やはり俺のソロキャンプはまちがっている。   作:Grooki

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【傍編に関するおしらせ】

 最近大河ドラマ「真田丸」の真田昌幸(草刈正雄さん)を見ていると、なんだか比企谷父をイメージしてしまう、どうもGrookiです。

 傍編、今回は雪乃視点の回です。この娘の視点で書くのむずかしいわ……! 色々ほころんでると思いますが、ご容赦ください。

 繰り返しになりますが、彼女たちの現時点での行動は、

「完全な勘違いにもとづく」

 という点を踏まえてお読みいただくと、よりお楽しみいただけます(笑)。

 ではどうぞ。



(2)雪ノ下雪乃はやはりアドリブと恋愛論に弱い。(対:その32〜34)

 最近、由比ヶ浜(ゆいがはま)さんの様子がおかしい。

 

 比企谷(ひきがや)くんへ向けている意識が、普段よりずっと過敏になっているのが、空気から伝わってくる。

 

 今も私の横に座って、比企谷くんに対して何やら目で念力のようなものを送っている。

 

 当の比企谷くんはといえば、自分のスマートフォンで一所懸命、何かを検索していて、そんな由比ヶ浜さんの様子に気付きもしない。

 

 その態度が更に由比ヶ浜さんの念力を強めさせている。そろそろ机くらい浮くんじゃないかしら。

 

 ……なんだか居心地が悪い。

 

 何日か前、二人で、比企谷くんの最近の帰りが妙に早いという話をした折、私がたわむれに推論を話したことが原因だろうか。

 

 そうだとしたら申し訳ない。あの時はすぐに「何の根拠もないのよ」と付け加えたけれど、彼女はそれからずっと浮かない顔をしていた。

 

 ……あれは良くなかった。反省ね。

 

 どうしたものかと、少し困っている。

 

 

 

 

 由比ヶ浜さんが恋をしているのは、最初に出会った時から薄々分かっていた。本人は決して明らかにしないけれど、これまでの言動からも、ほぼ間違いないと思う。

 

 

 

 

 しかしまた……、難儀しそうな男を好きになったものね。

 

 比企谷八幡(ひきがやはちまん)くん。

 

 由比ヶ浜さんのクラスメイト。奉仕部の一員。

 

 性格も思考回路も捻くれていて小賢しく、声に張りはなく、猫背(猫に失礼よね)。

 

 数多くの痛ましい過去を持っている様子の、へりくつ屋のぼっちくん。

 

 極度のシスコンというのもあったわね。

 

 とはいえ、いわゆる非行少年や不良の類ではないのだけれど。

 

 与えられた仕事は文句を言いながらもきちんとこなすから、万事につけ不真面目というわけでもない。

 

 常人では及び腰になるような汚れ仕事を、いとも平然とやってのけるところは、ある意味評価に値するのかもしれない。文化祭では、その性質を遺憾なく発揮していた。

 

 あとはそうね、あの姉の外面を一瞬で見抜く程の人間観察力は大したものだわ。そこは率直に褒めてもいい。

 

 意外と読書家らしいのは唯一のプラスポイントね。

 

 ……褒め過ぎかしら。

 

 しかし、これらのどの点も、直ちに女の子に恋愛感情を抱かせるほどのものではないように思う。現に私だって、日々、由比ヶ浜さん並には彼と顔を合わせているけれど、彼にそこまで特別な好意は抱いていない。……友達でも、ない。

 

 部員としては、まぁ、面白い人材だと思う。

 

 

***

 

 

 ちら、と腕時計を見る。そろそろ完全下校時刻ね。

 

 今日も奉仕部には依頼なし。おかげで読書が捗った。それもどうなのかしら……。

 

 今読んでいるのはミステリー小説。解決編までもう少しという所。

 

 もう二、三ページ読んでしまおうか、少し迷っているところへ、彼のつぶやきが漏れ聞こえてきた。

 

