ウルトラマンゼノン ウルトラの奇跡   作:ウルトラゼロNEO
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善悪の力 part3

ウルトラマンゼノン、スラン星人、ゼットンがそれぞれその場にいるのに、不気味な静寂が場を包んでいた。というのも誰も動かないからだ。

 

ゼノンが動かないのは様子を伺っている事に他ならない。何故ならば相手はゼットン。自分だけではなくマックス、それだけではない。幾多のウルトラ戦士が苦戦を強いられた相手だ。しかしそんな静寂を打ち消すようにスラン星人がゼノンへ銃口を向けると、ゼットンはその姿を途端に消す。

 

 

「ディアッ!?」

 

 

どこだ!?そう言わんばかりに辺りを見渡すゼノン。するとゼットンはゼノンの真後ろに現れ、そのまま横振りに掌をぶつけ、ゼノンはよろめく。

 

すぐさま背後を振り返り、ゼットンに対応しようとするが既にゼットンはいなかった。そして再び背中に衝撃が走る。すぐに分かった。ゼットンはテレポートを駆使して翻弄しているのだ。

 

このままゼットンのペースに飲まれるのは大変危険だ。それだけは避けねばならない。ゼノンは身体を高速回転させるとそのまま竜巻を起こし、周囲に寄せ付けなくする。

 

これにはゼットンもテレポートを止め、竜巻と化したゼノンを見つめていたが、すると火球を吐き出し竜巻に放つ。しかし間一髪でその火球はブレスレットをギャラクシーディフェンダーに変えたゼノンが防ぎ、そのままディフェンダーからギャラクシースパークを槍に変化させたようなギャラクシーランスへ変化させると、そのままゼットン目掛けて戦いを挑む。

 

 

(流石に光線技は使わんか)

 

 

風切り音と共にギャラクシーランスを駆使してゼットンと近接戦を繰り広げるゼノン。今までの戦いでも光線技などを早い段階から使用していたゼノンが今回は使っていない姿を見て、ゼットンに警戒しているように見えたのかスラン星人はくつくつと笑う。

 

というのもゼットンは光線を発射してもそれを吸収して撃ち返したり、並の攻撃では決して破壊できないゼットンシャッターを備えた強敵だ。下手に撃ってもエネルギーの無駄になってしまう。

 

 

「ディアァッ!?」

 

 

ここでようやくゼノンのギャラクシーランスの一撃がゼットンを傷つける事に成功した。このまま立て続けに追撃を仕掛けようとしたその瞬間、横からスラン星人の光線が直撃して横っ飛びに地面に倒れる。

 

 

「正々堂々と戦ってる訳じゃないんだ。横やりも何も入らないと思ってたのか?」

 

 

倒れたゼノンに見つめていたソーフィ達が心配する中、光線を再び発射しながらスラン星人がゼノンを嘲笑う。その横ではスラン星人の指示を受けたのか、ゼットンが火球を放ち追撃してしまう。

 

 

「グゥッ…デェァッ!?」

 

 

光線や火球が周囲を破壊して、たちまち全てを燃やそうとする中、その身に火球を受け苦悶の声を上げるゼノンは見る見るうちにそのパワータイマーは赤へと変わり、点滅を始める。

 

 

「このままでは…ゼノンが…ッ!!」

 

 

倒れたゼノンは光線の追撃を受け続けている、このままでは何れはゼノンが殺されてしまうのかもしれない。それを予感したソーフィはマツミズ達と避難し、少し離れた場所から悲痛そうな面持ちでゼノンを見つめる。

 

 

「わ、私が…ゼットンを使おうとしなければ…! ゼットンは…やはり私には…」

 

 

猛威を振るうゼットン。もしもゼットンをこの実験に使用するなどしなければこんな事にはならなかったのかもしれない。ゼットンはあまりにも自分には手に余るものであった。そうやって苦しむゼノンを見て後悔をする。

 

 

「…関係ないよ、ゼットンだろうが何だろうが」

 

