「いや〜まさかあの勇儀を負かすなんてね。いやはや凄い人間だ!」
「萃香…気にしてるんだからあまり言わないでおくれよ…」
私は何故か今宴会をしている。そしてまた四天王を名乗る幼女に絡まれていた。というより何故喧嘩の後に宴会?コイツら頭湧いてんのか?
「なぁなぁ、今度は私と勝負しないかい?」
「遠慮しておこう。流石に今日は疲れた。老人は労われ小娘」
「老人?どう見たって40か50辺りだろう?」
「桁が8つ足りない。」
「ははは、またまた冗談を…ほんとに?」
「大マジだ」
体は歳を取らなくても精神的に疲れるな。どの生物も老いには勝てんな
「また、機会は取っておいてやる。だが今のお前達に負ける気はせん。強くなってから出直して来い」
「ほぉーお?言ってくれるじゃない。その約束忘れないでよ!」
「あぁ勿論だ」
あ、あそこにいるの射命丸か。鬼にぶん投げられていたが生きていたんだな。なんか隅っこの方で白狼天狗と呑んでいるな
「ちょっと気になる奴を見つけたから少し席を外す」
「お〜いってらっしゃい」
「よぉ」
「お、岡さん!?なんでここに!?」
「いや何でって、何処で飲もうと私の勝手だろう」
遠慮無く隣にドカッた座る
「そちらさんは…」
「あ、は、白狼天狗の犬走椛と申します」
「そういや私を連行した奴らの中にいたな。ていうか何故敬語なんだ?」
「そりゃあこの山の支配者である四天王を倒したんですよ?鬼を恐れている他の私達妖怪にとっては恐怖の象徴でしかないんですから」
あぁなるほど、そりゃビビるわな。
っと何か手に当たってんな。って剣じゃねぇか。危ねぇな
「これ誰のだ?こんなとこ置いてたら怪我すんぞ」
「!も、申し訳ありません!私のです!哨戒中に呼び出されたもので、そのまま…」
「……」
そういや武器か。諏訪子に仕込み杖折られたから新調してないな。次は普通に剣か刀にしてみるか。いやこのサイズだと私には小さすぎる。西洋剣ならまだしも日本刀はバランスが大事だからな。大きなものを作ろうととすると妙な支障が出そうだ。できれば刀の方が使いやすくていいのだが。こんなもの作れるやつは………………いたわ。頼んでみるか
「いや、大丈夫だ。寧ろ助かった」
「へ?助かったって何が」
「少々用事が出来た。行ってくる」 バビュンッ
「え、ちょえぇぇぇえええ!?」
「あやややや…あれ私より速いんじゃないかしら…」
偶には飛んで行くのもいいな
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「という訳だ」
「いや何がという訳ですか?」
私は今神界に来て
「武器作ってくれ」
「いや貴方には仕込み杖があるじゃないですか」
「折れた」
「はあぁぁああ!?あれ折れるんですか!?最高神様の神気にあてられたのに!?」
「まぁあれ鍛造じゃなかったから耐久は元々低かったんだろうな。後は私の力量不足か」
「貴方で力量不足だったらこの世の神全て役立たずですよ」
ほんとそうだよな。あれ?ちゃんと働いてるのってもしかして俺だけ?神界やばくね?
次回神々死す!
話を見返すと文章があまりに酷い箇所があるので、話に影響がない程度に大修正を行おうと思っていますが、どちらが良いでしょうか?
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今のままでいい(修正無し)
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直した方がいい(大修正)
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どちらでも良い