「不審者にはなりたくないな……」

 

「……無理よ。不審者くん」

 

 いきなりの意味不明な発言だったので、捻りもせず反射的に返してしまった。

 

 今ひとつね……今日は調子が悪い。

 

 むっとした様子で不審者くんが反論してくる。

 

「俺のどこが不審者というんですか雪ノ下さん……文化祭でも体育祭でも身を粉にして学校のために尽力しつつ他人を立ててた素晴らしい引き立て役んでしょうが……」

 

 あら、根に持ってるのね。嬉しいわ。あれは私としてもなかなかの出来だった。

 

 由比ヶ浜さんがクッキーにむせていた。

 

「まぁ一つ一つ挙げていくと枚挙に暇がないけれど、主に……」

 

 その腐れきった目かしらね。にっこり微笑んで不審者くんにそう言ってやろうと思って、私は読んでいた本から顔を上げ――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 誰!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――あまりの衝撃に、一瞬息が止まった。

 

 今日初めて私とまともに視線を合わせた比企谷くんは、別人かと思うほどに、キラキラと澄んだ瞳をしていた。

 

 いいえ……、澄んだ濁ったのレベルじゃないわ。もうなんというか、直径が違う。

 

「……?」

 

 言葉を失っていた私を訝しむように、比企谷くんは眉をひそめて首を傾げた。

 

「その……、目……とか」

 

 なんとか平静を装い、そう返した。

 

 嘘は言っていない。本当に不審だわ、逆に。

 

 努めてさり気なく、私は本に視線を戻した。が、急にいたたまれなくなり、後ろを向いて残っていた紅茶をカップに注いだ。

 

 ……信じられない。本当に彼、比企谷くんなの!?

 

 すると横から、由比ヶ浜さんが遠慮がちに空のマグカップを出してきた。彼女は黙って、比企谷くんに見えないように、目だけで彼を示しながら小さく頷いた。

 

 ……!

 

 彼女も気付いているのね……比企谷くんの変化に。

 

 おかわりの紅茶を注いであげると、彼女はそれを受け取りながら比企谷くんに話しかけた。

 

「そ、そういえばさ、ヒッキーなんか今日いつもよりすごくダルそうだったけど、体調悪いの? 風邪?」

 

 えっ?

 

「ああ、いや、ちょっと筋肉痛でな……もう大分よくなった」

 

 比企谷くん、体調が悪かったの?

 

 全然気付かなかった。由比ヶ浜さん……、彼を本当によく見ている。

 

 ……体調が悪いと瞳の直径って変わるのかしら。瞳孔は開くと言うけれど。それは死んだときね。

 

「ふーん……なんかスポーツでもやったの?」

 

「いやまぁ、……日曜にちょっと、荷物運びとか、をな」

 

 ただただ動揺していた私の目の前で、由比ヶ浜さんはとても自然に、比企谷くんとの会話を進めていた。

 

 由比ヶ浜さんの「へー……」と、溜め息のような返事と同時に、完全下校時刻のチャイムが鳴った。

 

 比企谷くんが今日もまた、さっさと出て行こうとした時。

 

 いつもなら彼が出て行くまでじっと見つめている由比ヶ浜さんが、今日はなぜか、彼へは軽く挨拶しただけで、私ににじり寄ってきた。

 

「あ、ゆきのん! あたし今日アウトレットパーク行きたいんだけど、方向一緒だし、よかったら一緒に行かない? G△Pとかfr○ncfr○ncとか見たいんだぁ〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼女の目が「お願いだから一緒に来て」と懇願していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ……いいわね。私も少し買い物しようかしら……。ちょうど新しいバスルームキャンドル買いたいのよね……」

 

 何とか会話を合わせる。

 

 ちょっと……! 勘弁して頂戴、由比ヶ浜さん……。私、アドリブ苦手なのよ。

 

「え、お風呂でキャンドルつけるの? すごい! かわいい!!」

 

 話に食いついた由比ヶ浜さんは、またすぐ私の言葉を待つ姿勢に入った。

 

 ……えっ、この会話続けるの!?

