僕のヒーローアカデミアOG   作:スピア・バンカー

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スパロボ要素がようやく出たので初投稿です

テストの数値は一部ロボットの全長、体重から来ています


〜USJ編
個性発覚!その名はゲシュペンスト


 入学式当日 ようやくこのときが来た

 そう俺の新たな春が!

「おっ、その後ろ姿は、緑谷君じゃないか」

「その声は、大機さん」

「覚えてくれてたんだ」

「えぇ」

「いや〜君は受かると思ってたんだよ」

「ありがとうございます。で、あのときのアドバイスの意味って」

「レスキューポイントがあるから誰か助けたりしろってこと。」

 我ながらいいアドバイスをしたもんだ、受け売りだけど

 って忘れてた俺、相澤先生に呼ばれてたんだ

「そうだ担任に呼ばれてたんだ。じゃあな緑谷君」

「えぇ、また後で」

 っぺ〜忘れてた

➖➖➖➖➖➖➖

「相澤先生」

「おう、ようやく来たか。じゃあ、そこにある体操服20人分運んでけ」

「なんすかそれ」

「寝袋だ」

「ちがう、そうじゃない。なんで寝袋着てるんですか」

「今さっきまで仮眠をとっていた」

「さいですか」

「行くぞ」

「寝袋は脱いでください!」

「分かった」

 この人合理的がどうのとか言って、偶によく分からないことするからなぁ

「今年の新入生はどんな感じっすか」

「いい粒揃いだ。若干問題児が数名居るがな」

 そうか…おっ、見えてきた

 それにしても

「なんか騒々しいすね」

「そうだな…お友達ごっこしたいなら他所へ行け。――ここは、ヒーロー科だぞ」

 みんな固まってるんですが…

「俺は担任の相澤消太だ」

「「「「「えぇ!」」」」」

「じゃああの人は?」

 HAHAHA俺なんか言われてや

「早速だが、体育服(コレ)着てグラウンドに出ろ」

➖➖➖➖➖➖

「「「「「個性把握テストォ!?」」」」」

「入学式は?ガイダンスは?」

「ヒーローになるならそんな悠長な行事、出る時間無いよ」

 ()()そんなこと無いもんな

「雄英は自由な校風が売り文句。そしてそれは先生側もまた然り」

 去年、俺もビックリしたわ

「お前たちも中学の頃からやってるだろ。個性禁止体力テスト

 国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けている合理性じゃない…まぁ文部科学省の怠慢だな」

 そうは言っても個性ので変わるから平均が意味をなさなくなるけど

「実技入試成績のトップは爆豪だったな。中学の時、ソフトボール投げ何mだった?」

「ーー67m」

「個性使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。思い切りな」

「ーー死ねぇ!!」

 そう言って爆風と共にボールは飛んでった

「「「「「うぉ〜!!」」」」」

「705mってマジかよ」

「個性、思っ切り使えんだ!流石ヒーロー科!」

「何これ?面白そう!」

「面白そう…か。」

 あっ…

「ヒーローになる為の3年間そんな腹づもりで過ごす気か?」

 ちょっと不味いかも

「よし…トータルの成績が最下位だった者は、見込みなしと判断して除籍処分にしよう。生徒の如何は、俺たちの自由だ」

「「「「「はあぁぁ!?」」」」」

「ようこそコレが英雄高校ヒーロー科だ」

 これもしかして俺入ってる!?

➖➖➖➖➖➖➖

 ー50m走ー

 

「あの〜その人誰ですか?」

「あぁ、紹介し忘れてたな。大機」

「大機霊士です。なんやかんやあって留年した者です。宜しく」

「あの時の悩みってそう言う」

「雄英って留年あんの!?」

「追いつけなかったザコか」

 おいそこ!聞こえてんぞ!

「まあ良い、始めるぞ」

 ちょっと待って!?

「コォール・ゲシュペンスト!」

「なんだ!?黒いロボットか!」

「叫んで変身とか昔のヒーローじゃねえか」

「うぉ〜かっけえ!」

「装着する個性!…聞いたことない」

 そうだろ。変身したときの反応の良さよ

「はい、静かに」

 あれ、急に静かになった

 あ…始まるのか

『位置について用意…バァン!』

 なんとぉぉっ!!

『4.37秒』

ー握力測定ー

 ぬうぉぉぉ!

