない……』

 

 でも。初めて私に怯えたあの子だけが、傘を持ってくることを忘れた。

 

 その子は雨が止むか弱くなるまで学校で待つことにした。

 私も()()()待つことにした。他の子達はひとり、またひとりと帰路についた。

 

 日も落ちてきて暗くなってきた頃に、雨はやっと小降りに変わった。

 

 あの子が教室を、学校を出た。少しでも雨に濡れないように逃げるように駆け出した。

 私も黒い雨合羽を羽織り、傘を差してそのあとに続いた。

 

 あの子は逃げ。私は差し。

 

『……? 誰……?』

『…………』

『や、やだ……こわい……。な、なんか喋ってよっ! ねえ……っ!』

 

 逃げるあの子を。

 

『…………』

『イヤッ……、あ……、こないで──』

 

 私は差した。

 

 

 

 ……あと(いま)になって思えば、随分とバカなことをしたのだと思う。

 

 しかし、度の超えた行いだろうと何をしても。

 飢えは、渇きは、少しも満たされることはなかった。

 

 

 

 姉貴の言う事はいくつになっても同じだ。

 

『そのうち、特別なお前は特別な誰かと出逢う。だから、そのためにもこの野菜をだな』

『いつの間にか、お前の走りは充実したものに変わっているはずだ。皿に盛り付けられたこの野菜のようにな。……おい、こらっ! 私の皿に野菜を寄こすな! 私のおかずを充実させるな! おい! (おお)いっ!!?』

『好き嫌いはするな。野菜も食え。苦い野菜でも、いつかは知らない世界が見えてくるかもしれないぞ?』

 

 姉貴は私より頭がいい。姉貴が言ったことで間違いだった事はあまりない。

 小学校で失敗した私は、賢い姉貴の言う事を考えてみることにした。

 

 この飢餓感を無くすには、もうそれしかないと思った。

 

 私を充実させてくれる何かと。

 空っぽの心を満たしてくれる誰かに。

 特別と出逢う、すぐにでも出逢ってみせる。

 

『はぁ……まったくお前は……。今年からは中学生なんだぞ。私と同じな。()()でお前が求めるものがきっと見つかる。──では、またな。トレセン学園で待っている』

 

 ……はずだった。

 

『はぇ~……すっごい、本当に挑んでる……。メイクデビューを勝ったウマ娘に野良レースを挑んでるってウワサは本当だったんだ……!』

 

『……あれが、ナリタブライアン。中等部に入ったばかりなのに、なんて風格なんだ……高校生の間違いだろ……いやあれで中学生って無理があるだろ……』

『ウマ娘は時期が来ると急成長するって習っただろ……。基本を忘れるな。ナンパもやめとけよ。貴重なトレーナーの数を減らすな』

『す、すみません……って、しませんよ! そんなこと! 言葉のアヤですって! 言葉のアヤ!』

 

 結局、トレセン学園は小学校のときと()()だった。

 流石に小学校とは違い、走る場所は芝の上だが。

 

 考えてみれば、すぐに分かることだった。

 

 私は小学校を卒業した。そしてトレセン学園へ入学した。

 新入生はなにも私ひとりだけではない。

 

 小学校から上がったばかりの大勢のウマ娘が学園に入った。

 それはコップの中身を別の容器に移し変えただけに過ぎない。

 

 だから、荒らしてまわすことにした。

 入学早々、私を落胆させたツケを学園のウマ娘に払わせてやっていた。

 

 ()()レース()何戦目だったかも覚えていない。覚えておく価値もない。

 

『距離はキミに合わせるわ。2000mでいい?』

『それはアンタも走れる距離なのか? アンタは本気を出せるのか?』

『まあね。背中も先頭の景色も貸さないわ。その代わり、イキってる新入生にお灸を据えてあげる』

『……本気を出すなら、それでいい』

 

 レースの展開も詳しくは覚えてもいないが、全力で差しにいったことは覚えている。

 躊躇(ためら)う必要もなく勝ちを取りにいった。

 

 あとに聞くと、姉貴も観に来ていたらしい。

 元より脚の力を抜く気はなかったが、姉貴の前で無様な姿は見せられない。

 

 灯ったばかりの火を、この脚で消してやった。

 

『ぜぇ……ひぃ……、かひゅっ……』

『……またこの程度、なのか?』

『かい、ぶつ……ッ!』

 

 メイクデビューがなんだ。私と走ったあとは、どいつもこいつも同じ(メイク)になる。

 揃いも揃って、怯えた顔で怖がる声を出す。小学生の時と何も変わらない。

 

 ウマ娘に生き方を変えることはできない。

 

『ウワサどおり、いい走りしてんな。俺は好きだぜ、そういうの』

『なん、だ……──?』

 

 ウマ娘を変えることができるのは──人間(ヒト)だ。

 

『やるからには全力でやらねえとな』

『……』

『お前さんのデビューが今から楽しみだ。あぁ、ファンになっちまいそうだよ』

『……ああ』

『じゃ、またな。言いたいことはそれだけだ』

『ああ……』

 

 ああ、ああ……ああ──ッ!!