 

「そ……その日の気分で香りも変えられて結構リラックスできるの……最近始めたのだけれど、なかなか良くて」

 

「わー、いい!! あたしもキャンドル見よーっと!!」

 

 テンションの高い声を出しながら、彼女の目は全然笑っていなかった。

 

 ちなみにバスルームでキャンドルを()いているのは本当だった。文化祭での仕事が終わった後、気分をリフレッシュしたくて、何となく買ってみたのだけれど、意外に心地良くて気に入っている。

 

 比企谷くんが部室を出て、扉が閉まると同時に、由比ヶ浜さんは深く息を吐いた。

 

「……あたしたちも、行こっか……?」

 

 さっきまでとは打って変わって、彼女の声は消え入りそうだった。

 

 

***

 

 

「やー……今日のヒッキー、マジヤバイっていうか、すごかったよね……! いつも以上にスマホばっかさわってるし、あとあの目!! 見た!? あたし気づいた瞬間クッキー噴き出しそうになっちゃって……! マジビビったっていうか……」

 

 海浜幕張駅内のカフェで、由比ヶ浜さんは弱々しい笑顔を辛うじて保ちながら、私に話し続けていた。

 

 彼女が両手を添えているカフェラテの泡は、大分溶けてしまっていた。

 

 何気ない雑談の中に紛れ込ませるように話しているけれど、すでに同じ事を五度も六度も繰り返している。

 

「ええ、そうね」

 

 私はオレンジジュースを飲みながら、由比ヶ浜さんの話に、五度も六度も、根気強く相槌を打っていた。

 

「ヒッキーって、なんかに夢中になったらあんな風になるんだねー……」

 

「そうね。まるで子どもみたいだったわね」

 

「親戚のお兄ちゃんでね、今はもう社会人で結婚してるんだけど、プラモとか好きでさ、小さいころ家に遊びに行って、いっしょうけんめい作ってたのを横で見てたこと、あるんだけど、目をすっごいキラキラさせててさ、今もそんなカンジなんだって奥さんが言ってて。まぁ今日のアレほどじゃないけど……もうホントね、ちょうどクッキー食べてた時だったから噴き出しそうになって……マジ何なんだろねー……」

 

 

 

 

 ……これは相当危ういわね。

 

 さっきの部室での自然な振る舞いは何だったのかしら……?

 

 私はといえば、逆に、場を離れて冷静になるにつれ、比企谷くんのあの変貌は、驚きはしたものの、決して忌避すべきものではないように思えてきた。

 

 何があったかは知らないけれど、とりあえず、あの腐れきっていた目が人並みに……いえ、人並み以上にキラキラと輝き出したというのは、奉仕部的にも学校的にも社会的にも、大変良いことだ。

 

 顔の他のパーツはそこそこ整っているだけに、その……、確かに、全体的な見た目も、多少格好良くなっていると言えなくもない。

 

 ただ、由比ヶ浜さんだけは、それを歓迎できないようだ。

 

 好きな人が格好良くなったのが、嬉しくないのかしら?

 

 ……! 間違っていたらごめんなさい。由比ヶ浜さん、あなたひょっとして、腐れ目フェチなの?

 

 だとすると、謎が全て解けるのだけれど……!!

 

 

 

 

「……ヒッキーさ……」

 

 フェチヶ浜さんは、カフェラテをこくりと一口飲み、

 

「……好きな人、できたのかも」

 

 カップの中で揺れる僅かな泡を見つめながら、苦しげにつぶやいた。

 

 ……は?

 

「スマホも……LINEとかメールとか……デート場所探しとか、してるのかも……」

 

 もう彼女に笑顔はなかった。今にも泣き出しそうなのを、必死で抑えているのが分かった。

 

「筋肉痛って何……? 荷物運びであんなキレイな目になるワケない……!!

