お喋りエアリアルちゃん(君?)   作:アストラッド

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 OPで学園に畑がありそうなんだけどどうしよう。

 で、グエル君が好きなの?それとも畑仕事してるグエル君が好きなの?それともサツマイモが好きなの?
 
 2022年10月16日 グエルのセリフを修正、原作に近くしました。


悪意はないエアリアル

 

 『バカにした訳じゃないよ』

 

 「じゃぁ何でいうのよ!!」

 

 『怪我してたら気になるじゃないか』

 

 「人に指摘されたくないこともあるのよ!」

 

 人の心は難しい、どうしてこんなに怒られる

 んだろうか。これが乙女心なのだろうか?

 

 「全く……ん?はぁ、変なの来た」

 

 「変なのってなんだよミオリネ」

 

 「パパの言いなりの癖にプライドはいっちょ前

  のバカよ、グエル」

 

 「へっ、今は年下の上司の言いなりだよ」

 

 「なんで偉そうなの」

 

 グエル・ジェタークか、2回もスレッタの負けた

 けど律儀に約束を守ってるし……なぜか、2回

 負けた事に拘りがあるらしい。

 

 というよりは、一回目の負けを無かった事には

 したくないらしい。

 

 「で、なんの用?」

 

 「お前にじゃねぇ、スレッタにだよ」

 

 「トロフィー扱いの次は私の婚約者に手出し?

  そろそろしつこいわね、死ぬの?」

 

 「死なねぇよ!!……たく、上司からスレッタ

  に届けるように言われたんだよ」

 

 見るとそれは、キュウリと言う野菜だった。

 結構立派だなぁ……写真で見るより刺々しい。

 

 「そいつは地球で育てたやつらしい、参考に

  食べてほしいとよ」

 

 「なんでスレッタに……」

 

 「このプロジェクトの大部分はスレッタの資金

  提供だ。正確にはその保護者か?」

 

 「私が届けておくから、その場において手を

  後ろに持っていきなさい」

 

 「テロリスト扱いかよ」

 

 「そして死ね」

 

 「お前は俺の事を嫌いすぎだろ!!」

 

 ミオリネってお口悪いよね、予想の五倍くらい

 口が悪いよ。絶対にトイレで死ね連呼しながら

 壁を殴ってるタイプだよ。

 

 「あ?なんだお前、指でも切ったのか?」

 

 「別に関係ないでしょ」

 

 「……ははーん、まぁ俺の事が嫌いなお前だ。

  今度の婚約者はさぞ手間をかけたくなる相手

  なんだろうよ」

 

 「ちがっ、そんなんじゃないわよ!

  お礼よお・れ・い!!」

 

 「分かるぞぉ、スレッタは肩書きにはなんも

  影響されず個人を見てくれる。

  それがうれしいんだろ?」

 

 「この色ボケ殴りたいわ」

 

 嫌がってるのか楽しんでるのか分からないなぁ。 

 キュウリかぁ、スレッタは喜ぶかなぁ……ん?

 まだ言い合ってるの?飽きないなぁ。

 

 「俺は窒素リン酸カリを覚えた!!お前達を

  負かす日も近いぜ!」

 

 「そんなん基礎じゃない!根切り虫の事もどーせ

  知らないんでしょ!!」

 

 「なんだそりゃ?」

 

 「あんたの上司に聞きなさい!この程度じゃ

  私には勝てないわよ!」

 

 「まだお前が上か」

 

 「せいぜいNPKの効果を学習することね」

 

 「そうか、窒素リン酸カリはNPKと略せる訳だ。

  くそ、俺は戻るからな!ちゃんと渡せよ!!」

 

 「バーカ!」

 

 小学生かな?実際に見たことは無いけどね、小学

 生のケンカとか。

 

 「……エアリアル、あんた投資もしてるの?」

 

 『資産運用ってやつだね、パイロット科を卒業

  しても火星を豊かにできる知識が身に付くと

  は思えないし』

 

 「そう言えば、スレッタがお母さんに言われた

  とか喋ってた……経済戦略科かメカニック科の

  の方が良いのに」

 

 『めぼしい特許や研究に投資して、使えそうな

  技術なら持ってこようと思ってね』

 

 「考えてるのね、なら一緒に地球にでも行って

  みる?あっちは本場なだけあって農業が

  とても盛んらしいし」

 

 『それもありだね、長期の休みになら行けるか

  も知れないし』

 

 「ツアーでも組んでおいて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ー またしても何も知らないスレッタ ー

 

 「美味しいです!」

 

 「そりゃよかった、ならこっちもどうだ?」

 

 甘くて美味しい!赤くて粒々があるけどこれ

 なんだろう……れんにゅうっていうこの甘いの

 かけるともっと美味しい!

 

 「で、トマトの育て方でしたね」

 

 「はい!その……ミオリネさんが、トマトをく

  れてそれで。お返ししたくて」

 

 「……すぐには無理ですね、ここだと大体です

  がまぁ5ヶ月ほどです」

 

 「そ、それでも良いのでお願いします!!」

 

 時間がかかっても、それでもお返ししたい。

 だから自分で育てたトマトを食べて貰いたい。

 

 「分かりました、やり方が二つありますが

  取りあえずご説明致します。

  おーい!グエル、ボード持ってこい……あ、

  お使いに出してんだった、少しお待ちくだ

  さい」

 

 育て方も違いがあるんだ……私にも出来ると

 良いんだけど。

 

 「さてと、土壌栽培と水生栽培がありまして」

 

 

 

 

 30分後

 

 

 

 

 「という感じです」

 

 「なんだか……難しそうですね」

 

 「商売でやるならそうでしょうね、家庭菜園

  程度ならわりと簡単ですよ」

 

 「ど、どっちがオススメなんですか?」

 

 「……そうですねぇ、毎度こっちに来て貰うの

  もあれですし。スレッタ壌にはプランター

  とアイメックでどう違うかを観察してもら

  いましょう」

 

 「あいめっく?」

 

 「簡単に言うと、凄い小さな穴が空いたシート

  と給液装置でめちゃくちゃ少ない土で栽培

  する方法ですね、まぁ最悪スポンジシート

  を土代わりでも」

 

 やってみよう、進めば二つ……トマトのお礼も

 農業の経験も沢山手に入る筈!

 

 「やり、ます!」

 

 「良いですね、では後程手配しますね。

  そうだ、かき氷はいかがですか?地球産の

  とても良い氷が届いたんですよ」

 

 「いただきます!……かきごおり?」

 

 優しい人でよかったぁ、エアリアルがカブを

 作ってる人の紹介してくれて助かったなぁ。

 

 

 

 





 ・アイメックとは?
医療用に開発されたミクロレベルの穴が無数にあいたアイメックフィルムの事。これを転用したのがアイメック農法、場所も人も選ばない画期的な農法でローリスク・ハイリターン……ではある。


2018年では、初期投資にかなり掛かる(1000万円前後の可能性もあると言われていた)として有名だったり「トマトの甘味が強くなり市場価格も通常のトマトの三倍ほどになる」が代償として「身が全体的に小さい」という弱点もある。
 
 ヤバい、眠いです

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