 

 私は、ついに出逢った。

 

 私は、やっと出逢えた。

 

 私の特別(トレーナー)と。

 

『先輩っ! あの問題児と何話したんですかっ!?』

『ナンパ』

『はぁっ!?』

『冗談だよ。ちょっと育ててみたいなって思っただけだ』

『どこまでが冗談なんですか、それ……』

 

 ひと目見ただけで心が満たされていくのを感じた。

 

 あの感覚は言葉にできそうにない。するつもりもない。してはいけない類いのものだ。

 ……言葉にしてしまったら、自分を抑えきれる自信がない。

 

()()()()、か』

 

 それからの行動は自分ながら早かったと思う。私は先行も得意だ。

 

『ナリタブライアンだ。私が来た』

『お、おう……知ってる。何か話せる話題(こと)は、あったか……?』

 

 あの人を……トレーナーを奪われる訳にはいかない。

 彼の(カイ)バに私という存在(アイバ)を先行して刻み込んだ。

 

『センパイ』

『またかい。お前さんもしつこい奴だな。俺なんかと話して何が楽しいのやら……あと俺はお前の先輩じゃない』

『……では、人生のセンパイと』

『誰がうまいこと言えと』

 

 彼を私のものにしたい、いや私は彼のものになりたい。

 

『……』

『zzz……──はっ!? いまNの波動が……? いや、気のせいか……ふー』

『……』

 

『うわ……またあの子来てるよ。すごい根性だな……先輩、気付いてないし。いやぁ今までで1番掛かってるウマ娘なんじゃないか? 初めて見たときはイイナって思ったけど、なんか違う意味で怖くなってきたな……。先輩に相談したいことがあったけど、やっぱり帰ろう。僕は何も見なかった、いいね? なぁんて──』

『ああ、ナリタブライアンだ。早く行け』

『僕の背後をっ!?』

 

 後輩のトレーナーにも渡しはしない。誰が相手だろうと大丈夫なんて楽観はしない。

 センパイには私と同じ人生(レース)に出走登録してもらわねばならない。

 

 ……昔のことを振り返るのもここまでだ。耳を傾けずとも、彼の声が聞こえてくる。

 

「そろそろ担当持てってよ。やるかねぇ、選抜レース」

「ついに次の()を育てるんですね! 今度は何人取るんです?」

「1人だな。一応10人の中から見るつもりだよ」

()ますよ、ナリタブライアン」

()るんだろうなと思って先週には申請してきた。あれを育てるにはまだ早い」

「いつの間に」

「出走取消でもあれば別だが、ウマ娘からしたら専属で付くトレーナーはかなり貴重だ。割り込めもしねえだろうよ」

「あっ、フラグ」

 

 私には彼が必要だ。彼も私のこれからが楽しみだと言ってくれた。彼にも私が必要だ。

 そのための選抜レースも彼が用意してくれる。

 

 の、だが……、そこに私の名前がないのはなぜだ?

 

「どうしてそこまで必死になるのか疑問だが……まあいい。まずは出走権を賭けて野良レース……これもまた、ひとつの、いや、ふたつの戦いか。すぐに決着をつけてやる。呆気ないほどにな」

 

 先行も得意だが、私の本領は差しだ。私独りでは、やることは何も変わらない。

 これまでどおり、力尽くでねじ伏せてセンパイの隣を勝ち取る。それだけだ。

 

 私の闘志(こころ)に灯を点したのは、センパイ……アンタだ。

 元はといえば、アンタが踏み込んできたんだ。──いまさら逃がすかよ。

 

 出逢ってしまったからには、最()まで責任は取ってもらう。

 

「ブッ(ちぎ)る……!」

 




これを書いてから、なぜかホーム周辺でのナリブ出現率が爆上がりました(全ランダム設定)。
書くと出るって本当ですね……。


小学生エピソード:
 元ネタのヤンデレ動画では猫を壊してるけどウマ娘ガイドライン的に再現したらアウトだし、ナリブがそんなことをするようなキャラとは思えないし、姉貴なら止めるし、ウマ娘なら走れし……と様々な思惑が入り乱れた結果、こうなりました。逃げを打つ云々は94'菊花賞を少しだけ参考にしました。競馬のことはあまり詳しくはありませんがダービー最後の超加速に加えて先行策で勝てないなら、逃げに賭けたくなるのも頷けます。

ベテラントレーナーの専属契約:
 万年トレーナー不足 → 新人トレーナーにはチームを運営させるほどの余力も余裕もないので仕方なく専属という形となる(もしくはサブトレーナーを勤めてやり方を学ぶ) → ベテランになったらチームを結成させてなんとか不足を補う……と想像。
 アプリ版でも初めたてはあれでもサポカが整ってきたり、効率的なやり方を覚えると育成ランクも上がってきますし。ゲームという枠組みを外したとき、聡いウマ娘からしたら専属ベテランとか喉から手が出るほど欲しい人材なのでは? チームで分散されるはずだった熱量が1人へ集中しますし。普通から逸脱≒何かやらかした、とも受け取れますが、一応その辺りのフォローはあります。

トレーナーのセンパイ呼びについて:
 Yandere Simulator(ヤンシミュ)とのクロスオーバー要素です。ヤンシミュの女主人公は意中の人のことを「センパイ」と呼び慕っています。また、彼女が生きる(走る)ために必要なピースでもあります。


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