 

 土日の休みの間中、ホントは……誰と、何してたの……!?」

 

 

 

 

 私はその瞬間、了知した。彼女の考えを。

 

「由比ヶ浜さん、あなた……」

 

 顔が熱くなってくる。一瞬、ほんの一瞬だけ想像してしまった不潔な映像を頭から消したくて、私は指でこめかみを強く押した。

 

「ゆうべ、夢、見ちゃって……」

 

「夢……?」

 

 目のすぐ横に指の圧力を感じつつ、聞き直した。

 

「ヒッキーがね、……たぶん、年上だと思う、女の人と、その……イチャイチャしたり、見つめ合ったりしてる夢……!

 

 ただの夢なんだけどね、バカだなーって自分でも思うんだけどね……、でも、なんか、ああ、そうなのかなって思っちゃって……!」

 

 

 

 

 呆れた……!

 

 論理も何もあったものじゃない。彼女の言ってることはただの暴走した妄想だわ。

 

 彼のどこをどう見てそんな――――

 

 

 

 

『車と金が欲しい……』

 

『早く大人になりたい……のかな』

 

『まぁ、……ちょっとやりたいことがあってな』

 

『いっぱしに稼げるようにならないと……』

 

『不審者にはなりたくないな……』

 

 

 

 

 比企谷くんのこれまでの言葉がフラッシュバックした。

 

 ああ、なるほど……。

 

 比企谷くんはここ最近、なにかやりたいことがあって、一人前の地位と収入を得たいと……大人になりたいと、そう言っていた。

 

 そしてそれが何なのか、由比ヶ浜さんにも私にも、秘密だと言った。

 

 比企谷くんに恋する由比ヶ浜さんとしては、それを、「自分以外の年上の女性を好きになった」、と捉えてしまうのは、仕方ないのかもしれない。

 

 たしかに、お金も車も持っていない一介の男子高校生が、年上の女性……大学生か社会人か……を好きになった時、彼女たちの恋人に足る要素・ステータスは、外形的には無いに等しい。女子高生というだけで飛びついてくる男どもがいるのとは対称的ね。

 

 同じ高校生が相手なら、ことさらお金と車を持つことに執着する必要はないと思うし。

 

 

 

 

 しかし……、現時点ではまだ仮説に過ぎない。確証が何もない。

 

 そして、もしこの仮説が実証されたとしたら……私には何一つ、打つ手がない。人の恋愛を、心の問題を、どうこうできる権限など、私にはない。

 

 けれど、それでも、目の前で泣きそうになっている彼女に、できる事はしてやりたい。

 

 ……友達、だもの。

 

「由比ヶ浜さん」

 

 私は一つ呼吸をして、由比ヶ浜さんにゆっくりと話しかけた。

 

「ゆきのん……?」

 

 由比ヶ浜さんは不安げに顔を上げる。

 

「ごめんなさい……、私、こういう話は本当によく分からなくて……あなたに有用な助言は出来そうにないわ。ただ……」

 

「……ただ……?」

 

「平塚先生に、少し相談してみたいと思うの」

 

「平塚先生に?」

 

「もし、あなたの予感が当たっていたとして、もちろん、平塚先生といえども、比企谷くんの恋路をとやかく言う権利はないわ。私や、あなたにもね。

 

 けれど、今のように部内の空気が淀んでしまっているのは、部長としても耐えられないの。だから、せめてそれだけは解消したい。そのために、顧問である平塚先生に相談したいの」

 

 由比ヶ浜さんの顔が、一瞬、捨てられた子犬のように見えた。

 

「……ご、ごめん……あたしのせいで、ふいんき悪くしちゃってたかな……!? 

