オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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PHASE-145「最終決戦 7」

 

「クアンタムシステムが始動出来ない!?・・・やはり破壊しかないか」

 

「システムを破壊したらどうなるの!?だってシステムがなきゃ世界は・・・」

 

「賭けるしかない。可能性を・・・信じるさ!クアンタ!」

 

 

翔真の声にクアンタが反応してデュアルアイを光らせてGNソードビットを展開してシステムの中心となる部分に攻撃を加える。やがてニック・スバル・ティアナや束のダブルオーも加勢に入る。

 

 

「くっそ!ダメージが少ない!ならば・・・トランザム!」

 

「なのちゃん、ライザーシステムを!」

 

「了解!」

 

「サテライトキャノンなら!」

 

 

クアンタとダブルオーがトランザムによる特殊攻撃でシステムを傷付ける―――しかしプレシアのナイチンゲールが翔真達に近付く。ナインチンゲールはサテライトキャノンを射とうとしているAGE-Xに奇襲を掛ける。

 

 

「ニックさんが!」

 

「スバル射つのよ!ここでやられたらひとたまりもないわ!」

 

 

スバルとティアナのクランシェ・カスタムはナインチンゲールに向けて発泡。ナインチンゲールはそれを交わしながら近付く・・・だが

 

 

「近付けさせんよ!」

 

「な、なに!?」

 

「隊長!?」

 

「「大東さん!」」

 

「プレシア・・・時代を創るのはわたし達大人ではない!次の時代を創るのは若い者達だ!」

 

「何を言ってるの!?そう言っても人は争うことをやめられない!何時かは、やがて何時かはと、そんな甘い毒に踊らされ結局人は争うことをやめない!ならばこの世界にせめてもの手向けとして、オールドタイプを排除し革新者達による世界を造るのよ!」

 

「だがね、それを決めていい権限は君にないんだよッ!!」

 

「大東貫一・・・!」

 

 

ナインチンゲールはファンネルを飛ばして大東の駆る千式に攻撃を加える・・・しかし大東は巧みな動きでファンネルのビームを回避する。しかしアリシアのアメイジングストライクフリーダムが千式に迫る。

 

 

「邪魔はさせないよ!」

 

「これまでね大東貫一!」

 

「まださ・・・まだ終わらんよ!」

 

 

迫るアメイジングストライクフリーダムとナイチンゲール・・・しかしフェイトのウイングガンダムゼロカスタムが間に割って入る。

 

 

『お義父さん!翔真達の所へ!』

 

「感謝するよ・・・!」

 

 

 

翔真の駆るクアンタはGNソードⅤにソードビットを連結させたGNバスターライフルを最大出力で放とうと構える。ニックのAGE-Xもツインサテライトキャノンを構える。そして千式がメガバスターランチャーを構えながら二機に接近する。

 

「ニック、翔真!同時にシステムの中心を狙うんだ!そうすればきっとシステムが何らかの反応を示すはずだ!」

 

『分かりました』

 

『了解!・・・ツインサテライトキャノン・・・いっけェェェェェェ!!!!』

 

『クアンタ・・・!』

 

 

クアンタ、AGE-X、千式は同時に砲撃――――――するとシステムの中心部分に直撃し、次第に大きな光りが翔真達を包み込む。月の近辺でも異変が起こり、ニューロモビルスーツが次々と消え去り、宙域全体が大きな揺れを起こす。

 

 

「次元震か!?い、一体何が!?」

 

「これは・・・あれは」

 

月の近辺で戦っていたショウマと劾は突如の次元震に混乱する・・・劾はそんな状況下でアレスのエクシェスが漂っているのを見付けた。更にその近くにはランチがエクシェスに近付こうと接近していた。

 

 

「マルス・・・!」

 

「が、劾!くっ!?皆は!?」

 

 

ショウマ・アッシュが辺りを見渡す・・・やがて次元震は激しくなりそのまま光りが宇宙全体に広がった―――――――――。

 

 

 

 

 

 

 


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