ありふれない狂人は世界最狂   作:寝心地

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こんばんわ、特に言うことも無いのでスタート!!


ライセン大峡谷

4人が車に乗り込み走り始めた

 

 

 

ハジメ「ここはライセン大峡谷か」

 

 

 

空「確か魔法が分解され何処かに迷宮があるとされている場所だったか?、どれ1つ探してみるか」

 

 

 

空が魔眼を使おうとしたその時シアが話しかけた

 

 

 

シア「あ、あの、私達を助けて下さい!!」

 

 

 

ハジメ「断る」

 

 

 

シア「即答!?」

 

 

 

空「まぁ、だろうな、悪いがシア、此方には誰かを助ける程の余裕が無い、何か余程のメリット、そう、報酬だ、それがないとな」

 

 

 

シアは少し考え言う

 

 

 

シア「貴方達は大迷宮攻略を目指してるんですよね?」

 

 

 

空「ああ」

 

 

 

シア「それなら私が樹海にある迷宮に案内するのはどうでしょう?」

 

 

 

ハジメは考えたが空は即答した

 

 

 

空「ああ、それなら十分だ」

 

 

 

ハジメ「おい空!!、勝手に決めんな!!、大体俺達を利用する嘘かもしんねぇだろ!!」

 

 

 

空「それは問題ない、質問した時から心理読眼(トゥルーアイ)を使っていた、こいつに嘘はない、ついでに俺達を利用しようと言う思惑もな」

 

 

 

ハジメは絶句し言う

 

 

 

ハジメ「お前も何だかんだ疑い深いな」

 

 

 

空「慎重と言え慎重と」

 

 

 

ハジメ「はぁ、分かった、おいシアとか言ったな、取引成立だ、何があったのか話せ」

 

 

 

シア「は、はい!!、ありがとうございます!!」

 

 

 

ハジメ「念のため言っておくが樹海案内の件、忘れるなよ?」

 

 

 

それからシアは話し始めた

 

 

 

自分のせいで一族が国を追われた事

 

 

 

逃げる途中帝国兵に見つかり半数以上が捕まったこと

 

 

 

全滅を避け魔法の使えないこの溪谷に逃げ込んだ事

 

 

 

そしてそこでモンスターに襲われたこと

 

 

 

空「そうか、では取り敢えずお前の一族とやらに会ってみるか」

 

 

 

空が言うとハジメが車を加速させた、しばらく走っていると空が何かに反応した

 

 

 

空「ん?」

 

 

 

ハジメ「どうした?」

 

 

 

空「お前の一族とやらは余程日頃の行いが悪いらしい」

 

 

 

ユエ「どう言うこと?」

 

 

 

空「間もなく見える」

 

 

 

空が言うと遠くの方で何かが飛び回っている

 

 

 

ハジメ「魔物の群れか、飛ばすから捕まってろ」

 

 

 

空「その必要はない」

 

 

 

空が言うと車の屋根に登る、空は矢を射る様な動作をしたあと一言言う

 

 

 

空「兎(と)」

 

 

 

すると今まで飛び回っていた魔物が糸が切れた人形のように落ちていく

 

 

 

兎人族1「な、何だ?」

 

 

 

兎人族2「さぁ」

 

 

 

シア「みんな~!!、助けを呼んで来ましたよ~!!」

 

 

 

兎人族達「「「シア!!」」」

 

 

 

すると1人の兎人族が前に出て頭を下げた

 

 

 

兎人族「皆様、私は族長のカム・ハウリア、一族を助けて頂き、なんとお礼を言えば良いか」

 

 

 

ハジメ「礼は受け取っておく、とりあえずここを出るぞ」

 

 

 

ハジメ達はは歩きだしその後ろに兎人族達が続く、すると不意にハジメが空に話しかける

 

 

 

ハジメ「そう言えばさっきのはなんだったんだ?何もしてないのに魔物が死んだぞ?」

 

 

 

シア「そう言えばそうですね、魔法ですか?」

 

 

 

ユエ「あんな魔法存在しない、無詠唱はあっても一言しかない魔法詠唱なんて魔法がちゃんと機能しない、暴走するか不発に終わるだけ」

 

 

 

すると空が答える

 

 

 

空「あれは言霊だ」

 

 

 

ハジメ「言霊?」

 

 

 

空「12匹の聖なる獣、十二支だな、それを象る動物達に意味を持たせて打ち出す、今回は『兎』に『守る』と言う意味を持たせて打ち出した」

 

 

 

ハジメ「何で兎何だ?」

 

 

 

空「奴らにも相性がある、例えば虎は『殺す』や『食らう』と言う意味を持たせれば絶大な力を発揮するが逆に『守る』や『助ける』と言った言葉に不向きだ、兎は逆だな」

 

 

 

ハジメ「ふ~ん、て言うかお前そんな技能持ってたか?」

 

 

 

空「オルクスで鎖が一時的に外れた際に取り戻した様だ」

 

 

 

ハジメ「そっか、ステータスプレートどうなってる?」

 

 

 

空はステータスプレートを取り出しハジメに見せる

 

 

 

白崎空 17歳 男 レベル35

 

 

 

天職 錬金師 狂戦士 神殺し

 

 

 

筋力 800000000(封印レベル6)

 

 

 

体力 650000000(封印レベル6)

 

 

 

耐性 900000000(封印レベル6)

 

 

 

俊敏 480000000(封印レベル6)

 

 

 

魔力 900000000(封印レベル5)

 

 

 

魔耐 1500000000(封印レベル5)

 

 

 

技能

 

 

 

魂霊捕縛6連 狂戦士の咆哮 全魔法超適正 全魔法超耐性 全物理超耐性 全武具超適正 耐性超貫通 惨殺神の加護 戦士神の加護 狙撃神の加護 射撃神の加護 魔法神の加護 破壊神の呪い 苦痛神の呪い 狂神化 念動力(超) 弱点看破 超速詠唱 光速投擲 体力無限回復 魔力無限回復 回復速度超高速 超感覚 無限収納 思考超加速 素材性質変化 全武器生成 全防具生成 全魔法付与超適正 魔眼 神刀自動召喚 全超鑑定 聖獣弓 数珠繋ぎの命 異空間創造

 

 

 

ハジメ「…………おい」

 

 

 

空「何だ?」

 

 

 

ハジメ「お前、頼むから二度とその鎖外さないでくれよ、今度暴走されたら俺とユエでも止められない」

 

 

 

ユエ「絶対無理」

 

 

 

そう、以前暴走を止められたのは奇跡に等しい

 

 

 

空「ふむ、ならばそうなるような敵に会わないことを祈るんだな」

 

 

 

ハジメ「心のそこから願うことにするよ」




と言うことで今回はここまで、後捕捉ですがハジメとユエは空の前世についてオルクスで準備している時に聞いています、それではまた次回もお楽しみに!!

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