 

 そ、そんなつもりじゃなくて……!! こんな話、もうやめy」

 

 私はみなまで聞かず、冷えきったカフェラテのカップをなおも包んでいる由比ヶ浜さんの両手に、自分の両手を添えた。少し力を込めて。

 

 由比ヶ浜さんはハッと息を吸って、私を見つめてくる。

 

「もっと平たく言えば……、私の友達にここまで辛そうな顔をさせているあの男を、是非ともとっちめてやりたいのよ。それは彼の恋路とは、また別の話。

 

 だから、平塚先生にも協力してもらうのよ」

 

「……!」

 

「彼を締め上げて、何があったのか全て白状させる。黙秘権など認めない。

 

 どんな事実が出てくるかは分からないけれど、今の状況よりは、ずっと良くなるはずよ。なぜなら……」

 

 由比ヶ浜さんの瞳に、うるうると涙が蓄えられていく。

 

「知って初めて、有効な対策も立てられるのだから」

 

「ゆ、ゆきのん……!!」

 

 由比ヶ浜さんはカップから手を放し、私の両手をきゅっと握ってきた。私も握り返す。

 

 頷く彼女の瞳から、数粒の光が漏れ落ちた。

 

 お世辞抜きに、由比ヶ浜さんのことを、可愛らしい女の子だと思った。

 

 無責任な保障はできないけれど、彼女が本気になれば、比企谷くんをその年上の誰かから奪い返すことも不可能ではないと、そう思える。

 

「早速、明日の部活終了後にでも、平塚先生の所に行きましょう。先生が嬉々として比企谷くんの口を割らせてくれるように、相談の仕方を工夫しなければ……」

 

 常日頃から結婚したいとぼやいている平塚先生。ぼっち仲間として何かと目をかけてあげているあの比企谷くんが、自分の知らないところで恋に目覚めたようだ、などと聞いたら(しかも年上と)、どんな反応をするだろうか。

 

 うまく心理を誘導すれば、青春への嫉妬心を大いに燃え立たせて、優秀な拷問官になってくれるはず。私達も手を汚さなくて済むわね。

 

 などと策を練っていると、私の気分も徐々に上向いてきた。

 

 ……もしかしてこれが、いわゆる「恋バナ」というものなのかしら? 楽しいし。

 

「お、お手柔らかにおねがいします……!」

 

 由比ヶ浜さんにも笑顔が戻った。若干ひきつっていたけれど。

 

「ああ、それから由比ヶ浜さん。正しくは『ふいんき』じゃなくて『ふんいき』よ」

 

「……えっ、そうなの!? ずっとふいんきって思ってた……ふんいき、ふんいき……」

 

「『ふんわりとした雰囲気(ふんいき)』で覚えるといいわ」

 

「ふんわりとした雰囲気、ふんわりとした雰囲気……えへ、なんかコレ、いいね! おまじないみたい」

 

 思いつきで言ったフレーズを、由比ヶ浜さんは気に入ったようだった。少し表情に力が戻っている。

 

 良かった。

 

「さ、買い物に行きましょうか。」

 

「うん! あたしも今日はバスキャンドル買って帰る! ふんわりとした雰囲気!」

 

 二人で並んでカフェを出、駅の南口に向かう。目の前の広場を左へ行けば、すぐそこにアウトレットモールの入り口がある。

 

 考えてみれば、学校帰りに由比ヶ浜さんと二人きりで過ごすというのも、久しぶりな気がする。

 

 キャンドルだけでなく、時間の許す限り、一緒に色々と見て回るのもいいかも知れないわね。

 

 

 

 

 ……けれどこの時、私達は知らなかった。

 

 まさに同じ頃、比企谷くんと平塚先生が、濃厚な時間を共有していたことを……。

 

 




【いちおう解説】

 「比企谷くんと平塚先生が濃厚な時間を共有していた」=「なりたけで二人してラーメンを食べていた」です。しかも先生は味噌ラーメンの超ギタです。極濃ですね。

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