 

そんなソーフィを咎めるかのように口を開いたのはガッツであった。普段のおちゃらけている彼女からは想像出来ないほど真剣な様子であった。これには思わずソーフィだけではなくマツミズやペガッサもガッツを見てしまう。ガッツはそのままシノミヤをペガッサに任せてソーフィの衣服から予備のリィーディバイザーを取り出す。

 

 

「お前…それは…!?」

 

「力は力なんだから、それを扱う人の心持次第でしょ。ソーフィちゃん、まだ間に合うよ。ゼットンを…破壊行動以外に活かす方法なんて」

 

 

予備のリィーディバイザーを取り出したガッツにどうするんだと言わんばかりに目で訴えるソーフィすると、ガッツは振り返ってゼットンを見ると、そのまま懐からかつての自分であるガッツ星人のスパークドールズを取り出すと、そのままリィーディバイザーに押し当てる。

 

『Guts seijin!Realize!』

 

電子音声が鳴り響くと同時にリィーディバイザーから溢れんばかりの光がガッツの身体を包み込む。その眩しさから思わずソーフィ達は目を背けるが、やがて視界が慣れ、光が収まった目の前には巨大な足が真っ先に視界に映りこんだ。

 

 

「ガッツ…お前…」

 

 

ソーフィー達はそのまま足を見上げれば、そこにはオウムが人の形を成したかのような巨人がいたのだ。これこそガッツの真の姿であるガッツ星人だ

 

・・・

 

 

「さて、さてさて!」

 

 

突然のガッツ星人の登場に誰もが驚くなか、ガッツ星人は、いやガッツは高らかに声を上げる。

 

 

「来ました、私が!ガッツ星人が!」

 

 

この場にいる者達の視線が全てガッツ星人に注がれるなかで行われる名乗り上げ、それはまさに今この瞬間は彼女の独り舞台と言っても過言ではないだろう。

 

 

「貴方を倒しに、ね?」

 

 

スッとスラン星人を指差しながら、小首を傾げる。もしもこれがいつもの人間のような姿であれば、ウインクでも決めているところだろう。だがその仕草だけでソーフィ達やゼノン、いやユウマには自分達が知るガッツのままであることが理解できた。

 

 

「さあて、一気にやっつけちゃおうか。立てる?」

 

 

ガッツ星人はそのまま伏しているゼノンの隣に立ち位置を移すと、彼へ手を伸ばす。その手を見つめたゼノンはやがて強く頷くと、その手を取って立ち上がる。

 

 

「うんうん、良いね!じゃあ行こうかっ!!」

 

 

まだ戦えるという意志を示すようにガッツ星人に頷いたゼノンはギャラクシーランスをブレスに戻して、右腕に装着するとガッツ星人の声かけと共に地面を駆け出して、ゼットンへ挑んでいく。

 

もう一方はガッツ星人とスラン星人だ。既にスラン星人はガッツ星人を敵だと判断しているのだろう。ガッツ星人の周囲を囲むように目にも留まらぬ速さで残像を生み出し、ガッツ星人を翻弄しようとする。

 

しかしガッツ星人は特に動揺したような素振りは一切見せなかった。僅かに顔を動かして、自身の状況を確認するだけで行動を留めているのだ。

 

だが程なくしてガッツ星人が動いた。何とガッツは文字通り、分身したのだ。しかもそれは一体や二体ではない。立て続けに六体まで数を増やすと、互いに背を向けた状態で四方で自身を翻弄しようとしてくるスラン星人の残像ごと光線を放ち、見事、本体へ直撃させる。

 

 

「ふふんっ、高速宇宙人の残像も分身宇宙人の前では通じないんだなぁ」

 

 

吹き飛んだスラン星人に得意げに話すガッツ星人。まともな直撃を受けたスラン星人は僅かによろめきながらも何とか立ち上がる。

 

 

「貴様も…ウルトラマンによって同胞を失っている筈だ!何故、平然と与することが出来る…ッ?!」

 

