東方監視録   作:三次元大介

3 / 98
連続投稿!


鍛錬

 

 

 

 

一体何が起きた

思い出せるのは、頭に走る激痛と仲間の断末魔

そして自分の知らないはずの情報が頭に入ってくる。

この世の真理、成り立ち、存在、法則…そして神について

 

「ウジウジしていも仕方がない。このままじゃ獣の餌になる」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ギャッッ」ザシュ

 

手頃な獣を狩り、火を起こそうとした。

 

「ッッッ!?」

 

すると頭にまた知らない情報が入ってきた。

熱の仕組み、火が起こる原理など

 

「…この世の全ては原子で成り立っている…。その原子で摩擦を起こし熱を発生させ、酸素に引火させる…」

 

そして徐に指を弾く

 

ボボッッッ

 

指の先から火が出た。なぜ指が燃えないかは知らない。

 

「脳が急発達したせいで、体にも影響が出たのか…?」

 

まぁこの際どうでもいい。

 

新しい目標ができた。この力を使ってあのクソ神に復讐してやる

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

しかし神が何処にいるか分からない。それに会えたとしても奴神にとっては赤子の手を捻るより簡単だろう。

そう脳が教えてくれる。

 

きっと奴を見つけ、強くなるには膨大な時間がかかるだろう。

目標途中で寿命で死ぬなんて笑えたもんじゃない。

 

どうすればいい…

 

「……これだッッ!」

 

生物は老いと共に細胞分裂が衰え、身体が新しい細胞で作られなくなる。そしてそれが限界に来た時死ぬ。

 

ならばそれを続ければ良い

空気中、地中、また他の生物から活力を奪い、細胞運動を活性化させ

老いを防ぐ。

そしてそれの応用…再生だ

傷を受けてもその部位に力を収束させ瞬時に再生する

 

試しに腕を切り落としてみる 

 

……何? 痛くないのかだと? そんなのアレに比べれば毛程でもない

 

ザシュッ ボトッ

 

落ちた腕を拾い、切断面にくっつける。そして力を集める

 

 

「治った… 成功だ」

 

 

この時地上初の不老不死の生物が誕生した

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

あれから一億か二億年くらいたったか

 

…早い?気にするな

 

にしてもこの能力は便利だ。この世の全てが理解できる。一般的に人というのは脳の10%程しか使ってないそうだ。これが完全に覚醒すれば神の領域にも至るという。

 

今では俺は目に見えない情報、脳波が見えるようになり他の生物を操ることができる。重力・空間の仕組みも理解しそれも習得済みだ。

不老不死を手に入れてから思ったことがあった。

仮に腕がくっ付ければ治るとしても、それを跡形もなく吹き飛ばされてしまえば再生は不可能だ。

そこで考えたのが、この世の全てが原子でできているのならば、自分も粒子化でき、失った部位さえ再生できるのではないかと。

 

思い立ったが吉、早速取り組んだ。

 

自分の身体が微小な粒子でできていることを"理解"し、指の先から分解されていくのを意識する。

 

そして腕を切り落とす

すると腕は淡く光り、細かい微粒子となって切断面へ収束していく

 

今度は空気を圧縮させ、腕を跡形もなく吹き飛ばした。

 

すると切断面に微粒子が収束していき、腕を再構成していった

 

「すごいなこれは」

 

最初は仲間を失う要因にもなったこの能力。

忌々しかったが、今では欠かせない能力だ。

 

全知全能に近いこの能力 何かをするために答えを出すことを解を出すというらしい

 

名前は……"解を求める程度の能力"

 

そう考えた瞬間、視界が光に包まれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 




駄文だなぁ…

話を見返すと文章があまりに酷い箇所があるので、話に影響がない程度に大修正を行おうと思っていますが、どちらが良いでしょうか?

  • 今のままでいい(修正無し)
  • 直した方がいい(大修正)
  • どちらでも良い

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。