カゲヒサのハチャメチャな日常   作:黒い幻想

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今回の時系列はストーリー2章前の話になります。


スタンフォード監獄実験

 

~カレコレ屋~

 

カゲチヨ「やばい、どうしよう・・・」

 

シディ「どうしたんだ急に・・・?」

 

カゲチヨ「漫画やゲームの請求来すぎて、小遣いがスッカラカンなんだよ!」

 

ヒサメ「私もミキやノリコと食べ歩きしてたら、お小遣いが無くなっちゃった。」

 

シディ「二人とも普段どういう使い方しているんだ・・・?」

 

カゲチヨ「俺の金を使って何が悪いんだよ!?」

 

シディ「悪くはないが、あとで困るんだったら貯金を・・・」

 

カゲチヨ「はぁ~どっかに手っ取り早く稼ぐ方法ないかなぁ~?」

 

シディ「あ、それなら良い依頼があるぞ。」

 

カゲチヨ・ヒサメ「?」

 

シディ「スタンフォード監獄実験を知っているか?」

 

ヒサメ「スタンフォード監獄実験?」

 

カゲチヨ「何だそれ?」

 

シディ「ああ、1971年にアメリカで行われた心理実験だ、それを再現したいという人がいてその被験者を募集しているという依頼だ、依頼料は100万円もらえるらしいぞ!」

 

ヒサメ「何か危ないような・・・」

 

カゲチヨ「でも面白そうじゃないか!やってみようぜ!」

 

~~

 

サトウ「お!お前らも来てたのか!」

 

スズキ「また、面倒臭いのが・・・」

 

ヒサメ「あ!サトウ君にスズキ君!」

 

シディ「お前達も来てたのか!」

 

カゲチヨ「それでどんな事をするんだ?」

 

神谷「よく来てくれたな、それでは実験の説明を始める。」

 

カゲチヨ「お前が依頼人かよ!?」

 

ヒサメ「どんな事をするんですか?」

 

神谷「カゲチヨとヒサメは看守役、シディとサトウとスズキは囚人役。お前らには役になりきって生活してもらう。」

 

ヒサメ「私達は看守役なんだね。」

 

神谷「それでは実験の場所に向かうぞ。」

 

警官風の男「・・・」

 

サトウ「!?何しやがる!」

 

スズキ「離せ!」

 

神谷「本物の警察じゃないから安心しろ、よりリアリティを追及するためにパトカーで移動する。」

 

~~

 

サトウ「持ち物検査されるわ着替えさせられるわどうなってんだよ!」

 

スズキ「テメーが受けたんだろ、このバイト。」

 

シディ「一体何をする気だ・・・」

 

ヒサメ「みんな大丈夫?」

 

シディ「カゲチヨ、ヒサメ、何だこの格好は?」

 

カゲチヨ「看守の格好だ、さあお前ら牢屋に入れ。」

 

ガチャ

 

神谷「準備が整ったみたいだな、それでは実験開始だ。」

 

1日目

 

サトウ「くそ!体を動かしたくて仕方がねえ!」

 

カゲチヨ「大人しくしてろよ?」

 

スズキ「なんで腐血の言うこと聞かなきゃいけねーんだよ。」

 

カゲチヨ「うるせえ!とにかく大人しくしろ!」

 

スズキ「テメエみてえな奴に言われる筋合いはねえ。」

 

カゲチヨ「コイツ・・・ 」

 

神谷「カゲチヨ、ヒサメ、囚人を罵倒しろ。」

 

ヒサメ「えっ!?私達が・・・?」

 

カゲチヨ「看守に生意気な口聞いてんじゃねえよ、このクソメガネ!」

 

ヒサメ「早速やってる・・・」

 

スズキ「んだと・・・ 」

 

サトウ「落ち着けよスズキ!」

 

神谷「お前もだ、ヒサメ。」

 

ヒサメ「さっさと動けよこの・・・狼!角!メガネ!」

 

スズキ「悪口下手すぎだろ・・・」

 

シディ「ヒサメはそういうのが苦手だからな。」

 

カゲチヨ「俺には言ってくる癖に!?」

 

サトウ「カハハッ!ドンマイカゲチヨ。」

 

2日目

 

ヒサメ「起床時間だよ!」

 

カゲチヨ「さっさと起きろ!家畜囚人共!」

 

シディ「何だ!?」

 

スズキ「腐血と氷電か、やけに高圧的だな。」

 

ヒサメ「点呼!」

 

シディ・サトウ・スズキ「・・・?」

 

ヒサメ「点呼だって言ってるのが分からない!?」

 

カゲチヨ「テメーらの耳は腐ってんのか!?」

 

スズキ「んだよ・・・偉そうに」

 

サトウ「なぁシディ、カゲチヨとヒサメの事ちょっとからかってやろうぜ?」

 