「んー…まあ確かにそうはそうなんだけど」

 

 

ガッツ星人から受けた傷に苦悶しながら、スラン星人は目の前の宇宙人に沸きあがる疑問を叩きつける。スラン星人の同族がかつてウルトラマンマックスに葬られたように、目の前のガッツ星人もまたウルトラ戦士達によって同族を失っている筈だ。にも関わらず、打算抜きにゼノンと肩を並べている。それがどうしても解せなかったのだ。

 

 

「でも私にはその同胞と同じくらい大切な仲間達がいるからね。目の前で危険に晒されてるなら、その脅威を何とかしなくちゃ」

 

 

飄々とした様子で答えながら、ガッツ星人は近くのソーフィやペガッサ達を一瞥する。今では最早、家族と言っても差し支えないだろう。だからこそ目の前で弱っている仲間を黙って見過ごすわけにはいかないのだ。そのまま分身達と共に放ったガッツ星人の光線を受けて、スラン星人は爆発四散する。

 

 

「…そう、大切な…ね」

 

 

スラン星人を撃破したことをしかと確認しながら、ガッツ星人はゼットンと激闘を繰り広げるゼノンを見やる。だがその瞳はウルトラマンゼノンを見ていると言うよりは、まるでゼノンに誰かを重ねているかのようで、どことなく優しさを感じられた。

 

・・・

 

 

「シュワァアッ!!!」

 

 

猛々しいゼノンの叫びと共に飛び回し蹴りがゼットンの首元に炸裂する。そのあまりに痛烈な一撃にさしものゼットンも僅かによろける。すかさず鮮やかなバク転で距離をとったゼノンは再びギャラクシーランスを出現させ、ゼットンへ投擲するも、全身をすっぽり包み込むゼットンシャッターが張られる。これはあまりにも強固でギャラクシーランスを投擲するだけでは、破れはしなかった。

 

ゼットンシャッターを解いたゼットンは火球を放たれ、思わずゼノンも身構えるが、その火球はゼノンに届く前に横から放たれたビームによって相殺されたのだ。

 

 

「やらせないよ」

 

 

ガッツ星人による援護だ。そのままガッツ星人はゼットンの周囲を分身で取り囲み、光線を放つが瞬時に張ったゼットンシャッターの前では効果は薄かった。

 

 

「そろそろ限界?でももう少し頑張って」

 

 

とはいえ四方からの波状攻撃を前にさしものゼットンと言えど、シャッターを解くわけにはいかず、攻撃を防ぎ続けている。だがこれはガッツ星人にも多大な負担をかけているのだ。しかしそんなことを微塵も感じさせずに寧ろパワータイマーの点滅速度を見て、彼を案じて励ましてさえいるのだ。

 

 

「!」

 

 

そんな中、ガッツ星人はソーフィに目配せをする。今、ゼットンの近くにはあのゼットンをスパークドールズに変化させた装置があったのだ。ガッツ星人の意図が分かったのだろう。ソーフィは素早く明石達のいるテントへ向かって、行動を開始する。

 

 

「…よし、もう一踏ん張りだよ。ゼットンにありったけをぶつけて」

 

 

ソーフィの行動にガッツ星人はゼノンに声をかける。それは勝算を導き出したかのような期待感を感じさせる物言いだ。その言葉に従ったゼノンはギャラクシーランスをゼノンギャラクシーに変化させ、そのまま右腕に装着させると、クリスタルに手を翳すと、ゼットンシャッターを張るゼットンへ向けて、ゼノンギャラクシーを突き出して、そこからゼノニウムカノン以上の威力を誇る光線…ギャラクシーカノンを放つ。

 

光の矢の如きギャラクシーカノンをゼットンシャッターで防ごうとするも、やがて防ぎきれずにどんどんと亀裂が生じてゼットンシャッターを打ち消すことに成功する。そのままギャラクシーカノンの直撃を受けたゼットンはじりじりと後退していく。

