緋弾のアリア 魔弾を撃つ姫と鬼火の亡霊   作:黄色の15

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皆様お久しぶりです、黄色の15です。
正直書くのを忘れていたり書く暇がなかったりと気が付いたら大分経ってしまいました。
拙い物ですがどうか平にご容赦を。


資料1と幕間

資料1

氏名 鋼牙・S・ヴィトゲンシュタイン

所属科 強襲科・狙撃科→狙撃科 2年

ランク S→E

二つ名 治安の番人

蔑称 蒼い鬼火の化け物,化け物

年齢 17歳

身長 190㎝

体重 80㎏

装備

東京武偵高防弾制服

901ATT改造コート

13㎜対戦車拳銃ドアノッカー

モーゼルM712 (現在レキが所持)

モーゼルC96

MG42

パンツァーファウスト他多数

主人公説明

本作品における主人公でドイツ人と日本人のハーフ。

両親とは既に死別していて、元の苗字は伏であるが父親の死後は母の旧姓を名乗っている。

2年生を一度留年しておりレキやキンジ達の先輩にあたる。

留年した理由はある事件での鋼牙の行った行為によるものである。 罰則で刑務所に2ヶ月収監されていた為留年した。収監の罰則に加え今までの功績を抹消されランクも降格し更に二つ名も剥奪されている。狙撃が出来ないのもそれに関係している。

鋼牙はかつて日本政府から裏任務を依頼されていた経歴がある、その際に日本政府から特別に殺しのライセンスを与えられている。

しかし、ある事件により政府による後ろ盾は無くなりライセンス剥奪を免れる代わりに政府直属の殺し屋の様な存在になっている。

その為公安0課には顔見知りがいる。

 

幕間

レキとタバコ

鋼牙は何時ものように授業をサボりタバコを吸っていた。今日は風が気持ち良いので屋上で吸っている。そんな鋼牙のもとにやはりレキがやってくる。

「見つけましたよ鋼牙さん、この前約束した食事に連れて行って下さい。」

とレキがせがむ。

「悪いな、今手持ちが残り少なくてな何処ぞの掃除機みたいに吸引力が変わらんお前を連れて行くのには少し足らないんだ。」

と鋼牙が言った。

「掃除機とは失礼ですね。それなら勝負をしましょう。私が買ったら食事に連れて行って下さい。」

とレキが答える。

「はぁ…じゃあこのタバコ吸ってみろ。吸えたら連れて行ってやる、だがこいつはとびきり濃いやつだからな常人じゃあ口に付けるのも嫌がるぞ。」

と意地悪な条件を鋼牙は提示する。普段から吸うなとレキに言ってあるうえ、濃いタバコを初見で吸えるとは思えないと鋼牙は思った。

しかしレキは何の躊躇いなく鋼牙の吸いかけのタバコを奪い咥える、そして大きく吸ってしまった。

「あ!おい、馬鹿!そんなに吸う奴があるか!」

と鋼牙は慌てて取り上げる。

「ケホ…ケホ…こんなのを鋼牙さんは吸っているんですか…ケホ…

身体に悪い事この上ないですね…ケホ…」

とレキはむせながら答える。

鋼牙は不覚にもレキの咳き込む姿が可愛く思えてしまった。

「よし、食事に行こう。金は下ろして補充する。連れて行ってやる。」

と少し顔を赤くした鋼牙はぶっきらぼうに答える。

「言質取りました。」

とレキは静かに言う。

「わかってるよ。」

とだけ鋼牙は言い二人は食事に行った。

 

ファミリーレストランにて

レキはメニューを見て注文を取る店員に注文をする。

「メニューにある飲み物以外全てお願いします。」

とだけ言った。

鋼牙の財布が空になったのは言うまでもない。




如何でしょうか。現在漸く夏期休業に入ったので次は早めに上げたいと思います。

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