オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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PHASE-135「正義と運命 4」

 

『わ、私が負ける・・・!?そんな』

 

「ラウラ!」

 

「任された!」

 

鈴のアルトロンガンダムとラウラのネロブリッツはジャスティスナイトの両脚を破壊。そして簪のG―セルフがビームサーベルでメインカメラを破壊する―――

 

『くっ!?』

 

「はあああァ!」

 

一夏の操るストライクフリーダムはシュペールラケルタビームサーベルでコクピットを突き刺す。激しい火花を散らしたジャスティスナイトは爆散する。一息つく間もなく一夏達に新たな敵が接近していた。

 

『見つけたぞ!一夏ァ!』

 

「弾か!」

 

《ちょ!?なんであいつまでザフトに居るわけ!?》

 

「鈴、知らなかったのか?」

 

《ええ。まさかこんなこと・・・》

 

「ッ・・・インパルス・・・楯無さんか。簪、頼めるか?」

 

《うん。お姉ちゃんがインパルスにいるなら・・・》

 

《それならば別れるぞ!私はトレミーの護衛に、一夏と凰は赤い機体を、ボーデヴィッヒと更識妹はインパルスを・・・皆、必ず無事でいろ!》

 

「了解!」

 

()()()!()

 

 

一夏と鈴は弾が操りガンダムアスタロト・ブレイジング改に向かう。

 

 

『今度こそ落とす!』

 

「この馬鹿・・・あんたまで、なんでそんなのに乗ってんのよ!」

 

 

鈴のアルトロンガンダムがドラゴンハングで攻撃するもアスタロトはそれをメイスで弾き、鈴と一夏に接近する。

 

『はっ!鈴か・・・簡単な話さ。俺の全てを奪ったのは一夏や翔真だからだ!』

 

「あんた正気で言ってんの!?一夏や翔真がいなけりゃ、私やあんたは生きてないのよ!」

 

『黙れ!俺は奪われたんだ・・・蘭を・・・家族を!』

 

「蘭・・・ですって・・・」

 

『退けよ鈴・・・俺が用あるのは・・・一夏だ!アスタロトッ!一夏から・・・あいつから全てを奪ってくれ!』

 

アスタロトのデュアルアイが赤く光る。対するストライクフリーダムはシュペールラケルタビームサーベルを二刀流に構える。そして一夏はコンソールを操作する。

 

 

「(翔真・・・お前の力を借りる。阿頼耶識に対抗するにはこれしかない・・・)」

 

 

親友から借りた力――――一夏は打ち込む。"cord ZERO"と。

 

 

「ゼロシステム・・・使いこなしてみせる!」

 

『動きが変わりやがった・・・そっちもやる気って訳かよ』

 

「鈴、手を出すなよ。ここからは俺と弾の勝負だ」

 

『おもしれぇ・・・』

 

「一夏!」

 

鈴のアルトロンを退かして、ストライクフリーダムはドラグーンを射出。ドラグーンから放たれるビームをアスタロトは防御しながら近付く。しかしアスタロトの動きを予測した一夏はそのままクスィフィアス3レール砲を放つ。

 

『がっ!?こんのォォォ!』

 

アスタロトはスレッジハンマーをストライクフリーダムの左翼に目掛けて投げ放つ。スレッジハンマーが直撃し、左翼が歪み体勢を崩すストライクフリーダムにアスタロトはもう1つのスレッジハンマーで殴りに掛かる。1発、2発、3発とダメージを与え、VPS装甲でも大きな打撃を防御することは出来ず右肩と右腕が爆発を起こし大破する。

 

 

「『弾/一夏ァ!』」

 

 

ストライクフリーダムはアスタロトとぶつかり合いながら宙域を加速する。

 

 

 


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