 

 

「──今だっ!」

 

 

すかさずソーフィが声をあげると、それを皮切りに周辺装置からゼットンへ向けて、ビームが放たれる。これはスパークドールズ変換装置によるものだ。例えゼットンであろうと弱った状態であれば、再度、スパークドールズに変換することも可能だと考えたのだろう。やがてギャラクシーカノンと変換装置のビームを受けたゼットンを起点に大爆発が起こる。

 

 

「…どうなった?」

 

 

あまりに強い爆発とそこから発生する爆風を前にソーフィ達は身構えて耐えるしかなく、とてもではないが目の前でなにが起きているか確認することすら出来なかった。漸く風も収まり、ソーフィ達が恐る恐る瞼を開いて、周囲を見やると…。

 

 

「やっほー」

 

 

あまりにも呑気な声が聞こえてきたのだ。聞き覚えのあるこの声はガッツのものであり、先程まで本来の姿で巨大化していたが、今は解除したのか、ゼノンしか巨人はいない。そしてこちらに向かってくる人影が露になれば、それは透明感のある水色の髪を揺らすガッツがそこにおり、たちまちソーフィ達は安堵した表情を見せる。

 

 

「って、お前…。その子は…」

 

 

ふとガッツが誰かを抱えていることに気付く。まさか逃げ遅れか?しかし先程の爆発では生身の人間には決して耐え切れるものではないだろう。

 

目を凝らして、よく見てみれば、ガッツが抱きかかえているのは一人のか細い少女であった。しかし凝視すればするほど、その少女は普通の少女とは言い難かった。

 

揺れる艶やかな黒髪と人形のようなハッキリとした美しい顔立ちはまだ良い。しかし頭部に生えた二つの角や黒を基調とし、オレンジ色に包まれた双丘などその特徴は先程まで戦っていたゼットンの特徴そのままだったのだ。

 

 

「まさか…」

 

「うん、そのまさかだろうね。半分成功半分失敗ってとこかな。この娘はゼットンだよ。私達と同じ存在になった、ね。ちゃんとスパークドールズもあるよ」

 

 

ここまで来れば、誰でも分かることだろう。現にソーフィをはじめ、マツミズ達は眉間に皺を寄せているのだ。そして彼女たちの予想通り、ガッツの抱える少女・ゼットンについて明かされる。ゼノンのギャラクシーカノンと変換装置のビームを受けていたゼットンは完全にスパークドールズに変換される前に限界が訪れたのだろう。ガッツの言うようにゼットンはスパークドールズとは別に地球人に酷似した姿を得たようだ。

 

 

「さっきも言ったけど、ゼットンを破壊活動以外に生かすかは、それこそ私達次第だよ」

 

「私達次第…?」

 

「うん、この娘に破壊以外のことを教えられるか…。その力を…何か別のことに活かせるか…。ソーフィちゃんの研究だってそう。不相応なんてことはない。ただ心持次第で善にも悪にもなれる、それだけだよ」

 

 

ソーフィに向かって、いつものひょうきんな態度とは打って変わって、真剣な面持ちで話すガッツに思わず引き込まれながら、彼女の言葉に何か思案するように目を伏せる。

 

 

「…そうだな。これも何かの縁だろう。この娘に真っ暗な破壊の世界ではなく、光ある輝かしい世界へ導きたい。その為にも、もっと私も精進せねばな」

 

「そういうゼットンなら、私も…」

 

 

決意を固めたように頷いたソーフィは柔らかな笑みを浮かべると、少女となったゼットンの頬を優しく撫でる。その傍らでゼットンに対して苦手意識を抱いていたペガッサも何か期待に胸を膨らませていた。

 

 

「…」

 

 

そんなソーフィ達の様子を見届けていたゼノンだが、ふとガッツがこちらに向かって振り返ると、にっこりと微笑む。その見惚れるような可憐な笑みに微笑むようにゼノンの雰囲気も柔らかくなり、やがてゼノンは飛び立っていくのであった。

