東方監視録   作:三次元大介

5 / 98
四話!


規律

 

 

 

 

 

あれから俺は天之御中主神もといアメノ(めんどくさいからそう呼んでいる)と様々な神を創った

 

俺が増えたとはいえ広大な宇宙を管理するにはまだ少ない

 

だから神を創る 単純だろう?

 

後はアメノみたいに馬鹿をやらかす神が出ないように

規律を作った

 

抜粋すると

 

一条 物事は必ず神議会を通すこと

 

四条 生物の進化、生態系に過度に干渉しないこと

 

七条 神は必ず管理報告を月一ですること

 

など簡単に言えばこんなものだ

神議会とは全ての神が集まり、物事を決定したり審判をする集まりだ

もちろん議長はアメノで私は副議長だ

これを作ってから40億年程たったか

 

最初アメノが調子に乗って一千万程神を創ったが

馬鹿をやった奴があまりにも多かったため二百万ほど消滅させてやった

今は全部で八百万の神が宇宙を管理している

 

俺はアメノの神気にあてられ、神に近いものになったが

人間が神を名乗ると色々問題が起こるので、『監視者』としての役割をもらった。

 

アメノは言うまでもなく最高神。俺は監視者。

監視者と言われてもよく分からないと思うが、

簡単に言えば、他の神がやらかさないように見張る係だ

 

基本的に俺はNo.2だが時によって、アメノと同じ権力を持つこともある

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 神域

 

 

「うー……」

 

「大丈夫か?偶には息抜きしろ」コトッ

 

「ジンっ!大好きー!!」キラキラ

 

「ほれ、追加の書類だ」

 

「チクショーー!!」

 

いまかなり統制が上手くいっている

おそらくこのままいけば一億年程すればこの書類の山は消えるだろう

 

「そういえばこの間新しい人類が生まれたね」

 

「この間……五十万年前だな」

 

「すごいよねー。あんな立派な設備作って、夜も明るいね〜」

 

…おかしい。人類がいくら賢いと言っても五十万年程度でそこまで進化するはずが無い。

 

「アメノ。地球の担当は誰だ」

 

「えっなに急に「いいから早く」…えっと確か天照だったような」

 

「わかった」

 

「ちょ分かったって何がよ」

 

「久々に"消滅"対象がでたかもしれん」

 

「!」

 

「行ってくる」

 

「…分かった。気をつけてね」

 

ブォン

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

地球の神界

 

 

 

ブォン

 

「!」ビクッ

 

「久しぶりだな。天照」

 

「お、お久しぶりで御座います。迅一郎様」

 

「そう畏まるな。ラフにいけラフに」

 

「は、はぁ」

 

畏まったのはあまり好きでない

 

「少し確かめたいことがあってな」

 

「何なりと」

 

さて、本題だ

 

「今地上に降りている主な神は誰だ」

 

「今降りているのは大国主と須佐之男と月読が降りております」

 

大国主に須佐男に月読か…

 

大国主は土地の整備に行くと言って降りたな

須佐男は自由気ままに旅をしているのだろう

月読…奴は人間に甘い節があるからな 我が子のように可愛がって

知恵を与えすぎてしまったのだろう。まぁどこぞの最高神よりはマシだな

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「へぇっくしッッ‼︎」

 

「風邪ですか?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

とりあえず会いに行くか

 

 

「なるほど。助かった。邪魔したな」

 

「い、いえ!お役に立てたのなら!………あのぉよければ今度お茶でも」

 

「む…分かった 空けといてやる」

 

「!」パアァァ

 

「じゃな」

 

「お気をつけて」

 

ブォン

 

 

 

 




所々独自解釈ありますがお願いいたします

話を見返すと文章があまりに酷い箇所があるので、話に影響がない程度に大修正を行おうと思っていますが、どちらが良いでしょうか?

  • 今のままでいい(修正無し)
  • 直した方がいい(大修正)
  • どちらでも良い

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。