オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

30 / 168
PHASE-24「二人の少年と翔真達の休日 」

 

 

箒達の激闘が終わった頃、イギリスの上空に時空の

裂け目が現れその中からナガスミのウイングガンダム

と数分前に遭遇した黒い機体であるガンダムタイプの

MSが弾き出された。

 

「「クッ・・・・・・!」」

 

二機はそのまま自由降下しながら二人は機体の

OSを再起動、体勢を立て直すと近くの無人島へと

お互いに離れた位置に不時着し、互いに向き直り

動かない。

 

 

 

「聞こえているか、黒いMSのパイロット。俺は

敵じゃない・・・・・・話を聞いてくれ」

 

ナガスミは意を決して、謎の黒いMS近付きシールド

とシュベルトゲールに触れ接触回線でパイロットに

呼び掛けた。しばらくしてハッチが開き連合の

パイロットが降りて来た。事情を説明して自分が

敵では無い事を伝えるとバイザーを脱ぎ露になる

顔を見てナガスミは驚く。何故なら自分とあまり

年が変わらない少年だったからだ。少年は敵では

ないと分かったのか、互いの事を話し始めた。

 

 

 

「えとマルスで良かったんだっけ?」

 

「うん」

 

 

今二人はそれぞれ機体の足元に座っている。ナガスミが

コクピットにあったコーヒーをマルスに差し出し互いに

コーヒーをちょっとづつ飲みながら互いの事を話し

始めた。

 

 

「お前あんな近くで何してたんだ?」

 

「・・・・・任務で・・・・・あの世界(ミッドチルダ)とは

違う世界から来たんだ」

 

「そうなのか!?とういう事は次元転移者って奴

じゃないのか?・・・・任務って事はもしかして軍人なのか?」

 

「・・・・・うん・・・・・そうなるかも・・・あ、僕は軍人

じゃなくて傭兵なんだ・・・・これ以上は守秘義務で

内容は・・・・・ごめん」

 

「別に構わねぇよ。そうか傭兵か、でもよ元の

世界に居る家族とか心配してんじゃないのか?」

 

「・・・・・・ごめん、家族は居ないんだ・・・・・・それに

記憶が無いから居た事すらも分からない」

 

「ッ!すまねぇ、つい・・・・・・」

 

「あ、気にしないでナガスミ君。でも信頼出来る

仲間が居るから大丈夫だよ」

 

「そっか・・・・・・・・だけどこれからどうしたもんかね~」

 

 

 

ナガスミは果てしなく広い海を見ながら呟く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのイギリス奪還作戦の戦いが終わり、翔真達は今

セシリアの計らいでイギリスに滞在しており翔真は今

二ャル子と二人っきりで出掛けていた。

 

 

「しかし二人ってのも懐かしいもんだな」

 

「本当ですよ翔真さん!今日は私の彼氏として

1日中付き合ってもらいますからね!」

 

二ャル子は頭にある少し長いアホ毛をふいんふいんと

揺らしながら翔真にこう告げた。

 

「分かってるよ、なら今日だけはお前の彼氏になって

やるさ。それと俺は今アレックス・ディノって名乗って

るからアレックスと呼ぶんだぞ」

 

「はい!この二ャル子!心得ておりますよ!」

 

 

 

 

 

二人は何処から見てもカップルにしか見えない。だが

翔真達の後を追っている者達がいた・・・・・・・・

 

「ねぇシグナムさん」

 

「なんだなのは」

 

「このイライラは何なんだろうね?」

 

「少なく共、あの光景を見ているからだろう」

 

「あの・・・・・・・二人共?少しは落ち着いて?翔真の

事だからもしもの事は・・・『ねぇフェイトちゃん』は、はい!」

 

「もしもの事があった時じゃ遅いんだよ?」

 

「だから私達は見張る。分かったか?フェイト」

 

「う、うん・・・・・・・どうしようツバサ、ネプテューヌ!

あの二人完全に目のハイライトが消えてるよ!これ

じゃ翔真が死んじゃうよ~!」

 

「そうなった時はネプテューヌに止めてもらうしか

ないね」

 

「フェイトちゃん!そうなった時は私に任せてよ!

私が女神化すれば大丈夫だよ!」

 

 

 

 

なのは、シグナム、フェイト、付き添いでツバサ、

ネプテューヌが来ていた。

 

 

これから翔真の戦争(デート)は大変になるだろう。

 

 




今回出て来たマルス君の容姿はSEEDデスティニーの
シン・アスカとToLOVEるの結城リトを足してニで
割った感じです。近々プロフィールを乗せるので
お楽しみに!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告