 

・・・

 

 

「あの後の事後処理、相当大変だったそうですよ」

 

「あぁやっぱり…」

 

 

それから数日後、鎮守府の雑貨店にて大和から顛末を大まかに聞いたユウマは苦笑する。マスコミを招いて行われた艦娘とスパークドールズの発表。しかし実際のところスラン星人の妨害があったとはいえ散々な結果になってしまった。独断でゼットンを使用したシノミヤの処分など、まだまだ課題は山積みで執務室を通りかかればマツミズのため息が聞こえてくるほどだ。

 

 

「まあでも、悪いことばかりじゃないってー」

 

「そうそう、悪いことばかりじゃないってー」

 

 

すると入り口から声が聞こえてくる。二人の声のようだが、奇妙だ。なぜならばどちらもガッツのものだったから。ユウマと大和が視線を向ければ、そこには二人のガッツと、そんな二人に挟まれるペガッサがいた。

 

 

「もぉぅ!!一時的に元に戻って自分の力の感覚が掴めたからって、闇雲に分身するのは止めてください!!」

 

「「だって分身すれば、その分、ペガちゃんを愛でることが出来るじゃーん」」

 

 

途端にペガッサは我慢しきれずに吼えるように叫ぶ。リーデバイザーで元に戻ったとはいえ、それは一時的な話だ。完全にかつての自分に戻れるわけではなく、現にガッツは今までどおり、少女の姿で過ごしている。しかしその一時的の間に力と勘を取り戻したのか、ガッツは隙あらばこのように分身や特殊能力で惜しげもなく披露しているのだ。とはいえその相手は主にペガッサに向けられるため、堪ったものではないだろうがガッツに反省はない。

 

 

「やれやれ、相変わらず騒がしいな」

 

 

それがペガッサの神経を逆撫でしたようで途端にぷんぷんと怒り散らすが、どうやらそれもガッツにとっては愛でる対象でしかないらしい。そんな騒がしさをみせている購買部に再び横から声をかけられれば、そこにはソーフィとゼットンがいた。

 

 

「ゼッちゃんはもう良いの?」

 

「ああ。特に身体に問題は無い。今は提督の許可で鎮守府を案内しているところだ」

 

 

暴れるペガッサを適当に流しながら、ガッツはソーフィに問いかけると、彼女は傍らに立つゼットンに微笑みかける。しかし当のゼットンは完全に無表情で反応はなく、その揺れ動かぬ瞳で購買部を見渡していた。

 

 

「あれ…?」

 

 

だが、やがてその中でユウマを見つけると途端にスッと目を細め、ユウマに近づいていく。ゼットンの突然の行動に誰もが唖然とするなか、ついにユウマの目の前に立つと…。

 

 

「次は負けません」

 

「えっ」

 

 

顔を近づけ、その耳元でボソリと口にする。負けるも何もユウマとゼットンは初対面だが…しかし例外がある。そう、ゼノンだ。ゼットンは既にゴモラのようにユウマがゼノンであることに見抜いているようだ。だからこそ最終的にゼノンに負けたと思って、こんな行動をしてきたのだろう。

 

 

「や-大変だね、ユウ君。でもまたバトっても女の子にその便利ブレスレットを使っちゃダメだぞ?」

 

「えっ」

 

 

言うだけ言って再びソーフィの元に戻っていくゼットンに唖然としていると、いつの間にユウマの隣に分身していたガッツはその耳元で囁く。ガッツ、お前もか。何のことかと引き攣った笑みを浮かべるユウマだが、ガッツはだいじょーぶ、秘密にしとくからと耳打ちして愉快そうに笑うのであった。




<次回予告>

ある日、町に罅割れたような身体を持つ巨大な謎の怪人が現れ、破壊活動を始める。それと時を同じくして、ユウマの前に現れたのは彼の…母親だった。この出来事がユウマの心を折る事件に発展してしまう。

次回…母の温もり





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