影の君主とDゲーム

舞姫降臨

と言うことで、今のところ旬と影の兵士とアスボーンしか出てきてないので彼女に来ていただきました
それではスタート!!

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？？？　サイド

？？？「はぁ、はぁ、はぁ、」(一体何匹いるの？)

鎧を纏った女性が怪物の屍の山の上で息を切らしていた、その周りにはいくつもの怪物の死骸と人の死体、そしてまだ生きている怪物と人間が争っている、すると彼女の元にメガネをかけた赤髪の男性が近付いてくる

？？？「向坂ハンター、大丈夫ですか？」

彼女は息を整え答える

向坂「ええ、ありがとうございます最上代表」

2人が話している間にも怪物達は次々襲い掛かってくる

最上「くっ!!、なんて数だ!!」

向坂「くっ!!」

2人が怪物を倒す度同じ数だけ怪物達が現れる、しかし仲間が増えることはなく徐々に物量に磨り潰される、やがて2人も限界を迎え動くことが出来なくなった

最上「くっ!!、もう持たない!!」

最上と向坂は死を覚悟した、しかし突如怪物達が消え辺りは静寂に包まれる

最上「これは!!」

向坂「ええ、水篠ハンターがやってくれたんだと思います」

そこには怪物達が消え怪物の死骸のみが残ッていた、それは使えるべき主を消滅を意味していた、やがて2人が疲れから座り込み休んでいると彼方から光が迫り余りの眩しさに向坂は目をつぶってしまった

向坂「え？」

次に目を開けた時そこには死骸の山ではなく無傷のビル等の建築物が並んでいた、怪物達の襲撃により建物は全て倒壊したか崩れているはずだったしかも何事も無かったかのように一般人が普通に生活している、向坂は戸惑っているとヒソヒソと話す声が聞こえてきた

女子高生1「ねぇあの人凄い綺麗じゃない？」

女子高生2「本当だ、でも何かボロボロだし変な格好してる」

女子高生1「本当、何かのコスプレ？」

女子高生2「そうじゃない？」

自分の格好を見ると怪物達と戦った時の鎧のままだった、彼女は次第に恥ずかしくなり人通りの少ない路地で鎧を脱いだ、幸い鎧の下は普段着だった為問題なかった、しかし向坂は自身の現状を良くは思え無かった、一先ずここがどこなのかを訪ねるため適当な人に話しかける

向坂「すいません、道に迷ってしまって、ここってどこですかね？」

通行人「え？、ああ、ここは渋谷の◯◯通りです」

向坂「そうですか、ありがとうございます」

通行人が去っていき向坂は考える

向坂「渋谷？、ここが？」

向坂は首をかしげた、自分の知る渋谷は確かに発展してはいたがここまでではなかった、あれこれ考えているとズボンのポケットが震える、何かと向坂がポケットに手を入れると一台のスマホが出てくる

向坂「え？私、スマホなんて入れてなかった筈なのに」

向坂が不思議がっていると再びスマホが震えた、メッセージが入っており開いてみるとゲームの勧誘メッセージだった

向坂「何これ？、ダーウィンズゲーム？」

向坂はなんのけなしにURLをクリックし現れたゲーム画面を触ろうとした、その時後ろから不意に声をかけられた

？？？「触らない方が良いですよ」

向坂が反射的に後ろを振り返る、するとそこには見慣れた顔があり安堵する

向坂「水篠ハンター!!」

向坂は駆け寄る

旬「お久しぶりです、お元気でしたか？」

向坂「はい、ありがとうございます、それよりモンスター達のボスを倒すことは出来たんですよね!?、目の前からモンスターが消えたと思ったら急に遠くから光が迫ってきて目を開けたらここに、それにこの光景だって、スマホを持ってなかったのにいつの間にか持ってるし、どうなってるんでしょう？」

旬「とりあえず、付いてきてください、その辺も含めてご説明します、こちらへ」

向坂「あっ////」

旬は向坂の手を引き歩いていった

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と言うことで今回はここまで!!、次回は旬視点と向坂ハンターに現状を説明する会です
後モンスターの消滅の下りは完全に事故設定です、ご了承ください
それではまた次回、よろしくお願いします!!