『第三次世界大戦』開始から、10年が経った。中国・韓国・北朝鮮ら『大東戦線』によるアメリカと日本(のちに『国際防衛軍』、通称『国防軍』)への宣戦布告から始まり、ロシア連邦は大東戦線側に協力し、ドイツとフランスは仲の悪さを気にする暇もなく、急いで国防軍に味方した。
その後も続々と様々な国が参戦し、戦況は未だに一進一退の攻防となっている。第三次世界大戦の際に締結された条約による核の廃棄さえなければ数日でカタがついたのではという話もあるが、それは『if』に過ぎない。
そして風にあおられた紙くずのように人命が簡単に吹き飛んでいくある日、国防軍はある装備を開発した。人型を模したシルエットをしており、日本が主に担当して開発したもので、技術は他国には容易に真似できないものとなっている。その装備には『戦争のない新しい世界を作る兵器』という願いを込め、『Nova mondo(ノヴァ・モンド)』──エスペラント語で『新しい世界』と名付けられた。
2170年9月4日、アナトリア高原のある戦域にて、国防軍は初の試作《ノヴァ・モンド》による戦闘を行った。

これは、全てを終わりに導く子供たちの話。
平和のための戦争
  Primary battle()
  Pilots' everyday2015年10月18日(日) 18:52()
  Double-Faced2015年12月31日(木) 20:40
  inhumane technology()
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