シディ「どんな風にだ?」

 

~数分後~

 

カゲチヨ「テメーら準備は出来たか・・・入口にベッドが!?」

 

ヒサメ「何これ!?早くどけてよ!」

 

サトウ「そう怒るなよ、ちょっとからかっただけじゃねえか。」

 

ヒサメ「……カゲ。」

 

カゲチヨ「おう。」

 

サトウ「何すんだよ!?」

 

ヒサメ「ベッドは没収!これからは地べたで寝る事、良いね?」

 

スズキ「何やってんだテメエ!俺まで巻き込むな!」

 

シディ「カゲチヨ、ヒサメ、流石にやり過ぎ」

 

カゲチヨ「フンッ!」血液操作

 

シディ「!?何するんだ!」

 

ヒサメ「看守を嘗めてるからいけないんだよ?」

 

カゲチヨ「これからはちゃんと命令に従えよ?分かったな?」

 

シディ「二人とも、何だか様子が変だぞ?」

 

3日目

 

カゲチヨ「早く牢屋から出ろよ、この欠陥品共!」

 

シディ「日に日に口が悪くなって来てないか?」

 

ヒサメ「・・・」ジーッ

 

サトウ「何だよ?」

 

ヒサメ「・・・」バチバチ

 

サトウ「ギャア!?何すんだよ!」

 

ヒサメ「何かムカつく顔だなと思って。」

 

サトウ「テメエ調子乗ってんじゃねえぞ!」

 

ヒサメ「看守に逆らっていいと思ってるの?貴方は独房送り!」

 

サトウ「この!離せ!」

 

ヒサメ「こら、暴れるな!カゲ、そっち抑えといて!」

 

カゲチヨ「分かった!お前はたっぷり痛め付けてやるからな!」

 

サトウ「やれるもんならやってみやがれ!」

 

4日目

 

サトウ「もう二人に逆らうのはやめようぜ・・・」

 

スズキ「一体何があったんだ?」

 

神谷「二人とも調子はどうだ?」

 

ヒサメ「最高です!」

 

カゲチヨ「日頃の恨みも晴らせていい気分だ!」

 

神谷「そうか・・・」

 

シディ「カゲチヨ・・・ヒサメ・・・」

 

スズキ「こんなんで二週間持つのかよ・・・?」

 

5日目

 

カゲチヨ「オラオラ!今日は手で便器掃除だ!」

 

ヒサメ「やらないと独房行きだからね?」

 

シディ「二人とも落ち着いてくれ!」

 

カゲチヨ「何だ?看守に逆らうのか?」

 

ヒサメ「ちょうど良いんじゃない?コイツには独房で立場をたっぷり教えてあげないとね?」

 

神谷「お前ら・・・」

 

カゲチヨ「どうした神谷?」

 

神谷「これは想像以上だ、実験を中止する。」

 

カゲチヨ・ヒサメ「!?」

 

スズキ「マジかよ!」

 

サトウ「やっと・・・解放されるぜ・・・」

 

カゲチヨ「何だよお前!」

 

ヒサメ「まだ二週間経ってないよ!」

 

神谷「昔のスタンフォード監獄実験と同じ結果になってしまった、強い権力を持った人間と何の力も持たない人間が狭い空間にいると前者は歯止めが効かなくなり暴走してしまう。元の性格に関係なくな・・・やはり危険な実験だったな。」

 

シディ「成程な・・・さっぱり分からないが。」

 

サトウ「分からないのかよ!」

 

神谷「そういうわけで、荷物まとめてさっさと帰れ。」

 

カゲチヨ「ふざけんじゃねえ!」

 

ヒサメ「もっとコイツらを痛め付けて」

 

バシャアアアアン・・・

 

カゲチヨ・ヒサメ「・・・?」

 

神谷「これで頭は冷えたか?」

 

ヒサメ「あれ、私は何を・・・」

 

カゲチヨ「やべっ、これまずい事しちまったか?」

 

ガチャ・・・

 

スズキ「腐血・・・氷電・・・」

 

サトウ「よくもこき使ってくれたな!」

 

ヒサメ「ひぃぃぃぃっ!?」

 

カゲチヨ「違うんだよ!俺達は実験で頭がおかしくなっていただけで・・・まあ楽しかったけど」

 

ヒサメ「ちょっと!?カゲ、余計な事」

 

サトウ・スズキ「・・・ 」

 

ヒサメ「助けてシディ!」

 

シディ「すまない、今回は助けられない。」

 

カゲチヨ「やばい逃げるぞヒサ!」

 

ヒサメ「待ってよカゲ~!」

 

サトウ「待てよおい!」

 

スズキ「たっぷり仕返ししてやるよ!」

 

 

神谷「これは・・・やらない方が良かったか?」

 

 

~終わり~

 

 

 

 

 

 


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