星野アイの10年 ~目覚めたら1週間しか経ってない~ 作:アストラッド
アンケートは拮抗していてなかなか、書く準備するか悩ましい。日曜日まではアンケートしようかなぁ。
まぁ、やるのはウツシ教官ではないので。
side:アクア
ん……まだ4時半か、2人はまだ寝てるな。
眠い訳ではないし、少し早いが何か食べよう。
「ふぁぁ……」
あー、しかしまだ小さいからな。
食パンはまだあったか?1人では厨房にも
立てないから不便だ……あんまり料理しない
けど。
「おはようアクア君!!」
「……貴方も早いですね」
この男、朝からすこぶるうるさいな。
それにしてもいい匂いだ、料理をしていた
様だな。
病み上がりなんだから大人しくしろ、医者
の目の前だぞ……今は医者じゃなかったな。
「朝食を作っていたのですか?」
「あぁ!お世話になっているしアイ弟子の
手料理を久々にご馳走になったからね!
昨日のうちに許可を貰ったんだ、当然だが
みんなの分を作っているよ」
「あ、ありがとうございます……」
朝から成人男性の1日分のカロリーとか出て
来るんだろうか……せめて常識的な量を用意
してくれれば良いが。
「しかし、この世界は平和みたいだね」
「まぁ、この国は比較的ですが平和ですね」
そう言えば、この男は教官……何かを教える
立場の男だったな。
異世界の定番と言えばギルドとか王国騎士
だが、教官ならば強いんだろうか。
……本当に異世界があればだが。
「貴方の世界は平和ではないんですか?」
「平和と言えば平和だったね、戦争なんて
そうそう起こらなかったし」
「そうですか……貴方は騎士か何かだったん
ですか?アイに教官と言われてましたけど」
「俺はハンター育成の教官さ!
ハンターズギルドから認められた、ハンター
を育てたりハンターの実力に合わせた闘技場
での狩猟を紹介する職業だね!!」
ハンター、狩猟……スライムやゴブリンの討伐を
受けたりするのか、やはりそこはありきたりか。
「昔のハンターは死亡率が高かったからね、
上位に上がれるのも少数だしG級やマスター
なんて一握りだよ」
「なるほど、スライムはやはり下位のクエスト
なんですか?」
「?……"すらいむ"が何かは分からないけど、
下位のクエストは採取や納品系統のクエスト
が多く良くて小型や中型モンスターの討伐
になるね」
スライムはいないのか、しかし小説や漫画の
ギルドみたいに細かく数字で分けられてない
感じか。
「よーし!俺特製のオムリタンだ!!
ラングロボールもおまけだぞ!!」
「旨そう……というかこの料理は?」
オムライス……いや、オムリタンならば下に
ナポリタンがあるのか。
ラングロボールは、恐らくあっちにラングロ
なんたらみたいな何かがあるんだろ。
「まだアイ弟子が里に来てすぐの頃だ、
夜に誰にもバレない様に泣いていてな」
「そんな事が……」
「そこで、オムライスという料理の事を話し
ていたので作ろうと思ったんだが……。
白米が苦手という話も聞いていたから、
何とか代用品を探して海を泳ぎ近所の国
まで行ってね」
「そうだったんですね……泳いで?」
唐突に変な事言い出したぞ、船はないのか?
なかったとしてなぜ泳ぐ?
「なんとかパスタを手に入れて、これをすぐ
振る舞った訳さ!!
あの時の嬉しそうなアイ弟子の顔は、忘れ
られないくらいだったよ!!」
「あぁ、そうですか……」
まぁ、それなら良いんじゃないですかね……。
と言うか常識的な量が来たな、まずはこの
どうみてもミートボールから。
「うまっ!」
「それは良かった!!ちょっとだけ固めに
作ったんだが好評でなにより!!」
「次は……これもうまっ!麺が濃いめの味で
オムレツにケチャップを掛けなくても、
十分になってる。
だから、あえて添えてあるだけのミート
ボールで味変できるし」
「おいおい、そこまで誉められると教官……
照れちゃうな」
成る程、アイの料理がさらに美味しくなった
のはこの男のおかげか。
教官と言うだけあるな、手強い。
「おかわりもあるからね、体を作るにはまず
美味しいご飯!!
さぁ、君もたくさん食べてエネルギーを
補給し立派なハンターになろう!!」
「いえ、ハンターにはなりません」
「あ、そうだよね……」
「あー!お兄ちゃんズルい!」
「アクアだけ教官の手料理食べてる。
羨ましいなぁチラチラ」
2人とも起きてきたか、そんな言われても。
「2人の分も作ってあるからね!
沢山食べて、立派な体をつくろう!!」
「「わーい!!」」
side:有馬三徒
「おや、これは珍しいお客様ですね。
本日はご相談ですか?」
「ふざけてるの?」
手厳しい、しかし本当に珍しい。
人外が私を訪ねるなんて、何年ぶりでしょう。
「いたって、真面目ですが?」
「星野アイ……魂の無い子供を生んだ彼女に
介入したのはあんた達でしょ」
「まぁそうですね、うちの上司が気に入って
色々とやりましたね」
「異世界の神が理をねじ曲げちゃいけないの、
彼女の魂は星と海に還らなきゃいけない」
ごちゃごちゃとうるさい小娘ですね、これが
神に連なる者とは思えません。
後だしじゃんけん面倒です……ふう。
「今からでも遅くない、捻れを戻そう」
「お断りします」
「どうして……この捻れはいずれ大きな波に
なるよ、神の存続すら危うくなる」
「えぇ、ですがお断りします」
「なぜ!神の理は絶対なの、これが崩れれ
ばこの世界は」
「
「っ!?」
おっと、龍咆哮お漏らししてしまいました。
全く、神がどうのこうのと喧しい。
「神と言うのは、人間が打倒する怪物の一種に
過ぎません。
神が人を管理しているのではありません、
神が人を押さえ付けてるだけ……ですから、
驕るなよ小娘が」
「かっ……はっ!?」
「彼女は試練を突破した、偉業には報酬が
必要であり安らぎが必須です。
何者にも、それを邪魔させませんよ」
「あっうぅ……」
「私のほんの少しの威圧にこれですか……
お帰り下さい、私の上司が来る前に」
「……うぅ」
帰りましたか、相変わらず気持ち悪い消え方で
帰りますね。
いやーしかし良かった、あのままなら上司に
嗅ぎ付けられて"別世界線のアイね"とか言って
またやらかすんだから。
ー キュオオォォン!!キュオオォォン!! ー
「はい有馬です、かなちゃん?どうしたの」
『みと姉さん!!』
「はいはい、空いてるから遊びにおいで」
さて、戸籍の用意も仕事の紹介手続きも
全部終わらせましたし、親戚のおもてなしでも
しましょうかね。
これどこのチョコでしたっけ、GORIRA?
あー、あのラージャンみたいなマークの。
着信音が咆哮、どんな趣味やねん。
そろそろイチャイチャを書かねば、書かねばならんのに裏の方も書いちゃうのやめなよ!!
そろそろデートさせろよ!!いや申し訳ない。
でもこれ、またアクアにしないとダメっぽいな。
例のあやつ、お仕置きシーンは要る?いらない?
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要る(キャラ崩壊が起こるかも)
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いらない(アイ×ウツがいいんごねぇ)
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王国騎士と旦那