東方監視録   作:三次元大介

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遅くなってすみません


諏訪の国

 

 

 

 

月の連中共め 次の生命が生まれるまでに軽く二億年掛かったぞ…

月読とは少しOHANASHI☆しないとな

 

 

さて、今私は街?いや国か その外にいる

さっき入ろうとしたら矢飛ばして来やがった

別に当たっても問題ないが人外認定されるからな

面倒なこった…

 

ていうかこの時代にスーツ姿は普通に不審者だな だからか(今気づいた)

 

 

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「うん、こんなもんだろう」

 

さっきの反省を活かし、服は時代に合わせた商人にしておいた

交易に来たと言えばいいだろう。

だがサングラスの代わりとなるものがなかったので仕方なく眼鏡を掛け

複雑に屈折させることにより、防いでいる

お陰で前が見えん まぁ電磁波感知で擬似的には見えるが

 

 

 

「止まれ!諏訪の国へ何の用件だ!」

「私は西の国から来た商人ジンと申します。交易をしたく思い」

「ふむ…分かった。だが荷物の点検はさせてもらおう」

「えぇどうぞ」

 

それにしても諏訪…どっかで聞いたことあるな

 

「少し聞きたい事があるのですが」

「ん?なんだ」

「この国は一体誰が治めているんで?」

「そんな事も知らずに来たのか…。まぁいい、この国は諏訪子様が治める偉大な国である!」

 

やっぱり諏訪子か 生まれたての頃は少々荒れてたからなぁ ちょいと締めてやったが

祟り神になってたりして はっはっは

……少し顔を出してみるか

 

「諏訪子様には何処へ行けば会えるんで?」

「…何故そんな事を聞く」

 

あり?警戒されたか?

 

「いえいえ、かの地母神の御利益にあやかろうとしているだけですよ」

「なるほど。境内はこの大通りを真っ直ぐ行けば着くだろう。見ればわかる」

「へぇ、ありがとうごぜぇやす」

「…変な奴め」

 

 

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「お?あれか」

 

神社らしきものの前には人だからができており

「諏訪子様ー!」

「ありがたやありがたや…」

「見たか⁉︎今こっち見たぞ!」

 

いい感じに治めれているじゃないか 心配するまでも無かったな

これ以上は野暮だな 帰るか

 

 

「やぁ君!見かけない顔だね?観光かい?」

 

おっと、まさかあっちから絡んでくるとは

 

「残念ながら観光客では無い。私を覚えてないか?」

 

私は眼鏡を外して言う

 

「へ…?」

 

しばらく私の顔を凝視してから大袈裟に飛びずさった

 

「ああああああんたは‼︎」

「覚えていてくれたようで何よりだ」

 

ていうか驚きすぎた そんなにトラウマか?

 

「今は落ち着いている様だな」

「はぁ、お陰様でね……」

「にしても立派な国じゃあ無いか。信仰もよく集まっているな」

「…奪らないでよ」

「そんな事はしないさ。私やアメノのような最高位の神は、信仰が無くとも存在できるからな」

「え何それ初耳なんだけど」

 

聞かれた事なかったからな

高位の神が人の信仰に左右されるようじゃ世界が崩壊するぞ

 

「良い国だ。今度はここに滞在してみるか」

「………えっ」

 

 

 

 

 

 

 




独自設定です。諏訪子は昔荒れていて、ちょっとお仕置きされてます

なので少しジンにトラウマを持っています

話を見返すと文章があまりに酷い箇所があるので、話に影響がない程度に大修正を行おうと思っていますが、どちらが良いでしょうか?

  • 今のままでいい(修正無し)
  • 直した方がいい(大修正)
  • どちらでも良い

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