漆黒と純白のバーストリンカー   作:神田ユウ

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うん?バナナ。あ、違ったイエロー・レディオだ

「「「「「「アンリミテッド・バースト」」」」」」

 

「久しぶりにここに来たな。無制限中立フィールドに」

「そっか、ナイトは今までダイブしてなかったんだね」

「おーい、そんなことよりそろそろ移動するぞ。遭遇できなかったらアホだからな」とレイン。

「で?どこに向かって行けばいいんだ?」

「 池袋だ」

「てことは、プロミの領土か」

「そういうことになるね、で移動はどうするの?」

「えっ?歩いて行くんじゃないんですか?」とクロウ。

「おいおい、ここから池袋まで何キロあると思ってるんだ?」

「そういうことだから、抱っこして飛んでくれるよね?おにーちゃん♪」

「 いや、抱っこしてもらうのは私だろ、こんな腕なんだからな」とロータス。

「どうでもいいけど、さっさと決めないと向こうが先についちまうぞ〜」

「「どうでも良くない!!」」という会話が何分か続き、パイルが

「じゃあ、こうしましょう。マスターがハルの右腕に、赤の王が左腕に抱えてもらう。そして僕が両脚にぶら下がります。いけるかな、ハル?」

「でもそうすると二人が・・・」と言い刹那とルナの方を見る。

「俺達なら大丈夫、ルナを抱っこして走るし」

「そうか、ならいいな」

「ロータス、俺の扱い酷くない?」

「気のせいだ。さあ行くぞ!」

「コラ待て!」

〜移動中〜

「あれ?何で高度下げてるの?」

「うん?本当だ・・・攻撃されてない?」

「もしかして、クロム・ディザスター?」

「いや違うよく見てみろ、クレーターの淵に誰かいるぞ!」

「誰?」と言ってる横でハルが

「あれがさっき攻撃してきた人?」

「あれはピエロ?」

クレーターの淵に立ってたのはピエロみたいな装甲のアバターだった。

「あれはイ「あ、バナナだ。久し振りじゃん」おい、ナイト私のセリフに言葉を被せるな!」

「貴方はいつも会うたびに不愉快ですねえ〜ブラックナイト」

「いや、ダークネスだから、ブラックじゃないからな。バナナ!」

「てめえが全部仕組んだのかイエロー・レディオ!!」

「何の話ですか?私はただ飛んでいる虫を撃ち落としたら思わぬ獲物だったというわけですよ。赤の王」

「あ〜、悪いんだけどさ。お前は敵なのか?バナナ」

「何回も言わせないでください。私はイエロー・レディオです」

「で?敵なの味方なの?」

「「「「「「は?」」」」」」何聞いてるの?って感じで敵からも味方からも見られる刹那。

「いやだってさ、不可侵条約あるじゃん。」

「それがどうした?」

「向こうが敵って言えば倒せばいいし味方って言うならシカトして進めばいいし」

「おい、ナイトそれで本当に味方なんていう奴が何処に「味方ですよ」っておい!」

「よしそれなら、月牙天衝!!」と言いながらレディオに向かって月牙を放つ。

「危ないですね〜。聞こえなかったんですか?私は味方だと言ったんですよ」

「てめえの言葉を信じる奴が何処にいる!!」

「なら聞かないでください」

(((((それもそうだ)))))

