カゲヒサのハチャメチャな日常   作:黒い幻想

14 / 19
エマのソロ活動

 

~カレコレ屋~

 

ヒサメ「えーと・・・エマちゃん?」

 

カゲチヨ「今日は何の依頼で来たんだ?」

 

エマ「実はYouTube活動しようと思いまして・・・」

 

シディ「YouTube活動?どうして・・・」

 

カゲチヨ「理由は想像つくけどな。」

 

エマ「レンタル彼女を使ってあくどい事してた人を警察に引き渡したんですけど、その謝礼金をパチンコと競馬に使っちゃったので怒られたんですよ。だから一人で稼ごうと思って・・・」

 

ヒサメ「やっぱり・・・そんな事されたら流石の零士さんでも怒るよ?」

 

エマ「でも美少女にプロレス技かけるような野蛮な人と一緒にやりたくありません!私はYouTuber活動でお金を稼ぎます!だから協力して下さい!」

 

カゲチヨ「全くしょうがねえなぁ・・・」

 

~~

 

エマ「はい!始まりました!閻魔のカレコレの配信をやっていきたいと思います!」

 

カゲチヨ「俺達は配信ある事すら今知ったけどな。」

 

ヒサメ「男女共用トイレに連れてきてどうするつもりなの?」

 

カゲチヨ「一応シディには離れてもらってるけど、すげー匂いだなおい!」

 

エマ「今日はトイレでウ○コした後にマッチを擦ると匂いが消えるかどうかの実験です!」

 

カゲチヨ「いきなり汚い配信だな!しかも動画に不向きな匂いネタだし!」

 

ヒサメ「食事前もしくは食事中の方、ごめんなさい。」

 

エマ「誰に向かって喋ってるんですか?」

 

カゲチヨ「そんな事はどうでもいいからやんぞ!」

 

ヒサメ「それにこのトイレ臭くない?」

 

エマ「当たり前です!人が一発してきた所ですから。」

 

カゲチヨ「マジかよ・・・」

 

エマ「それじゃあヒサメさん、マッチを!」

 

ヒサメ「うん!」

 

エマ「さてと、火を付けまーす・・・あれ?全然付きませんねポイッと。」

 

ヒサメ「あっ!ポイ捨ては駄目だよ!ほら、ゴミ袋持ってきたから」

 

エマ「あーもう!これも付かない!このマッチ不良品・・・って、付きました!」

 

カゲチヨ「あっ!くせー匂い消えてるぞ!」

 

ヒサメ「本当だ!」

 

エマ「実験は大成功ですね!それじゃあこの辺で」

 

カゲチヨ・ヒサメ「!?」

 

ボオオオオオ

 

エマ「いやあああああ!?何で火がついてるんですか!?」

 

ヒサメ「火がちゃんと消えてなかったんだよ!」

 

カゲチヨ「しかもどんどん燃え広がってるぜ!」

 

ヒサメ「二人とも下がってて!フンッ!」

 

ヒュオオオオオ

 

~翌日~

 

シディ「成程、俺がいない間にこうなってたのか。」

 

ヒサメ「私がいなかったら間違いなくまずい事になってた。」

 

エマ「でも視聴者数は伸びてますよ!」

 

カゲチヨ「喜んでる場合じゃねえ!放送事故だから祭りになってるんだよ!」

 

シディ「放送事故だと盛り上がるんだ?」

 

カゲチヨ「視聴者は予想外の失敗するから、見てる側は盛り上がるんだ。」

 

エマ「・・・」

 

ヒサメ「どうしたのエマちゃん?」

 

エマ「閃いた!もし放送事故と見せかけて過激な配信をして人気を上げて行きましょう!」

 

カゲチヨ「いいなそれ!俺も・・・」

 

ヒサメ「カゲ?」

 

カゲチヨ「すみません何でもありません。」

 

~~

 

エマ「今日はこの廃ビルを調査していきたいと思います!」

 

カゲチヨ「でも大丈夫なのか?噂によるとここ、出るらしいぜ?」

 

エマ「あわよくば心霊現象とか撮れたら・・・」

 

ヒサメ「ひぃっ!?」

 

シディ「ヒサメ、怖いなら残るか?」

 

カゲチヨ「良かったらエマと俺だけで行っても・・・」

 

ヒサメ「大丈夫だから二人は気にしないで!」

 

~廃ビル~

 

ヒサメ「ひぃっ・・・」

 

カゲチヨ「コメントが来てるな・・・「角の女の子ビビってて可愛い」ってヒサの事だろ。」

 

ヒサメ「私怖がってないよ!」

 

ガチャッ・・・

 

ヒサメ「ひぃっ!?」ギュー

 

カゲチヨ「なんで抱き着くんだよ!?」

 

シディ「安心してくれ、俺がドアを開けた音だ。」

 

エマ「屋上に着きましたよ!って、思い返せば何もありませんでしたね、そうだ!」

 

ヒサメ「何をする気なの!?」

 

エマ「私が屋上のフェンスに上って一周するのはどうですか?」

 

ヒサメ「駄目だよ!落ちたらどうするの!」

 

エマ「平気ですって!それじゃあこの上を・・・一周しま~す!」

 

カゲチヨ「おいやめろ馬鹿!」

 

シディ「落ちたら危ないぞ!」

 

エマ「平気平気、あ・・・いやああああああ!?」

 

シディ「エマ!?」

 

