ポケモン世界を自由に散策します。   作:瓶詰め蜂蜜

15 / 22
到着、アンバタウン!!

前回のあらすじ。

エイパムが仲間になりたそうにこちらを見ている。

……ホヅミは気付いていないようだ。

 

 

 

 結局、ホヅミはエイパムに気付く事無くアンバタウンに到着した。……町に入る時に感じた、エイパムの悲しそうな視線。あれ、暫く忘れられそうにないぜ。

 

「さあさあさあ!ここが太古といわの町!!緋岩ひがんの祠のある町です!!」

「おお、ここが……」

 

 辺りをキョロキョロと見回す。……なんだろう。思っていたより……。

 

「……普通だね」

「まあ、化石がよく発掘される山と祠があるだけで、それ以外は特に名所はありませんからねぇ」

 

 なかなかに毒舌を吐くホヅミちゃん。そんなに自然に毒舌を吐けるのかと逆に驚いた。

 

「さて、トウマさん!!先ずはポケモンセンターに行くとして、緋岩の祠に行って、守神の試練に挑みますか?それとも、ハクアイ山に行って、化石ゲットに挑みますか!?」

「おおう、圧が凄い……」

 

 興奮し始めたホヅミの圧が凄かった。スシローも引いてるじゃん。

 取り敢えず宥めると落ち着きを取り戻してくれたので良かった。

 

「まあ、そうだね……。手持ち増やしたいし、化石探しに行こうかな?」

「なら、ハクアイ山に行きましょう!!」

 

 「こっちです!!」と言って僕の手を引っ張って少し離れたところに見える山へと向かって走り出した。……ポケモンセンターは?

 この後、また落ち着いたホヅミから謝罪の言葉を受けながら、ポケモンセンターへ行く為に来た道を戻るのだった。

 

 

 

 

 

 無事ポケモンセンターに今日の宿を取ると、時間的に既に夕方、空も少しずつ赤くなり始めている頃だった。

 荷物をそれぞれの部屋に置き、ポケモンセンターのエントランスに集合すると、せっかく新しい町に来たんだからと、外食する事になった。

 

「晩ご飯どうする?」

「そうですねー……」

 

 ホヅミに尋ねてみると、物凄い速度でロトムスマホを弄り始めた。……フリック入力の速度エグっ!

 

「あっ!アンバタウン名物、タニジンのカプサイジ炒めが食べれる食堂が近くにあるみたいですよ!!」

「……タニジンって何?」

 

 取り敢えずポケモン図鑑で調べてみる。

 

名前:タニジン

分類:りくがいポケモン

タイプ:いわタイプ

解説

 元々は川に生息していたが、長い生存競争の果てに陸上の環境に適応したポケモン。殻は岩のように硬いが身は引き締まっていて独特の食感が人気である。

 

 ……なんかタニシみたいなポケモン出てきたんだけど。

 

「ハクアイ山にはタニジンが棲息していますからね。昔からよく食べられているんですよ!!」

「そうかあ……」

 

 さっきの図鑑の写真、タニジン結構可愛かったよ?ゆるキャラみたいな感じで。あれ、食べるのかあ……。

 

「じゃ、食べに行こっか」

「はい!!」

 

 まあ、美味しければ元が可愛かろうがキモかろうが食べるんですけど!!




アンバタウンの名前の由来は鞍馬ではなく、アンバー(琥珀)からです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。