こんな、横島忠夫はどうでショー!   作:乱A

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(`・ω・)更新が途絶えたままなので思いつきで書いた一話目っぽい何かでしゅ。
今回の横島はGS世界からネギま世界に転移して来た横島。
作中で説明文入れると無駄に長ったらしくなりそうだつたので此処に記しておきます。
(・ω・)え?適当すぎる。まあ、所詮は書き逃げですからね。あ、唯緒たんは短編集の三話目に移動しときました。


ありふれ職業に横っち投入・書き逃げ体験版

オルクス大迷宮最下層。

辛くもヒュドラを倒し、迷宮の試練を突破した「南雲ハジメ」と「ユエ」の二人は漸く反逆者の住処へと辿り着いた。

ヒュドラのと死闘でボロボロだった二人だが、寝所での休息と神水による回復で元気を取り戻し、この場所を詳しく調べるべく部屋の外へと出て行く。

 

そこはまるで外界に出たのかと錯覚するほどの景色が広がっていた。

滝から流れ落ちる水が川を作り、樹木も豊富に生えており、空には太陽の様な光源があり、そして、突如現われた魔法陣からは男と女の二人が落ちて来た。

 

「な、何だぁっ!?」

「何事?」

 

「ぐべはぁ!」

「ふん!」

「げぶっ!」

 

ジーパンとジージャンを着込み、赤いバンダナを頭に巻いた男「横島忠夫」が地面にめり込み、金髪の少女「エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル」はその背中の上に着地する。

 

「何処だ此処は?まったく、厄介な事になったな」

 

横島を踏みしめつつ、エヴァは呟く。

何故、横島とエヴァの二人がこんな場所に居るのか?

魔法世界での戦いは終息したものの、諦めの悪い「完全なる世界(コズモ・エンテレケイア)」の残党の一部が攻撃を仕掛けて来たのである。

エヴァは反撃を試みたのだが、横島は【転】【移】の文珠で逃走しようとし、結果的には敵の攻撃+エヴァの反撃×横島の文珠の相乗効果によって謎の転移魔法陣が発動し、遠く離れた異世界「トータス」へと来てしまったのである。(お約束のご都合主義)

 

「まったく、訳の解らぬ世界に飛ばされてしまった様だな」

「何でワイがこんな目に……」

「貴・様・が・余・計・な・事・を・し・た・せ・い・だ・ろ・う・が!」

「痛ぇっ!ご、ゴメンなさいゴメンなさい、堪忍やーーーっ!」

 

エヴァは横島の背中を左足で踏みしめつつ、右足で頭を何度も蹴飛ばす。

そんな横島達を呆然と見つめていた二人だが漸く再起動を果たしたらしくハジメはイライラを隠す事無く声を荒げる。

 

「一体何なんだ貴様らは!敵だと言うんなら…殺すぞ!」

 

ドンナーを構えつつ殺気を飛ばすハジメだが、エヴァはその殺気を軽く受け流し、逆に殺気を込めてハジメに問い掛ける。

 

「初対面の相手に物を尋ねる時はまず、自己紹介をしてからだとママに教わらなかったのか坊や?」

「なっ!?」

 

その殺気に"敵"と認識したハジメだが、手にしたドンナーの引き金を引く事は出来なかった。

何故ならばエヴァだけではなく、横島からも殺気が飛んで来たからだ。

奈落に落とされてから何度も死線を越えて来たハジメのレベルは勇者達をも遥かに超え、現時点でもこの世界において上位に位置する。

 

だが、横島とエヴァの二人の実戦経験はハジメ達をも上回り、普段は怖がりで逃げ腰の横島だが、大事なパートナーの一人であるエヴァに危害を加えんとしたハジメに対する横島の殺気はハジメのそれよりも遥かに濃厚であった。

 

「くっ……」

「ハジメ!」

「ユ、ユエ」

 

ハジメが撃つ事が出来ず、かといって銃口を逸らす事も出来ないでいるとユエはその体を庇う様に両手を広げて二人の眼前に立つ。

 

「ほう…。其処までにしていてやれ忠夫。少しやりすぎだぞ」

「痛てっ!」

 

冷や汗を流しながらもハジメの前から動こうとしないユエに関心したのかエヴァは横島の頭を叩き、同時にその殺気も霧散する。

 

「さて、この状況はお互いに想定外の事の様だし、少しばかり話し合いといかないか?」

「分かった。その方が幾分建設的だな」

 

エヴァ達からの殺気も消失した事でハジメも漸く臨戦態勢を解く事が出来、ドンナーをホルスターに戻すと同時に緊張感が解けたユエは腰が抜け、ぐらりと倒れて尻餅をつく。

余談ではあるが、ユエはその際に裸ワイシャツだった為、捲れ上がった裾から見えてはいけない物が丸見えだったが、エヴァの光速の目潰しによってそれが横島に見られる事は無かった。

 

「ハジメとか言ったな。まずは落ち着ける場所は無いか?」

「い、いや、アイツの事はいいのか?」

「目が、目がぁ~~~~~~っ!」

 

目潰しを受け、激痛に転げ回る横島を指差しながらハジメは尋ねる。

 

「かまわん、ほっておけば勝手に治る。それに見られたら見られたで貴様に同じ目に遭わされたのだろう?」

「当然だ」

「ハジメったら(はぁと)」

「ユエ(はぁと)」

 

 

(乱)あれ?日常じゃなく職業とのクロスの筈だったよね?

 

 

ー◇◆◇ー

 

「成程、つまり貴様は学校のクラスごとこの「トータス」と呼ばれる世界に召還されたと言う訳か。そして迷宮の探索中にクラスメイトの一人に裏切られて最下層、本物の大迷宮に落とされてしまい、叔父の裏切りにあい迷宮の奥深くに封印されたユエを救い出し、迷宮のボスを倒して無事に此処に至る…と」

「無事とは言いがたいが、まあざっくばらんに言えばそう言う事だ」

 

エヴァとハジメは落ち着いて話をしているが、ユエは先程の横島の殺気に怯えているのかハジメの後ろに隠れており、横島は横島でその姿を見て大人気無くユエを怯えさてしまった事に落ち込んでいた。

 

 




(`・ω・)実際、オルクス大迷宮をクリアしたばかりのハジメと魔神大戦を体験した横島が本気で対決したら軍配は横島に傾くと思う訳ですよ。
それにハジメのパートナーが吸血鬼のユエなら横島のパートナーになる吸血鬼なら鉄板のエヴァかなと……。
(;ω;)例によって続きが中々書けない。

オマケ

ハーレム予定分布図

シア・彼女にとって横島達は予知には無かった完全なイレギュラーだが、ツン成分しかないハジメよりも優しくしてくれた上にかなりの強さを持つ横島に胸キュン。(横島)

ティオ・原作通りのケツバイルからの超M属性発動。
流石に憐れに思った横島による【完】【全】【治】【癒】の四文字連結を持ってしても治療不可能の業深き駄竜。(ハジメ)

香織・(●▲●)ナニ?ワタシガハジメクンイガイニナビクトデモオモッタノカナ?カナ?カナ?チョットオハナ死ガヒツヨウカナ?カナ・カナ?(ハジメ)

雫・横島の霊波刀に剣士としての矜持が擽られ、即効横島に弟子入り志願する。
最初は弟子として接していたが、横島の本質に触れていく事で次第にその思いが恋心に変わって行く。(横島)

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