グエルの株が上がり、操縦技術がどれだけあるかが判明していく。男前だよな、彼は
『さて、どうなってるの君のとこのは』
『私も申し訳ないと思ってるわ、でもね……』
『分かってるさ、俺もパイロットの邪魔をして
だいぶ傷つけたからな』
『僕もさぁ、あんまり言いたくないけどね。
流石に感化できませんよ』
スレッタを泣かせたからね、絶対に許さん。
絶対にゆるさんぞぉぉぉ!!
『それにしてもダリル君、僕はグエル君の事を
見直したよ』
『俺もあの時が初めての操縦だったけどね、
彼は技術と経験に裏付けされたエースだよ』
『違うわよ、エアさんは貴方の所のグエルさん
の漢らしさを見直したのよ』
『本来なら要らぬ世話と言いたくなるけどね、
今のエラン君からは離した方がいいし』
『あの子もねぇ、人の心を理解できれば良いの
だけれど……私のせいなのよ』
『仕方ないさ、境遇はそうそう変えられない。
グエルも親子という縁に悩まされてる』
『スレッタもそうさ、知らないうちにね。
それはエラン君にもあるけど……それでも、
今回の事は許さないよ』
『あの子はガンダムの為に作られて、そして
ガンダムを恨んでるの』
『なんだかなぁ、俺にはわからないなぁ』
『俺にはわからないなぁ、ガンダムか云々は』
『君は僕達みたいにガンプラとかにもガンダム
って付いてないもんね』
『私なんか、もろにガンダムだし』
『僕みたいに隠してないもんね、エラン君の
顔に浮き出してたし』
『どうせエアさんは近々、赤目になるんでしょ?
パーメットスコア4!!みたいな』
『スレッタちゃんは青く光るのねきっと』
『いやいや、僕も怒ってるからね。もしかしたら
スコアスペシャルとか行くかもよ?』
『スコアSKとかじゃないか?』
『『何の略?』』
『そりゃ……シスターコンプレックスよ』
『……』
『……』
『『『'`,、('∀`) '`,、』』』
『それはそう』
『私も同意』
『でしょ?』
これには僕も納得せざるおえない、何せ僕は
スレッタの幸せの為に行動しているからね。
そうだ、それにしても
『グエル君だけど、そこらのパイロットでは
もう相手にならない実力だね』
『むしろ、敗北があってこそだと俺は思うよ』
『それはあるわね』
『あのレーザーを量産機で凌ぐ、あれは僕達の
ビット攻撃にも劣らないものだった』
『言っちゃあれだけど、俺じゃなくて量産機の
ディランザをカスタムしたあれでもグエルに
勝ち目があったと思うよ、エアさんとの決闘』
『私達に勝てたのも、相性と性能差とステージ
のどれもグエルさんに不利だったのもあるわ』
『うまく使ったエラン君とも言うが、技量なら
今のところはグエル君が一番かもね。
スレッタが負けてるとは言わないけど』
『私もまさか、あんなに近付かれるとは』
『しかしあのレーザーも……』
こうして、僕達はかなりの時間話し込んだ。
たまには同じ存在とも話したくなるし。
(今日は大人しいわね、アイツ)
「みほりね……れんふらんと」
「あ"?」
「ほろほろ、やめてくれるはな?」
「There is a difference between stopping
and quitting」
バキッ!ボゴッ!ドスッ!バキボキ!ボーン!
ヒースイフードンッ!ゴーザバビュードゴンッ!
「今日は……どうしたのその顔」
「……かひだんからおひた、ほれだけだよ」
「そう、階段からねぇ。派手にころげおちたのね」