カゲチヨ「まずい!この高さから落ちたら確実に・・・」

 

ヒサメ「どうしよう!?これ生配信だからモザイクかけられないのに!」

 

カゲチヨ「皆さんすみません・・・今日の動画はここまで」

 

エマ「なーんちゃって♪驚きましたか皆さん!」

 

ヒサメ「エマちゃん!?ここから落ちたんじゃ・・・」

 

エマ「念のため用意しておいたマットに飛び降りたんですよー!」

 

シディ「でも見たやつは本当に死んだと思っているのではないか?」

 

ヒサメ「こんな配信してたら炎上しちゃうよ!」

 

エマ「でも見てください!この閲覧者数の伸び・・・」

 

カゲチヨ「嘘だろ!?桁が変わってやがる!」

 

エマ「普通の配信するのは視聴者が増えきってからでいいんですよ!これからも盛り上がる動画を撮っていきましょう!」

 

そして

 

ヒサメ「案の定、炎上しちゃってるね・・・」

 

カゲチヨ「コメント欄は「やらせ」ばっかりだな。」

 

シディ「誹謗中傷も中にはあるぞ。」

 

エマ「YouTuberやってたらそんなの当たり前ですよ!」

 

カゲチヨ「そこまでしてもやりたいんだったら止めないけど、住所特定だけはされるなよ?」

 

エマ「住所特定?されるわけないでしょう!」

 

カゲチヨ「だといいんだけどな・・・」

 

~~

 

エマ「それでは早速配信を・・・」

 

???「おい。」

 

エマ「あ、貴方は・・・私が警察にチクった内面クズ男!」

 

男「テメエが警察に言ったせいで俺の人生はメチャクチャなんだよ!お前を殺して俺も死ぬ!」ナイフ

 

エマ「いやあああああ!助けてええええええ!」ダダッ

 

男「逃げ足だけは早いな!女だからって容赦しねえぞ!」

 

~外~

 

エマ「うわああああん!来ないで下さあああああい!」

 

男「待ちやがれこのクズが!」

 

カゲチヨ「どうしたエマってアイツは!?」

 

ヒサメ「私がレンタル彼女した時の!」

 

カゲチヨ「アイツヒサに懲らしめられてもやってたのか!」

 

エマ「ヒサメさん丁度良いところに!助けて下さい!」

 

男「死ねええええええ!」

 

カゲチヨ「オラァッ!」ハラニケリ

 

男「ぐはぁっ!?テメエあん時の!」

 

カゲチヨ「ヒサはエマ連れて下がってろ!俺がやる!」

 

ヒサメ「大丈夫なの!?」

 

カゲチヨ「俺を信じろ!」

 

ヒサメ「分かった!」

 

男「この陰キャ野郎!前みたいにボコられてえのか!?」

 

カゲチヨ「ボコられるのはテメエの方だ!」

 

男「何だと・・・上等だやってやギャアアアアア!?」

 

カゲチヨ「さぁて血液で拘束した事だし・・・どういう風に料理してやろうか?」

 

男「お前、手加減していたのか!?」

 

カゲチヨ「あの時のテメエは曲がりなりにも客だったから能力使わなかったけど、今回は犯罪者だ・・・容赦はしねえ!」

 

スパッ(頬が切れる音)

 

男「ギャアアアアア!?やめろ!死にたくない!お願いします!殺さないでえええええ!」

 

カゲチヨ「顔面切り裂くか?それとも半身不随にしてやろうか?」

 

男「やめてええええええ!もうレンタル彼女で遊びません!お願いします!だから命だけは勘弁してください!」

 

カゲチヨ「じゃあ警察に通報しない代わりに全力でやれ。」

 

男「な、何を・・・」

 

カゲチヨ「お前が傷つけてきた女達への謝罪だよ、レンタル彼女の場所ぐらいは知ってるだろ?金でも良いから誠意を込めて謝れ、そして二度とふざけた真似をしないと誓え。」

 

男「ひいいいいいい!?分かりましたあああああ!だから命だけは勘弁を~!」

 

カゲチヨ「(全く、命が大事ならこういう事するなよな・・)」

 

~~

 

ヒサメ「カゲ、大丈夫?」

 

カゲチヨ「ああ、二度とこういう事しないようにしておいた。」

 

エマ「ありがとうございます、カゲチヨさん。」

 

シディ「でもこれで分かっただろう、君がやろうとしたことがどれだけ危険なのか。」

 

エマ「はい、すみませんでした・・・じゃあ次からは詐欺まがいの事を」

 

???「エマさ~ん?」

 

カゲチヨ「ア?」

 

ヒサメ「え?」

 

シディ「ウヌッ?君は・・・」

 

エマ「零士さん!?どうしてここに!?」

 

零士「お前、金稼ぎほったらかして何YouTuberになろうとしてんだ?お?」

 

エマ「わ、私は零士さんの借金を返そうと・・・」

 

零士「ほう?じゃあこれはどういう事だ?」

 

エマ「あ、これは・・・損害賠償!?まさかトイレ燃やした時の」

 

零士「この金食い虫が~!」

 

エマ「ギャアアアアア!?ごめんなさーい!」

 

ヒサメ「アハハ・・・」

 

カゲチヨ「懲りないなお前は。」

 

シディ「やっぱりお金を稼ぐのは楽に出来ないな。」

 

カゲチヨ・ヒサメ「うんうん。」

 

 

~終わり~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。