クラゲと少女達の蒼き想い出-story:abydos- 作:ホシノ推しのコータ(偽名)
(前の話を見ればわかると思う)
俺はその時、そいつが赤ガヴだと分かった。
半袖のパーカーのような物を着て、腹部分にジッパー…それしか思いつかない。
だが、違うのは赤ガヴはカラフルな服じゃなく、暗い色の服だったのだ。
その後シロコが2人を椅子に乗せ、2人は挨拶をする。
''「シャーレ」の顧問、先生です、よろしくね。''
ショウマ「シャーレの副担任、菓噛(カガミ)ショウマです。よろしくお願いします…!」
赤ガヴ改めショウマと先生が挨拶をし終えると、シロコ以外の対策委員会3人がびっくりする。
俺は別の事で驚いてはいる。
アヤネ「…え、ええっ!?まさか!?」
セリカ「連邦捜査部「シャーレ」の先生!?」
ノノミ「わあ☆やっぱり支援要請の受理は本当だったんですね!良かったですね、アヤネちゃん♪」
そう言って3人はとても喜んでいた、するとアヤネが…
アヤネ「はい!これで…弾薬や補給品の援助が受けられます…あ、早くホシノ先輩にも知らせてあげないと…って、あれ?ホシノ先輩は?」
ラキア「あいつなら、多分隣の教室で寝てる…起こしに行ってやってくれ。」
俺はそう言ってアヤネに伝える。どうして俺がお越しに行かないかというのをセリカが疑問に思う。
セリカ「どうしてラキア先輩が起こしに行かないのよ?」
ラキア「俺が起こしに行こうとするとあいつが甘えてきて起きないんだ。だから行けない。」
アヤネ「あぁ…ホシノ先輩、ラキア先輩を見つけるとすぐくっつきますからね…」
ノノミ「それが幼馴染ってものじゃないですか〜☆」
セリカ「それじゃあ私、起こしてくるから。」
そう言ってセリカは部室を出て行った。
俺はその内に先生に話しかける。
ラキア「なぁ、先生…ちょっとショウマ先生を借りてもいいか?話がしたい。」
''…?私は全然構わないけど、ショウマは?''
ショウマ「僕も大丈夫だよ。どうしたの?」
ラキア「ここでは話せない。廊下に出てほしい。」
そう言って俺はショウマを廊下に出し、話をする。
ショウマ「それで、話っていうのは?」
ラキア「単刀直入に言う…お前、ガヴ持ち、だろ?」
そう言うとショウマは驚く顔をした。
ショウマ「!?…なんで知ってるの?先生しか知らないはずなのに…」
ラキア「知ってるも何も、俺のことは知らないのか?」
ショウマ「知らないし、今日が初めて…どうして僕のお腹のガヴを知ってるの?」
ラキア「俺も、元はガヴを持ってた。今は人間だが…」
そう言うとショウマは更に驚き、こう言う。
ショウマ「もしかして、君''も''キヴォトスに来たの!?」
ラキア「ああ、俺の場合は死んだらここにいたが…うっ!?」
すると俺は頭に鋭い痛みを感じ、その場に跪く。
ショウマ「!?大丈夫!?…ガッ!」
俺に触れたショウマも頭を抱える。
そして俺の頭の中には、知らない記憶が流れる。
それは俺とショウマ、そして絆斗、幸果がいる記憶。デンテがグロッタに殺され、ショウマの力で仇であるグロッタを倒した記憶、そして大統領ボッカ・ジャルダックを倒した記憶、そして人間界に続く扉を壊す記憶、それ以外の記憶が流れ込んでくる。
これは、俺の想像では本来起きるはずの出来事と捉えたのだった。
ラキア「っ…はぁ、はぁ…今のは…」
ショウマ「…ラキ、ア?」
ラキア「!?今、俺の名を?」
するとショウマは俺が教えていないはずの名前を言う。
ショウマ「さっきの反応だと、ラキアにも見えたみたいだね…さっきの。」
ラキア「ああ…ということは、お前は?」
ショウマ「僕は赤ガヴじゃなくて、ご主人様…いや、酸賀さんが作ったクローン?だけど…見えた。」
そう言って俺に腹を見せる。それはあの偽物のショウマのガヴだった。
ショウマ「でも安心して、この力は皆の幸せのために使う。そう決めてるから。」
ラキア「ああ、分かった…ショウマ、また、よろしくな」
ショウマ「…うん!」
そう言い、話を終えた瞬間外から銃声が聞こえる。
ショウマ「銃声!?」
ラキア「またか…行くぞ、ショウマ。」
ショウマ「うん!」
俺は廊下を走り、音のする方へと向かった。
〜続〜
菓噛ショウマ(カガミショウマ)
準レギュラーキャラ。
シャーレ所属で先生をサポートする副担任として活動。
酸賀さんが作ったビターガヴのプロトタイプ型。
性格は本編のオリジナルのショウマと同じで優しくお菓子好き。
仮面ライダービターガヴに変身し、ダークショウマと赤ガヴショウマと同じゴチゾウを産み出せる。
放課後スイーツ部とはとても仲良しで、アビドスに来て以降ラキアを兄のように慕っている。
ーーー
えー、赤ガヴではなくビターガヴの方でした。
まあ、プロトタイプで赤ガヴショウマと似ててもいいかなと思って作りました。
ちなみに番外編でこちらのショウマのお話は作っていますので、後日(いつになるかわからないけど)投稿しようと思います。
それでは、ばいなら。