クラゲと少女達の蒼き想い出-story:abydos- 作:ホシノ推しのコータ(偽名)
1話「対策委員会ととある人物」
???「…い、せ…い…、先輩!ラキア先輩!」
ラキア「…あ?」
俺は目を開けたら、目の前の窓の向こうには砂漠が広がっていた。
〜〜〜
ラキア「俺は…確か…」
???「ラキア先輩、さっきから起こしてたのに起きないのよ!」
ん…?誰だこの女…
そう思っていると知らない記憶が頭から流れてくる。
どうやら俺は、学園都市キヴォトスという街にある高校の一つ、アビドス高等学校の生徒として居るらしい。
そして俺は登校早々寝ていて今…
人間界で流行っていた、転生ってやつか?
そしてこいつは…
ラキア「セリカか、起こしてくれたのか…ありがとな。」
俺は重い瞼を擦り、セリカという俺の後輩に礼を言う。
セリカ「…!つ、次からはもう起こさないからね!!!」
セリカは俺に顔を背けてそう言った。
セリカ「それより!もうすぐでみんな集まるから部室に来て!」
そう言ってセリカは俺のいる教室から出て行った。
ラキア「…じゃあ、行くか…」
そう言い、隣にある自分の物らしきバッグを持つと、カチャリという音が聞こえる。
ラキア「…なんだ?」
不思議に思う俺は、バッグを開けてみると…
なんと俺が前の世界で使っていたベルトとゴチゾウが入っていた。
ゴチゾウは俺を見るなりぴょんぴょんと跳ねている。
ラキア「お前らも来たのか…」
そう言って俺はバッグから出してやり、肩に乗せた。
そうして俺は対策委員会の部室へと入った…
〜〜〜
ノノミ「ラキア先輩、おはようございます〜☆」
アヤネ「おはようございます、ラキア先輩。」
ラキア「ああ、おはよう。」
こいつらは同じ対策委員会のメンバーで、確か俺を含めて生徒が6人しかいないはずだ。
ただそのうちの2人、シロコとホシノがいないことに気づく。するとノノミが…
ノノミ「ラキア先輩?その肩に乗せている…カップのような物はなんですか?」
セリカ「確かに…って、動いてる!?」
どうするか…まあ、適当に理由付けるか。
ラキア「ああ、これはだな…この前ヘルメット団が落としたのを拾って、使えると思ってな。俺の頼れる仲間…って感じだ。」
セリカ「そういえば前にラキア先輩が拾ってたの、それだったのね。確かに納得がいくわ。」
ノノミ「でも、あまり拾ってはいけませんよ〜?罠かも知れませんし☆」
アヤネ「そうですよ、先輩!」
ラキア「ああ、気をつける…」
まあ、こいつらの前で拾っていたのは間違いない。
記憶上では拾っていたのはただのガラクタだが、何とか誤魔化しきれたな…
アヤネ「それはそれとして!ラキア先輩!やっと連邦生徒会に送っていた救援依頼が届いて、シャーレの先生が来るんです!」
シャーレ?確か連邦生徒会が最近創設した部活だったか。
先生ということは大人…ニエルブのような奴かも知れないし、少し信用できないな…
まあ、やっとアビドスが救われると思えば、何とかなるか…
ラキア「そうなのか…やっと銃弾とかの不足が助かるってことだな。そういやシロコとホシノは?」
アヤネ「シロコ先輩は多分今サイクリングしていてちょうどいい時間だから着くかと、ホシノ先輩はいつも通り…」
昼寝か…と思っていると、部室の扉が開き、そこからシロコが現れる…するとシロコは2人の人間を背負っていた。
シロコ「ん、ただいま。」
セリカ「おかえり、シロコせんぱ…い?って、うわ!何!?そのおんぶしてる2人誰!?」
そう言ってセリカが驚く。俺も少々驚いてしまった。
ノノミ「わあ、シロコちゃんが大人を拉致してきました!」
アヤネ「拉致!?もしかして死体!?シロコ先輩がついに犯罪に手を…!!」
セリカ「みんな落ち着いて、速やかに死体を隠す場所を探すわよ!体育倉庫にシャベルとツルハシがあるからそれを…」
???「違う…落ち着いて…僕たち、死んでも無いし…拉致でも、ないから…ただ、シロコさんに助けてもらっただけ…」
するとシロコがおぶっていたうちの1人が顔を上げて話す。
だがその声、顔立ちには俺は驚き、心の中で声を出す。
ラキア(赤ガヴ!?!?)
そう、赤ガヴその者が、あいつだったのだ。
~続~
前に短編書いてた時は2万文字超えてたんだけどなぁ…
文章力を鍛えなければ…トホホ…