オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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PHASE-116「イギリス防衛戦 9」

「風鳴 翼・・・!クアンタ・アメノハバキリ、いざ参る!」

 

「各員下がれ!アメノハバキリが出るぞ!」

 

 

リーダー各の整備員の合図で全員が機体から離れる。翼専用に開発され、調整した機体ダブルオークアンタ・アメノハバキリ。クアンタをベースに改造された専用機。翼はゆっくりと目を開けて正面コンソールパネルにある差し込み口にペンダントを入れた。そうこの機体はある人物が造り出した"シンフォギアシステム"を搭載していた――――――

 

 

「―――Imuyteus Ameno Habakiri tron――――」

 

 

"聖詠"と共にアメノハバキリの装甲が再構築され、両腕に鋭いソードブレードが装備され脚部にはバーニアやホバー機能を備えたブレードも装着され、背部にはウイングの機能も備えた4つのソードが装備された。

 

 

「(シンフォギアシステムか・・・なんとか使いこなしてみせる)」

 

「あら、再びといったところかしら」

 

「マリアか・・・」

 

 

クアンタ・アメノハバキリの前にマリアの駆るガンダム・ガングニールが立ち塞がる。彼女の機体も"シンフォギアシステム"を使用し、外見も変わっていた。背部にある二本のソードブレードを構え、アメノハバキリはガングニールの攻撃を交わす。

 

「くっ!」

 

「まだだ!」

 

両手に持ったソードブレードを連結。それをガングニールに向けて振るうアメノハバキリ。

 

 

―――蒼ノ一閃―――

 

 

「衝撃が!?」

 

「例え、お前達が塞がろうとこのまま引くわけにはいかない。行くぞマリア!」

 

「(まさか、私がここまでやられるなんて・・・けど、アレス隊長の為にも!)」

 

 

ガングニールは槍を向け、対するアメノハバキリもソードブレードを構えた。

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり地上ではナガスミのウイングガンダムフェニーチェリナーシタがアレスの操るガンダム・エクシェスにより苦戦を強いられていた。

 

『退け、お前を相手にしてる暇はない』

 

「マルス・・・いやアレス!お前は間違ってる!こんな事してお前の家族が喜ぶのか!?」

 

『何故貴様がそれを・・・』

 

「ツバサ先輩から聞いたんだ・・・お前が家族を失って、変わってしまったことを。けどな、復讐したって何もならないんだぞ!戦いは辛いだけだ・・・それにお前が今やってることは、お前の家族を殺したテロリスト達と何も変わらねーぞ!」

 

『ッ!?黙れ・・・お前に何が分かる・・・目の前で家族を殺され、名ばかりの正義を語る奴等は誰も救ってくれなかった・・・綺麗事ばかり・・・並べるな!』

 

「なに!?」

 

 

リナーシタのコクピットにドラグ・ファングが激突し、コクピットを半壊する。

 

 

「ぐああああああ!?」

 

「ナガスミ・・・!」

 

 

コンソールが爆発し、ナガスミは爆発の際に機器の破片が片目に突き刺さり声を上げる。そしてエクシェスの攻撃でリナーシタは大破し地上へ落下する。

 

 

「アレスッ!」

 

『はぁ・・・はぁ・・・』

 

 

ツバサのバルバトスルプスが飛び掛かろうとした時、ダブルオーライザーがエクシェスの前に立ちはだかる。

 

 

「アレス・・・お前の相手はこの俺だ」

 

『綾崎翔真・・・!』

 

だが、アレスと翔真の他にもう一人の介入者が現れる。

 

 

『熱源!・・・ッ!』

 

「やあアレス君、初めてましてじゃないね・・・久しぶりだね」

 

「大東さん・・・」

 

 

ダブルオーライザー、ガンダム・エクシェス、千式はそのまま対等しつつも動こうとはしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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