オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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PHASE-141「最終決戦 3」

 

 

『私は彼の為にこの力を捧げると決めたんだ!だからここで!』

 

「くっ!ノワールのパワーが!?」

 

 

トレミーを守りながらロランツィーネ・ローランディフィルネィの駆るハイゼンスレイ・ラーⅡ《ファイバー》と激戦を繰り広げていた。しかし出力や機動性も全てロランの方が高く、ルウェンは苦戦を強いられていた。

 

 

『終わりだね?』

 

「まだだ!」

 

フラガラッハ3ビームブレイドを持ちハイゼンスレイの攻撃を阻止するがノワールがパワー切れを起こす。フェイズシフトダウンを起こし、ノワールは動かなくなる・・・ロランのハイゼンスレイが近付く。

 

 

『これで終わりだァァ!!!』

 

「なに!?」

 

「やらせんはせん!」

 

 

ロランのハイゼンスレイがノワールにトドメを刺そうとした時、シグナムのインフィニットジャスティスが攻撃を防いだ。

 

 

「ルウェンここは任せろ。お前はトレミーへ」

 

「す、すまない・・・」

 

「気にするな。お前の相手は私が引き受ける」

 

『へぇ・・・なかなか強そうじゃないか』

 

 

ザフト艦隊が半分消失していく中で未だに月へ侵入が出来ていないニックと和馬・・・だがそんな彼等の前方から新たな機影が現れる。それはプレシアのナイチンゲールだった。

 

「「・・・!」」

 

『邪魔はさせない・・・!』

 

ニュータイプ・Xラウンダーの能力でプレシアの存在を探知した和馬とニックはそのままプレシアの攻撃を回避する。

 

 

「ボスのお出ましか・・・ニック、お前は月へ向かえ!」

 

「な、なに!?だがお前一人でどうこう出来る奴じゃないだろ!?」

 

「心配するなニック・・・それに誰が一人でナイチンゲールを相手にするって言ったよ?」

 

「なに・・・!」

 

和馬のHi-νガンダムリベレーターとニックのガンダムAGE-Xの後方から複数の砲撃。そこには大東貫一率いるGspirits隊とその他部隊であった。

 

「隊長!」

 

『ニックはスバル、ティアナちゃんと共に月へ向かえ!あとはわたし達が彼女の相手をする!』

 

「ニックさん!私達と一緒に!」

 

「早くしないと時間が!」

 

「分かった・・・行くぞ二人共!」

 

「「了解!」」

 

 

スバル・ティアナはGspiritsから支給されたMS クランシェ・カスタムを駆りニックのAGE-Xと共に月にあるGジェネレーションシステムへ向かう。大東達はナイチンゲールに一斉に立ち向かう。

 

『雑魚が!』

 

「一気に奇襲を掛ける!」

 

 

大東の駆る千式を筆頭に、プレシアの駆るナイチンゲールは部隊からの一斉攻撃を食らう。しかし元のナイチンゲールよりも性能や機動性は格段に上がっており、ナイチンゲールは射撃などを巧みな動きで交わす。

 

 

「君の身勝手で、世界を変えさせはせんよ!」

 

『そうは言うけれど、貴方は自分の心配をした方がいいんじゃないの?』

 

「・・・余計なお世話だね。だがね・・・わたしは!」

 

 

千式はナイチンゲールへライフルを向けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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