オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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箒は一夏にもう好意を抱いてはいません、アスラン
ポジション誰にしようかな。


プロローグ2「運命の扉」

 

 

箒side

 

 

あれから何年立つのだろうか?翔真や一夏達が

必死の思いで戦ったレクイエム攻防戦・・・あの日

から私達はいろいろな出来事に見舞われた。まず

一夏が突然消えた事だ、セシリアや鈴は特に酷かった。

ショックから一時は失語症になったが今はちゃんと

話せるようになっている。ラウラは相変わらずだが

以前のようにハキハキとした姿は何処にも無い。私の

場合は精神が可笑しくなりそうだった、どん底の

闇の中、私に手を差し伸べてくれた人物がいる・・・

 

 

 

名前は『アリシア・テスタロッサ』だ。彼女の

優しい気持ちに私は癒された。いつしか抱いては

いけない想いを抱いてしまう、それでもアリシアは

私の全てを受け入れてくれた。嬉かった。そして

次にあの大戦の後の話だ。ザフトは今までの行いを

IS学園に謝罪し生徒達の安全確保を条件に傘下に

入って欲しいと現ザフト最高評議会議長であり

アリシアの母上でもある『プレシア・テスタロッサ』

が申し出た、IS学園の理事長である十蔵さんは悩んだ

末にこの先の事を考え傘下に入る決意をした。そして

私は自らザフトに入隊してMS操縦やいろいろな術を

覚えて今は赤服を着るまでに成長した、一方で地球連合の方は新たな量産型MS「ジンクス」という機体を作り

あげたらしい。私は常に思っている、再びこの世界で

また醜い争いが始まるのでは?そうすれば罪の無い

人達が死んでゆく、もしその時が来るなら私は皆を

守る為の剣となる!例え手を血に染めたとしても・・・・・・

 

 

 

箒side end

 

 

 

アリシアside

 

初めまして、アリシア・テスタロッサだよ。私と

お母さんは実はこの世界の住人じゃないんだ、しかも

私に至っては死んでたらしいけどお母さんが言うには

生き返ったらしい。凄い事もあるもんだね~、だけど

この世界はあまりいい場所とは言いにくい。怒りや

憎しみ悲しみが私の頭で時々響く、そんな感じで

一時は自分がおかしくなりそうだった。でも最近は

箒と一緒に居るお陰かな?そんな事は無くなった。

 

箒はいつも私を気に掛けてくれる、だから私は

決めたんだ。箒といつも一緒にいて助け合って

生きて行こうと・・・・・もう悲しい想いをさせ

ないよ・・・・箒。

 

 

 

アリシアside end

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は移り、とある某アジトではコード・アメリウス

が居た。彼女もまたこの世界に災いを起こそうと現れ

地球連合にジンクスを授け地球連合は今アメリウス

の支配下にある。

 

「さて、この世界はどうなるだろうな?ネオ

・・・いや『ハヤト』?」

 

「俺はハヤトって名前じゃないぜ?ネオ・ロアノーク

大佐だ、そこん所分かってほしいね~」

 

 

アメリウスと話しているのは顔にマスクを

付け地球連合の大佐の位置に存在するネオ・ロアノーク

だった。だがこの男の正体がアイツだとはまだ

知るよしもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わりIS学園の屋上ではスーツに白衣を

身に付けているスコールとレディーススーツを

着込んでいる千冬が食事をしながら話していた。

 

「早いわね、セシリアちゃん達も卒業間近・・・」

 

「そうだな・・・・・こんなに空が青いのに

悲しいのは何故だろうな・・・」

 

「千冬、今日それ言って四回目よ。隼人

・・・・天国で元気にしてるのかしらね・・・」

 

 

スコールは隼人と一緒に写った写真を見ながら呟く。

 

 

 

 

 

 

 

戦いの始まりは刻々と迫っていた。

 

 

 

それは悲しい再会でもある。

 

 

 

 

 

 





次回でプロローグ終わりです!

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