東方監視録   作:三次元大介

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三話目!


遭遇

 

 

 

俺は今非常に不機嫌だ。何故かって?それは…

 

「やあやあ、君があの時の固体だね?よく成長したなぁ〜」

 

 

目の前にあのクソ神がいるからだ

 

なぜあの神だと分かったか?

一目見た時から脳が理解したからだ

 

「あれー?無視ー?流石に傷つくなぁ」

 

「あんな事しておいて友好的に接してもらえると思ったか?」

 

「いやーまさかあんな事になるとは思わなかったんだよー」

 

こいつ…悪びれる様子が無いな

 

「まずはあんな事をした理由を教えてもらおうか」

 

すると神はよくぞ聞いてくれた!と言わんばかりに話し始めた

 

「君には私と宇宙の管理をして欲しいんだ!」

 

宇宙の管理?これまたスケールのデカい話だ

 

「それなら別に俺で無くてもいいだろう。神なんだから自分で眷属なり創れるだろう。」

 

俺の疑問はそこだ。俺にわざわざ頼む必要が無い

 

「いやぁ、一からまた生命創るの面倒じゃん?だから元々いる生物を進化させた方が楽だなーって思って」

 

……………は? 

つまりあれか 俺らはこいつがめんどくさがったせいで死んだということか

 

「それで?何か俺に言うことは無いのか?」

 

問題はこいつが反省しているのかだ

 

「言うことー?…あっ」

 

やっと分かったか

 

「これからよろしくね♪」

 

「死ね」 

 

俺は奴に向かって光線を放った。ついさっき考えた、電子を圧縮させ放

つ『電子砲』だ

 

「ッッ!!」

 

「今のを避けるか。腐っても神だな」

 

「へぇ?私とやり合う気かな?」

 

「我儘な神にお灸を据えてやる」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「後悔させてやる!神言『止まれ』」

 

「む…」

 

身体に何か巻きつくような感覚に襲われ、動きが封じられた

 

「あれだけ啖呵をきった割にはあっけないねー?」

 

なるほど これが神の力…凄まじいな

 

だが

 

「フンッ」バリィン

 

「……え?」

 

実体があるのなら解析するのは容易い

 

「ふむ…神の力はこんなものか"あっけないな"」

 

俺は出来るだけ意地悪な顔をつくって嘲笑ってやった

 

「へぇー?その口閉じさせてやる!」

 

「喰らえ!『八尺瓊勾玉』‼︎」

 

俺に向かって無数の金色の弾が向かってくる

 

「ほらほらー。逃げないと風穴空いちゃうよー?」

 

コイツ…完全に調子乗ってるな 好都合だ

 

「問題無い」

 

「え」

 

俺は身体を粒子化して光速で奴の背後は移動してやった

 

「さよならだ」

 

俺は足に中性子を集中させる

そして昔拾ったウラン原子を奴にぶつけ蹴りつける

 

ドゴォォォォン‼︎‼︎‼︎

 

 

原子爆弾ならぬ原子爆蹴りだな

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「うーん………」

 

「目は覚めたか?」

 

「うん…あっ!」 

 

「お前は負けたんだよ。調子に乗らなかったらもう少し良い勝負をした」

 

「うっ…」

 

とりあえずボコボコにしてやったから少しは気は晴れた

 

「…どうして私を殺さなかったんだい?」

 

「確かに最初は殺してやろうと思った」

 

「なら…」

 

「だがお前がこの宇宙の為にやったっというのは嘘では無かったと分かったからな。それにお前を殺せば宇宙の管理は誰がやる?俺は面倒だからやらん」

 

こいつの尻拭いなんてまっぴらごめんだ

 

「それにお前に協力してやらんでもない」

 

「‼︎ほんとう!?」ガバッ

 

「お前じゃまたなんかやらかしそうだからな」

 

奴は「うっ」とうめいた

 

「とりあえずよろしくな」

 

「!よろしくっ!」

 

俺たちは握手を交わした

 

「そういえば自己紹介がまだだったね。私は天之御中主神。君は?」

 

名前…か

 

「俺には名前はない」

 

「え…。じ、じゃあ私が付けてあげよう!」

 

「頼んだ」

 

「えーっと、君は神の欲によって生み出されたものだからそういえば精霊に欲から生まれた全能の奴がいたから、そいつからもじって……苗字は適当でいいや「おい」決めた!」

 

 

「君の名前は『岡 迅一郎』だ!」

 

…悪くない

 

 

そして俺の話は始まる

 




名前の元ネタ分かりましたかね?
西洋の精霊に『ジン』というのがいます。なぜ主人公たちがそんな事を知っているのかは…まぁ察してください

これから文章力上げていきますので何卒…

話を見返すと文章があまりに酷い箇所があるので、話に影響がない程度に大修正を行おうと思っていますが、どちらが良いでしょうか?

  • 今のままでいい(修正無し)
  • 直した方がいい(大修正)
  • どちらでも良い

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