東方監視録   作:弱海王

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神の子

 

 

 

 

 

 

あの後神域に凸ってアメノに詳しい話を聞いた(正座)

話によると地上に正体を隠し降臨していた神の一柱がある人間と恋に落ちたらしい。無駄にロマンチックだなコンチクショウ

 

…いかんいかん落ち着け私

そして産まれた子供は既にかなり成長しているらしい

名前を若御毛沼、人々からは神武天皇と呼ばれているらしい

幼い時から類い稀なる才能を発揮し、神の子と呼ばれる事もあるそうな。…比喩表現無しで神の子なのだから笑えない

因みに親の神の方は、子を産む際に力も譲渡してしまった為、神では無くなってしまったとのこと。まぁ自業自得だな。本人は愛する人と天命を全うできると喜んでいたが。こちらの気も知らずに抜け抜けと。しばき倒したろか

 

 

 

 

それで私がその天皇の監視をする事になったのだ。全くあのアホ神は面倒事しか運んでこないな。…考えていても仕方ない、監視を続けるとしよう

 

 

 

 

 

 

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六百年程経っただろうか

 

問題発生だ。これまでに幾つもの天皇を見てきたが今回は異常だ。なんと能力持ちの天皇が産まれた。正確にはまだ天皇ではないが。

これまでの天皇より圧倒的に霊力が多い。そりゃもうずば抜けて。

困ったな。神の力を唯の人間が用途も分からんまま使い回されるのは少々危険だ。これは動く必要がありそうだな。

 

「ハァ…クソめんどくせぇ」

 

何?キャラ崩壊だと?タグはしっかりつけてるだろうが(メタ)

今気づいたが自分の一人称が安定しないな。俺だったり私だったり、まぁ気分でいこう

 

 

 

 

 

 

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「神子様。事は上手く運び、物部守屋は討ち取られ、物部の一族は破滅の一方を辿っております」

「報告ありがとうございます、布都。下がっても良いですよ」

「はっ」

 

やっとだ。やっと国が安定してきた。物部も蘇我も今回の戦争で消耗し、確立した実権が漸く天皇に返ってくる。これからだ。これからまたすべて始まるのだ。

 

「あら、豊聡耳様。随分とご機嫌なようで」

 

壁に穴が開き彼女を知らない者なら惚れてしまうような美女が現れた

 

「…あぁ青蛾か。それはそうさ。やっと私がこの国を主導出来るんだ。今までは名目上は天皇に主権はあれど、実質国を動かしていたのは蘇我と物部だ。協力してくれた布都と屠自古には感謝しかないさ」

「実権を取り戻せて嬉しいのは分かりますが、道教の修行を疎かにしてはいけませんよ?」

「それは重々承知している。私に足りないのは時間だ。仙人になるのは必須だからね」

 

仏教を信仰しておきながら中国宗教である道教を学ぶこの男、いや性別を偽っている天皇、豊聡耳神子。後の聖徳太子である。

 

「仙人になる事によって不老不死を得る。何ともそそられるじゃないか」

「あぁ、全くだ」

「えぇそうでございますね…っ⁉︎」

「だっ誰だ⁉︎」

 

その男は突然現れた

あの飄々とした態度を崩さない青蛾ですら本気で驚いていた

私も全く油断していなかったにも関わらず、この男は部屋の中にいる

 

「やぁ、私の名前は岡迅一郎。皆にはジンと呼ばれている。まぁ好きに呼んでくれたまえ」

 

 




キリ悪くてすみません

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