オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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PHASE-112「イギリス防衛戦 5」

 

「一夏ッ!お前なんだな!」

 

『ああ。それより千冬姉はイギリスの本土を守ってくれ!

デスティニーとレジェンドは俺が相手をする!』

 

「すまない一夏・・・頼むぞ!」

 

オオシワアカツキが後退すると同時に一夏の操るストライクフリーダムが

箒のデスティニーと湊のレジェンドに近付く。ビームサーベルを引き抜き

デスティニーに襲い掛かる。

 

「箒さん!」

 

「ちっ・・・また落とされたいのか・・・一夏」

 

アロンダイトを構え、ストライクフリーダムのビームサーベルをそのまま

防ぐ箒。湊はそのままフリーダムの背後に回る。

 

「貰いましたよ!・・・きゃっ!?」

 

「一夏は・・・やらせないわよ」

 

レジェンドの背後を攻撃したMS―――――それは白いガンダムエピオンで

操縦者はメガーヌだった。フリーダムとメガーヌ専用のエピオンは

デスティニーとレジェンドに襲い掛かる。

 

 

 

 

 

一方で翔真は、レッド・ゼータで敵機を撃墜していた。パイロットを

殺さずにメインカメラや武装を破壊して無力化してゆく。自身の力を

全開にして、機体性能を上げていきながら敵機を無力化する。

 

 

「(そろそろEパックのストックが無くなってきてるな・・・

一度補給に・・・ん?、こちらに接近する機体が・・・)」

 

「へぇ~・・・私のアメイジングゼータにそっくり・・・ハロ!」

 

《イツデモ、イケル!イケル!》

 

「な!?あれは!」

 

接近する機体、それはかつてこの世界で共に戦い愛する女の為に

命を散らした《速波隼人》の愛機、ゼータガンダムの改良型。

翔真はコンソールを操作するが、どれも該当する機種はない。

 

「(ゼータ対決ということか・・・)」

 

「まずは貴方から!」

 

レッド・ゼータはウェイブライダーへ変形し、そのまま加速。

対するアメイジングゼータはウェイブライダー形態のまま武装である

ツインハイパーメガランチャーを放つ。混乱する戦場を駆け抜ける

二つのゼータは激しいドッグファイトを繰り広げ、アメイジングゼータは

ライフルの銃口を向ける――――しかしレッド・ゼータはそれを回避して

そのままMS形態へ変形する。

 

「悪いな!」

 

「ッ!・・・なんとォォォ!!!」

 

アメイジングゼータもそのままMS形態へ変わり、互いにビームサーベルで

ぶつかり合う。ゼータ同士による激しい攻防の中で翔真はある気配を察知する。

 

「(このゼータから感じる気配・・・フェイトに似ている?)」

 

「はあァァ!」

 

「ちぃ!どうしてこうも!」

 

 

一方でツバサはバルバトスを操り、イギリス本土に上陸するダガーや

ザクなどをソードメイスで撃退していた。ナガスミもウイングガンダム

フェニーチェリナーシタで敵機を撃墜する。

 

「数が多すぎる!」

 

「全くだ・・・帰ったらクリスや御門の尋問がまだあるからね。

僕はまだまだ大変だが・・・ちぃ!」

 

一度に複数の部隊が上陸する。しかしいくらバルバトスやリナーシタでも

相手に出来ない―――――しかし複数のビームが飛来しダガーやザクウォーリアの

ボディーを貫く。

 

 

「"カリオストロ"、"プレラーティ"・・・我々も加勢するぞ」

 

「うっふふ!あーしのゲルプレイダーちゃんがようやく活躍ね」

 

「ふっ、ザフトも本気ってワケダ」

 

バルバトスとリナーシタの後方に、ゲルプレイダー・ブラウカラミティ

ロードフォビドゥンが現れ、そのままツバサやナガスミの加勢に入る。

 

 

 

 

 

 

 


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