「まあいいだろ。それよりもクロム・ディザスターの前の肩慣らしだ」

と言って突っ込んで行くナイト。

「はあ〜、全くついてくこっちの身にもなってよ」

と言いながら見える範囲の敵を撃っていくイクス。

「あの二人って前もあんな感じなんですか?マスター」

「うむ、二人揃ってあんな感じだが腕は確かだ」

気付くとクレーターの周りに居たアバターがほとんどいない。

「あれがあの二人の力かよ黒の王」

「いや、あんなもんじゃないぞ」

「えっ!違うんですか?」

「二人揃ったら、王達でも手を焼く」

「おい、喋ってないで参戦しろ!」

「行くか」

「「はい!!」」

「はー、仕方ねえな。強化外装!!」

クロウは飛び上がり、ロータスとパイルは敵に突っ込んで行き、レインは強化外装を召喚する。

「貴方達は五つのグループを作って迎撃しなさい。ロータスは私が相手をします。それからあのムカつく騎士達は分断して倒しなさい!!」

バナナもといイエロー・レディオの指示が飛びナイトとイクスを分断するために敵の遠距離型が二人を別の所に追いやるために一斉に銃を撃つ。

「作者後で断罪します」

ちょっとは弄らせろ、それから地の文読むな!by作者

遠距離型の攻撃のおかげでレディオの指示通り二人の分断に成功する。

「おい、茶番劇はそれくらいにしとけよ。それから、俺とイクスを話したぐらいで、勝てると思うな」

と言って六幻を振り抜く。

「何処、狙ってるんだw」モブ1

「バカですか貴方達は。回避しなさい!!」

「でも届いてないですぜ」モブ2

次の瞬間、ナイトを包囲していた敵が一斉に斬られる。

「はあ〜ギルマスの言う事は聞いとけよ」

「お前が言うな!!」とロータスからツッコミが入る。

「余所見してていいの?」振り向くと声のしたあたりが輝いている。

「単なるこけおどしだ、突っ込め!!」モブ3

「バカだろあいつら」

「断罪の矢」突っ込んで行った敵達が一瞬にしてやられる。

「どうやら相当な数がやられたなレディオ!」

「ふん、しかしよくもまあここに来れましたね」

「どう言う意味だ?」

「貴方が不意打ちで倒した初代赤の王は今頃何をしてるんですかね」

「!?」

急にロータスが動かなくなる。更にレディオが追い討ちをかける。

「そうそう、そういえば新しく入ったメンバーは知らないんですよね。あの時のことをそうだ映像があるので見て観ましょうか」

〜再生中〜

「どうしたんですか?先輩」

「ゼロ・フィルか」

「ご名答 、ナイト」

「お前に褒められても嬉しくない」

「ゼロ・フィル?」

「ああ、意思無きバーストリンカーはアバターを動かす事は出来ない」

           ここからは原作通りなのでカットw

「おい、レディオさっきの言い方じゃまるで私がライダーと恋仲みたいじゃないか。私が好きなのはクロウだけだよ」

「先輩(T_T)」

「いつまでラブコメやってるんだこの馬鹿どもは!!」

バシッ

「何をするナイト」

「今、戦いの真っ最中だぞ!なのにいつまでもラブコメやってるんじゃねえよ」とハリセンを持って説教をするナイト。

「敵を見ろ!呆れて物が言えないみたいな顔してるぞ!」

「いや、アバターだから表情が分からないんじゃ?」とイクス

「そこは想像だ」

「気を取り直せて、レディオ勝負と行こう」

「こら逃げるな」

ロータスがレディオに向かって突っ込んで行く。

「クロウここからは目を離すなよ」とレイン

「そうだね。レベル9同士の戦いなんて見れないしね」とイクス

「この勝負は技の威力じゃない。どちらが速く技を出すかで決まる」

ロータスとレディオが同時に動く。

「《デス・バイ・ピアー・・・》」

「《フュータル・フォーチュン・ウイ》

しかし。

双方の技は出されることなく終わりイエロー・レディオの背後から新たなアバターが現れた。

 

END

 




「ふう、書き終えた〜」
「「遅いわ」」
「それで」
「何をしてたの?」
「色々忙しくて」
「色々って?」
やばい鬼神が降臨していらっしゃる。
「鬼神って誰のことかな?」
「だから地の文読まないで」
「断罪の矢」
「ちょっと待て死ぬから。おい刹那助けろ!」
知らん顔^_^
「ぎゃー」チーン
「刹那〜」
「怖かったよう〜」
「よしよし」ナデナデ
「おい待て、俺の時と態度違くない?」
「お前は少し反省しようかw」
「やばい、阿修羅がここに・・・」
「言い残すことはそれだけか月牙・・・」
「ちょっと待て。それ絶対死ぬから」
「天衝!!」
チーン
「さて次回」
「最強?災禍の鎧です」
「読んでください」バタッ
「私のことを忘れてません?」
「作者の災難は続くようです」
「バナナじゃなかったイエロー・レディオ。話せばわかる」
「天誅!!」
「ギャァーーーーー」
バタッ
「悪は滅んだ」
「お前、そんなキャラだったか?」
「気にしたら負けです」
「じゃあ、またね〜」

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