星野アイの10年 ~目覚めたら1週間しか経ってない~   作:アストラッド

5 / 16
 
 1日で2000文字前後の話を書くのはかなりきついですからね、合間にサンブレイク挟んでやっていってますよ。


 



名前の由来が行動と合ってないけど好きだよ、わりとまじで

 

 side:ウツシ

 

 痛い……ここは、どこだ?

 柔らかい、この掛け布団は凄く柔らかい。

 いやそんなことよりここは?

 ベッドの横にテーブル?これは……

 

 「お団子だ、この形は……似ている」

 

 しかし無許可でいただく訳にはいかない、

 まずはこの家の主に会わなければ。

 

 取りあえずは部屋を見てみよう、窓には

 ガラスが使用されてる。木材もこれは!

 ユクモの重木じゃないか!!

 なかなか流通しないのに、この部屋だけでも

 ふんだんに使われている。

 かなりの富豪の家なのか?

 

 「起きたんですね」

 

 声の方へ振り返れば、金髪と青い瞳の少年が

 扉を開けてこちらを見ていた。

 似ている、アイ君にとても似ている。

 まさか……まさかなのか?

 

 「あぁ、ご迷惑をお掛けしたようだ。

  治療してくれてありがとう」

 

 「いえ、そこまでの事は。 

  ここまで運んだのも、治療しようと言った

  のも母です」

 

 「そうか、母上殿にお礼を言いたいのだが

  案内してくれるだろうか?」

 

 「すみません、母は仕事にでておりまして。

  夕方には帰宅すると思いますので」

 

 「そうなのかい?……このお団子、食べても

  いいかな?」

 

 「どうぞ、母が用意したんですよ。

  動けそうならご自由に、母からの伝言です

  ……それでは」

 

 「何から何まで申し訳ない」

 

 さて、お団子を頂こう!

 む……この透明な布は、恐らく食べ物の水分

 が飛ばない様にするための物だな。

 

 いやぁ、これを見ると思い出すなぁ。

 アイ君が初めて作ってくれたお団子は、少し

 塩が多めだがアンコとよく合うものだった。

 

 「いただきます」

 

 ングング……やはりそうだ、この塩味とアンコの

 相性はアイ君のお団子!

 俺の好物になったと言ったら、よく食後の為

 に作ってくれていたからなぁ……しかし、そう

 なるとまずい。

 つまりアイ君は元の世界に帰ったのではなく、

 子供達がこちらにきてしまったのか!?

 なんということだ、再会出来たのは喜ばしい

 がそれではあんまりではないか!!くそっ、

 師匠である俺はなんて無力なんだ、いや俺に

 出来る事があるはずだ。

 

 まずはここがどこか知らないと、窓からの

 景色で何か…… 

 

 

 

 ー それは、彼にとって予想外であった。 ー

 

  ガーグァや馬が引かなくても動く大きい箱

 

  天を貫くかのようにそびえ立つ建造物

 

  平らに手を加えられた道の多さと技術

 

 ー それだけで、彼は己の間違いに気付く ー

 

 「お、俺がアイ君の世界に……来たのか!?」

 

 余談だが、若返ってた事にはいまだ気付いてない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 side:ルビー

 

 あの人リビングで落ち込んでる、ママの家に

 入れて貰ってるんだから咽び泣きながら喜ば

 ない方がおかしいんだけど。

 

 「おじさん、どうしたの?」

 

 「あぁ、君は……おじさんはね、予想外の事に

  頭を悩ませているんだ」

 

 「ふーん、でママとどんな関係?」

 

 おじさん呼びには怒らないか、でも怪しい。

 病院に連れていけば良いのにわざわざ家で、

 手当てしたし、しかも日当たりとかが一番良い

 部屋だし。

 別にそこの部屋が欲しかったわけじゃないん 

 だけどね!!

 

 「そうだね、君のママに聞かないとどこまで

  説明して良いかわからないけど師弟かな」

 

 「ママのお師匠?本当にぃ?」

 

 「そこら辺はママに聞くと良いよ、しかし

  話に聞いていた通りだね」

 

 なんの事だろう?というか、よく見たらかなり

 イケメンな感じかなこの人。

 ママはなんでこんな人と知り合いになったの?

 私達の事を話すってことは信頼はしてる?でも

 それで裏切られたら……。

 

 「君のママはね、君達の事をとても愛してる。

  それだけは嘘じゃない、絶対に嘘なんかじゃ

  ないって言いきるくらいにね」

 

 「えっ?」

 

 「娘は躍りが上手で将来はアイドルになって、

  私と共演するかも!?とか息子はいつも冷静

  で丁寧な言葉も使える、良い学校を卒業して

  立派な職業に就くかも……とかね」

 

 なんか……なんか変、だってその言葉はあの時の

 言葉だよ。

 でも、でも他の人に言えても私達には伝えられ

 なかったとかあるし。

 

 「そうだ、確か……名前で呼んで良いかな?」

 

 「うん、ルビーだよ」

 

 「ルビー君、君はお遊戯会で踊るんだったね。

  出来ればおじさんに見せてくれないかな」

 

 「べつに……良いけど」

 

 ママの様に、自分のやりたいように、前世で

 出来なかった事をした。

 お遊戯会での振り付けを目の前のおじさんに

 見せつけた、ママの子供であると見せつける

 為に。

 

 「はぁはぁ……」

 

 「お疲れ様!!良い躍りだったよ、情熱を

  物凄く感じた!!まるでルビー君の全てを

  込めたものだったよ」

 

 「ありがとう……」

 

 見る目あるじゃん、私はママの子だもん。

 アイの子供ならできて当然……体力がぁぁ。

 

 「やっぱりアイドルを目指しているのかい?」

 

 「ママみたいなアイドルになりたい!」

 

 「そうか、君なら出来る!!それどころかママ

  を越えるほどのアイドルになれるかもね!」

 

 「はぁ?ママが1番なんですけど?」

 

 「あれぇ?」

 

 

 

_________________________________________________

 

 

 

 「ただいまー……あれ?ルビー?」

 

 いつもなら玄関までお迎えしてくれるのに。

 教官のお世話でもしてるのかな?

 

 「ルビー?アクア?」

 

 「どうした、アイ」

 

 「アクア、ルビーは?」

 

 「リビングであの男と一緒に寝ている、

  お遊戯会での躍りを見せてたから疲れた

  んだと思う」

 

 「そっかー、それじゃあ起こさない様にして

  ご飯作っちゃおっか」

 

 「それは……どちらのキッチンでですか?」

 

 「向こうのやつ★」

 

 いやー、久々に教官に振る舞うからあっちの

 料理も作っちゃおっかなぁ。

 

 定番のこんがり肉とかあっちにはピザもあった

 し、パエリアも作っちゃお!!

 

 「今日は何日分作るんだ?

 

 「ん?どうしたの?」

 

 「いやぁ?何も言ってない」

 

 「そっか……じゃあアクアは2人にブランケット

  でも掛けてちょうだい」ゴキゴキ

 

 さーて、やっちゃいますか!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





「え?ボディガードはもう送った?戸籍どうするんですかそれ……はい、はい……はぁ!?ちょ。
あの上司、いつか痛い目に……あれ、重要管理素体が書類上ですが確認されてませんね。まったく、後で私が確認しないと……ん?あの上司、"もう送った"っていったの?嘘でしょままさか!?」

例のあやつ、お仕置きシーンは要る?いらない?

  • 要る(キャラ崩壊が起こるかも)
  • いらない(アイ×ウツがいいんごねぇ)
  • 王国騎士と旦那
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。