ありふれない提督は世界最強   作:星野楓

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夕立と電、あきつ丸と檜山

そんなことを私たち四人が話している時、あきつちゃんがやってきた。

「どうしたの、あきつちゃん。檜山関係?」

「こんにちはであります!夕立さん、時雨さん、電さん、響さん!今日からは正式に私も監視に入ることとなります!よろしくであります!」

「よろしくっぽい!」

「それにつきましては、今後はこのあきつ丸が中心となるであります!よろしいでしょうか?」

「夕立も疲れているみたいだし、いいんじゃないのかな?響ちゃんたちはどう思う?」

「夕立も賛成っぽい!あいつの文句をずっと聞いているのは疲れたっぽい!」

「電も、いいと思うのです。ただ、追加で……」

「ふむ。わかりました。採用します」

「でもそれって二人の負担が凄いんじゃないのかい?」

「じゃあ夕立が聞いてくるっぽい!」

 

「天龍さん、龍田さん、協力してくれないっぽい?」

「話を聞こうか」

「………………ふんふん。分かった。龍田もいいか?」

「ええ。あいつには良い気がしないからな。いくら川内が天井裏で監視……盗聴……情報収集していて、夜戦バカだとしても、限界があるだろうし」

「それにストレス発散になりそうだからねえ。ありがとうね夕立ちゃん、早速連れていって」

「分かったっぽい!」

 

「……で。こいつが檜山か。へえ。悪人面してるな、殺人未遂という犯罪者」

「……何を言っているんだ?そもそも誰だ!凶器(薙刀)を持ち込むな!」

「いや、殺人未遂は十分犯罪だよ?刑法えっと何条だっけ?にも載ってるよ」

「しかもその原因が私怨なんてな。ハジメも災難なこった」

「あ?うっさいな!今すぐでてけ!」

「あ、そういえば自己紹介してなかったな。オレは天龍型軽巡洋艦一番艦、天龍だ」

「同じく天龍型軽巡洋艦の二番艦、龍田よぉ。よろしくねぇ」

「龍田さん、殺気は抑えてください」

「ごめんねぇ。提督さんを落とした犯人だって分かってるからねぇ」

「で。何でここにいるんだ」

「監視兼脅しよ」

「ああ、何か変なことをしたら……分かるな?(薙刀を構えながら、ドスの効いた声で)」

「そうね、地獄を見るわよ?(同じく)」

「ひえっ、天龍さん、龍田さん、怖いのです……」

 

「あー、で、誰?」

「陸軍所属、強襲揚陸艦、あきつ丸であります!今回、監視に参加させていただきます!よろしくおねがいするであります!」

 

「……陸軍と海軍って仲悪いんじゃなかったのか?」

「…………ノーコメントであります」

 

檜山は天龍と龍田に怯えている。

天龍と龍田はクズを見る目で檜山をみている。

 

七人は部屋から出た。

 

「で、夕立。これからどうするんだ?」

「監視から降りても良いっぽい?」

「いいんじゃないかな、なのです」

「おう、良いぞ」

「ありがとうっぽい!じゃあ司令官と合流しに行くっぽい!」

「え、ちょっと早いんじゃないのかな……」

「問題ないっぽい!司令官さんに呼んでもらえば良いっぽい!」

 

『確かに』

 

一方その頃。

 

「誰だこいつ」

 

後のユエと出会っていた。

 

「助けて」

 

 

 

 

 

そしてエヒトは。

 

『レ級には勝てなかったよ……(消滅)』

レ級ちゃん大・勝・利!

 

「レッレレレ〜(どうしよっかな〜)」

「レレ?(うん?)レッレレレ、レレ、レッレレレレレ!(諸悪の根源はブチのめしたし、提督さんでも待とうかな〜)」

「レ、レレレレレ……レレ!(で、でも、ただ待つのは面白くないからな……そうだ!)」

「レレレレレレレレレレ!(自分から向かっちゃおう!)」




鈴奈!
レ級が向かって来ている今、ノーマルハジメと駆逐艦夕立たちだけじゃ最強のレ級には対抗出来ない!
一体この状況を変える手立てはどこにあるの……?

次回、鈴奈の本気、発見せし、深海棲艦

お楽しみに!





えー、申し訳ございません。ただ、レ級たち深海棲艦を出すにはこれくらいのことをしないと…と思います。
あ、オルクスのボス?
ヒドラじゃありませんよ?
さて、誰でしょうね。

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