『300.8kgw』

「540ってアンタゴリラかタコか!?」

 500オーバー居るのかよ!

ー立ち幅跳びー

テスラドライブをフル稼働させて〜の

「霊士、いきま〜す」

「飛んでんじゃねーか!」

「それどこまで続く」

「体力の続く限りですが」

「無限で良い」

「「「「「えぇ〜!」」」」」

ー反復横跳びー

『76回』

ーボール投げー

『656.2m』

「あんたの個性、万能過ぎだろ!」

「そりゃぁパワードスーツだからな!」

「くぅー羨ましいぜ」

 最下位は緑谷か。個性使っている様子が無いが

「緑谷君はこのままだとまずいぞ」

「あ…ったりめえだ〝無個性〟の雑魚だろ!」

「なっ…無個性?」

 嘘だろ

「彼が入試時に何を成したか知らんのか?」

「はぁ?」

 そんな話を聞いていたら緑谷は相澤先生に個性を消されてしまったようだ

「なにか話してたようだが」

「除籍宣告だろ」

 個性を消される…制御か調整が出来ないのか?

 そしたら

「「「「「おぉ!」」」」」

 緑谷はブツブツ何かを言い終わり、投げ、指を怪我しながら705mという大記録を出した。

 やはり緑谷君は個性を加減を知らない

「700mを超えた!?」

「やっとヒーローらしい記録が出たよ!」

「指が腫れ上がっているぞ!入試の件といい…おかしな個性だ。」

「スマートじゃないね」

 

「……!!?…訳を言え!デクてめぇ!」

「待てボンバーマン!」

「誰が、ボンバーマンだ!放せっ!」

「考えてもみろあんな力だ!

 そんなの体の出来上がっていない子供が使ったら体がパーンだ

 1年間に特訓してたのを聞いた

 雄英に入りたいと考える緑谷君に教え、鍛えたのだろう」

「だが、あいつの母ちゃんは『ものを引っ張る個性』だ!」

「稀にあるんだよ血筋に関係しない個性が発現するの」

「…ちっ!」

 諦めてくれたか

 それにしても俺の推理当たってるかなぁ

➖➖➖➖➖➖➖

 その後、問題無く3種目は終わった

「パパッと結果発表。口頭では非合理的なので一括で表示する。」

 結果はこうだ

 

1 八百万百

2 轟焦凍

3 大機霊士

4 爆豪勝己

5 飯田天哉

6 常闇踏陰

7 障子目蔵

8 尾白猿夫

9 切島鋭児郎

10 芦戸三奈

11 麗日お茶子

12 口田甲司

13 砂藤力道

14 蛙吹梅雨

15 青山優雅

16 瀬呂 範太

17 上鳴電気

18 耳郎響香

19 葉隠透

20 峰田実

21 緑谷出久

 

 俺は3位か〜よしボンバーマンに勝てた

 最下位は…緑谷君か

「ちなみに除籍は嘘な、合理的虚偽だ」

「「「「「はぁ!」」」」」

 なにが嘘は『合理的じゃない』だ!

 嘘ついてんじゃねえか!

「あんなの嘘に決まってるじゃない…

 ちょっと考えれば分かりますわ」

 そこのお嬢さんこの人普通に除籍するんだわ

 カリキュラムの確認とかなんとかで教室に戻った

 ➖➖➖➖➖➖➖

 あ〜疲れた

 爆速メガネ君たちはもう帰ったのか

「よぉ、俺は切島」

「俺、上鳴」

「私、芦戸美奈」

「 俺は大機。どうしたんだ御三方」

「いやなんで留年しちまったのかなぁって」

「悪い奴じゃねえみたいだし」

「凄い個性だったもんね」

 理由言って無かったな

「事故にあって寝てたからな」

 あれで、半年無駄になったんだよなぁ

「寝てたって大丈夫かよ」

「運が無かったんだな」

「まぁ、雄英の入試1位が留年とか前代未聞だけどな!HAHAHA」

「へぇ〜って」

「「「えぇ〜!?」」」

 なんか変なこと言った?……言ったわ

 

 次回に続く





個性把握テストは終わった。だが、それは全ての始まりに過ぎなかった。
3人になってしまった尾白葉隠チームに、緑谷と爆豪の確執
霊士はその過去の一部を聞いてしまう。
次回「奇才と秀才」さぁ〜て、次回もサービスしちゃうわよ。

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