東方監視録   作:三次元大介

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遅れてすみません…


話し合い

 

 

 

 

取り敢えず神奈子を起こさねば

 

「おーい」

「うーん…」

「起きろーー」

「うぅ……」

「朝だぞーーー」

「ぐぅぅ…」

 

コイツ…

 

「起きろっつってんだろうがッ‼︎さっさとしやがれッッ!」

「ハ、ハイィィィ!!」

 

やっと話ができる 大丈夫かこいつ 気が遠くなりそうだ

 

「えっあっ、おっ岡様⁉︎」

「は〜い、岡さんですよ〜」

「あの、私ってもしかして…」

「気絶してましたね〜。そりゃまぁあっさりと」

「うぅ…」

 

煽るのはこれくらいにしておこう

 

「そろそろ本題に入ろう」

「はい…」

「きっと貴様は今回の件で神議会で取り上げられるだろう」

「……」

「現象界への過度な干渉、あまつさえ子である人類の改造。直接干渉していないとはいえ、眷属神の監督不行届としてある程度何かはあるだろう。」

「も、申し訳」

「私が報告すればな」

「………え?」

 

 

監督不行届なんて言ったが、ぶっちゃけどうでもいい

そこら辺はあまり厳しく厳罰化されてないし、実行犯は別。

後で分かったが、トガミの奴、周りの神にかなり根回しをしていたようだ。中には神議会の理事を請け負うような高位の神までいた。ここまで綿密に計画が練られていたのなら、どの神でも気付けやしないだろう。腐敗した神に裁く権利など無い。また議会を改正しなければな。

 

「まぁその代わりと言っちゃあ何だが、お前この戦争を諦めるつもりは無いんだな?」

「…はい。民の為、他の眷属神の為、国の安寧と信仰が必要なのです。」

「ならば今回の戦争は総力戦では無く一騎討ちで決めろ。本当に民の事を想っているなら」

 

さぁどう出る?戦神

 

「…了解致しました。民の為と言いながら、その民を犠牲にしようとした。愚かでした…。今回の件、感謝致します」

「うむ、良き良き」

「では、一ヶ月後に会おう」

「はっ」

 

ブオン

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

ブォン

 

「うわぁ!?」

「おっと」

 

転移した目の前に諏訪子がいた。他の軍は帰ったみたいだな

 

ダキッ

「お?」

「バカバカバカ!何が『直ぐ帰る』さ!心配したんだぞ!」

 

あ、そういやもう半日経ってたな

 

「あぁ…すまんすまん」ナデナデ

「もっと…」

 

ハハッ 困ったな 報告ができないじゃないか

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「とまぁこう言った感じで一騎討ちで決める事になった。国を守る為だ。お前も腹を括れ」

「うん…でも勝てるのかな……」

「アホタレ」

「あいたっ」

 

国の主神がそんなでどうする

 

「やるからには勝つんだよ」

「でも相手は戦神だよ?あっちの方が有利だと思うんだけど」

「確かにお前と奴では能力の相性が悪い。それにお前には経験が圧倒的に足りない。幾つもの戦場を制してきた奴にとってはお前はカモだろう」

「そんな…」

 

諏訪子の能力は大地を創造し操るもの。土や石、植物など多種多様なものを創造でき、非常に汎用性が高い。

だが八坂神奈子は天候を操る。諏訪子の大地から生成した武器や物体は使い物にならなくなるだろう。そのアドバンテージを埋めるには…

 

 

「特訓だ」

「へ?」

 

 

 

 

 

 




ようやく諏訪大戦が終わりそうです

話を見返すと文章があまりに酷い箇所があるので、話に影響がない程度に大修正を行おうと思っていますが、どちらが良いでしょうか?

  • 今のままでいい(修正無し)
  • 直した方がいい(大修正)
  • どちらでも良い

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