サンズが幻想入り ~東方骸骨郷~ 作:ガッツYY(ジャラランガ同好会)
この小説の元がなんと消えてしまっていて……しばらく立ち直れずにここにいます。
「知ってるぞこの展開」って方はオリジナル展開となる(はず)なので注意を……あれ?注意する必要あったかな…?
『おすすめBGM:ナイト・オブ・ナイツ』
『おすすめBGM:フラワリングナイト』
咲夜が動いた。
ナイフがさらに飛んでくる。近道を使いつつ、咲夜との距離を図る。
少しだけだが、あいつはまだ余裕を持っている。逆に言えばそれは……
ー逆転のチャンス!
「ほんとに!ナイフ!ばっかだな!」
「ふふふ……そうね!」
そして、咲夜が勝負を仕掛けた。
「終わりにするわ!」
(来た!)
「幻世『ザ・ワールド』!!」
咲夜が目を閉じる。
攻撃が来ない。確かに止まった。
勝ち誇ったような笑みを浮かべ、目を開ける。
「さて…どこに…?」
右の通路を見る。……いない
左の通路も見る。……いない
では、自身の上。……いない
「?」
シャンデリアの上、いない
窓、いない!
妖精共の後ろ、いない!!
私の後ろ!いない!!!
ホールを隅々まで見る。いない!!!!
「なっ!?いない!」
そう、どこにもいないのだ。
ーー
外も見る。だが、美鈴しか見当たらない。どこにもいない!
「なっ!確かに時は止まっている!だが、なぜ見当たらない!」
時計を見ながら言う。
確かに、時計は止まったまま動いてはいない。
時間だけが流れる。
「…タイムアップよ…時が動く」
時が戻った瞬間、咲夜の顎に強い衝撃が走る。
咲夜は勢いよく、後ろへと飛ばされた。
「がはっ!?」
「ふぅ…危なかったぜ……」
そこには、先程まで居なかったはずのサンズが立っていた。
「な……いつの間に…いや、確かに居なかったはず…」
「あぁ。多分な」
咲夜は謎を解こうと必死になるが、検討もつかず、サンズを見る
「…答え合わせと行こうか。お前の能力はさしずめ、時を止めるとかそんなものだろうな。根拠としては不意打ちに出したブラスターが避けられるとかな。ナイフだっていつの間にかある。」
「…バレたのは分かるが……なぜ時を止めた時に居なかった……」
サンズが発した次の言葉は、咲夜を驚かせることになった。
「時を止めた瞬間に近道をしたのさ……」
近道は瞬間移動的な能力だ。
だが、瞬間移動としても時はある。移動する時間があるんだ。
俺はそこを狙った。
時を止めた瞬間に近道。するとまるでいなくなったかのように見える。
「そんな高度な技……誰から…いえ、出来るの?」
「出来てるからお前を倒せてるんだろ?」
俺はさて、と言って立ち上がる。
疲れたが、やることはまだあるはずだ……
「この後はどうするの?」
「ん?あぁ……ここの主と話をするってとこかな」
咲夜が首を傾げた。
「何を?」
「……オイラの住む場所について」
「「「知るか!」」」
咲夜とリグルがツッコんだのかと思ったら近くの柱からも声が上がる。
「お、お嬢!」
てことはあの……ガキンチョ(?)が主か……
「あ〜……オイラはサンズ。ただの……」
「えぇ、知ってるわ。」
…俺の自己紹介潰しとは……こいつ中々やるな…
「で、住む場所?だっけ?」
「あぁ。部屋があるって聞いてな……一部屋だけ…」
レミリアは少し考えてあと、頷いた。
「咲夜も美鈴も倒して、私を楽しませたからね。良いわ」
「「なんだそりゃ」」
こうして(?)俺は住む場所を手に入れた。
だが、まだここでハッピーエンドでは無かった。
この後に起きる、大戦争があるからな……
…咲夜の攻略の仕方ですが、分かりやすく絵で説明しようと思いました。
まぁ、文章よりも絵とかでやったほうが速いんで…
①まず、サンズの近道についてですが、絵にある通り、一瞬とは言えど時間があります。
【挿絵表示】
0.001秒とか、どんなに速くても時間には逆らえないんです。
②咲夜の『時を止める』についてですが、こちらは全部同じタイミングで止まる。という訳ではなく、徐々に広がっていくと思ってます。
(こちらについては、この小説ではそうしているだけで、ほかの小説などでは違う可能性があります。)
【挿絵表示】
③時を止めた瞬間に近道、そうすることで、結果的には時が戻った時に現れますが、時を止めると残像が現れないほどのスピードで移動中なので、見えなくなります。
【挿絵表示】
分かりずらいですが、順序で言ったら
時を止める前に近道
↓
時を止めてる間は近道中
(サンズとの戦闘において暗くなるあれの状態)
↓
結果的に見えなくなる。
↓
時の流れが戻ると現れる
ということになります。
途中で、自分も何言ってるか分からなくなってますが、そういうものだと思ってくれればいいです……こんな作者ですみません…
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