星野アイの10年 ~目覚めたら1週間しか経ってない~ 作:アストラッド
教官だよ(イケボ)
さて、この物語のコンセプトは「その後の英雄」です。平たくいえば、これは大きな物語の後の平和にくらしましたとさ。
の暮らしの話なんですね。
極端な話がアルバさん視点が近いですかね、一生分の試練には一生分の平穏が必要。物語にならない物語なんですねぇ、ギャグ&コメディ。
アンケートを追加いたしました、ぜひお願いします。
side:ウツシ
ー お……おき…… ー
「んん、むにゃ」
ー おき……きて…… ー
「むにゃ……」
「起きて、教官」
「やぁ!……ここは?」
「ふふ、私の家だよー」
そうか、不覚にも寝ちゃっていたのか。
ルビー君も寝ているのか、疲れさせてしまった
かな。
「ルビーを見ててくれたんだ、ありがと」
「むしろお世話されていたよ、流石はアイ弟子
の娘だ」
「もう、そんな誉められたら嬉しくなっちゃう
じゃん!……お夕飯、作ったんだ」
「おぉ!ご相伴に預かってもいいかな?」
「そのためにいっぱい作ったんだよ、久々で
かなり頑張っちゃった♪」
「それは楽しみだ!心苦しいがルビー君を
起こしてから向かおう」
「お願いね……また会えて嬉しいよ、教官」
「……俺もだ、アイ弟子」
side:アイ
「「「「いただきます!!」」」」
「うまいな!!一段とうまい!!」
「当たり前でしょおじさん!ママの料理は
世界一なの!!」
(嘘だろ……綺麗に食べてる上にドンドン皿から
減ってくぞ!?)
「あははっ!ルビー頬っぺにお弁当ついてる」
「嘘っ!」
嬉しいなぁ楽しいなぁ、今までで1番美味しい。
「アイ、食事も良いけど紹介して欲しい」
「そっかぁ、2人に教官を紹介しないとね」
楽しくて忘れてた、そうだよね。
これから一緒に暮らすんだから紹介しないと、
大変だもんね。
「この人はウツシ教官、私の師匠だよ」
「カムラの里で教官をやっていたウツシだ!」
「……」
「……」
「……」
「「「「……」」」」
みんな黙ってしまったな、2人が何か言うかも
と思っていたがそんな事もなかった。
「アイ、それだけ?」
「え?ちゃんと紹介したよ?」
「ママ足りない、流石に言葉が足りないよ」
そうかなぁ?そうかも……。
「えーと、そっか!!
話してなかった、そう言えば」
「いやー、それにしてもアイ弟子ぃ!!
40年くらい久しぶりだね、その様子を見れば
君からしたらそんなでもないかもだが」
「えー!そんなにたってたんだ、教官が若返っ
てるから分かんなかった」
「おいおい、80のジジイだよこっち。
いやぁでもそんなお世辞言われたらテレるな
流石にぃ!!」
鏡とか見てないのかな、でもあっちと色々と
かなり違うから仕方ないかも。
じゃなくて、ルビーとアクアにあの世界の事を
信じて貰えるかなー?
「えーとね、ウツシ教官は私の命の恩人だよ。
もう10年の付き合いかな」
「それにしては、俺達は1回も会ったこと無い
んだけど疎遠になってたの?」
く
「異世界に行ってた時だから、一週間寝てた時」
「アイ……正気か?」
実の息子に正気を疑われる、意外とダメージが
大きいんだね……ショック。
「お兄ちゃん」
「どうしたルビー……」
「ママを疑うとか正気?」
「えぇ……」
ルビーは信じてくれるみたい、だけど詐欺に
引っ掛からないかママは心配になるよ。
教官は……取りあえず様子見してるかな、まぁ
普段は色んな人からうるさい、喧しいとか
言われまくってるけど空気は読む人だし。
「考えてみて、どこか筋肉質になった体!
いきなり用意された豪華な家!庭で飼育
してる変な虫!そして……どこからかやって
きた犬のジンジャー!!
他にもお肉の丸焼きとか、更に美味しく
進化した料理に地下の部屋の……あっ」
「ルビー?」
「ち、違うのママたまたま開いてたの。
開いてたら気になってでもその」
「今度は一緒に見ようね」
「ママ大好き!」
そうだよねー、気になるなら先に見せておけば
良かったか。
確かに、刀剣登録?みたいなのはして貰ってて
敷地内からも出さないし、見せても問題ないか。
「アクア君、少しいいかな?」
「なんですか……はぁ」
「確かに、君からすれば俺は不審者だしさっき
の話も荒唐無稽だろう。
でもね、彼女は10年も頑張った……君達に
また会うために必死に、生きていたんだ。
だから……その」
「……分かりました、分かりましたよ!
一旦は信じます、アイがこんな嘘をつくとは
思ってませんし」
「……ありがとう、みんな。
じゃ、夕飯の続きだね!」
side:アクア
「「「ごちそうさまでした!!」」」
「ご、ごちそうさま」
あの量を全て食べたのか……どう見ても家族
での2日分は会ったはずだ。
大食漢なのか?それであの細さと筋肉を維持
とか、どんなトレーニングや体質してるんだ。
「じゃあお皿下げちゃうね」
「アイ弟子、ここは俺が手伝おう」
「もー、教官は病み上がりなんだよ!
おとなしくしてて欲しいな」
「アイ弟子の看病でもう動けるさ!それに
これくらいはやらせてよ」
「しょうがないなー、じゃあ半分お願い」
「まかせてくれ、アイ弟子!!」
テンション高いな、あの男……でも悪い男では
ないんだろう、あのアイがあんなに楽しそうに
笑ってる。
「お兄ちゃん、どうしたの?」
「いや、なんでも。
子供の体だともう眠いだろ、歯磨きして
寝ようか」
「寝不足はお肌の敵だもんね、でもママと
一緒に寝たい!!」
「今日は我慢しろ、大人には長い夜が必要だ」
「オタクだって長い夜が必要だけど?」
「それ供給過多で寝れないだけだろ」
10年か、おそらく心の支えが俺達とあの男……
ウツシだったんだろう。
アイには、普通の子供を生ませてやりたかった。
俺達みたいな変な子供じゃなくて、だから今の
普通の恋をしてるアイを。
素直に、応援したい。
「やーだやだやだ!!ママとねたいー!!」
なのでまずは、このうるさい妹を寝かしつけて
やらないといけない。
やれやれ、これだから子供は。
このアイ、よく考えたら散々だね。
刺される→一週間昏睡→別世界でモンスターハンターになる→兄弟子に半年で抜かれる→帰ってきたけどドームコンサート無くなる→B小町解散!!
ここまでがテンプレ(であってたまるか)
そういえば、この2次創作でのB小町解散の理由をどこにも出してないですね。ここでいっか、解釈違いによる内部分裂です。
例のあやつ、お仕置きシーンは要る?いらない?
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要る(キャラ崩壊が起こるかも)
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いらない(アイ×ウツがいいんごねぇ)
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王国騎士と旦那