オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど･･･「本編完結」 作：どこかのシャルロッ党
バルバトスとキマリスが戦闘に入っている頃、トレミーⅡではリンネ、マルス、一夏、簪が大量に隠されて
あった監視カメラを見つけて破壊していた。
「何がGspirits隊だ、アイツら･･････」
「そこまでして僕達を監視したいのか！」
「大東さん、さすがに信頼を失うぜ」
「プライバシーの侵害だよ！こんなの！」
大東の策略か、監視カメラが付けられていた事に
一同は怒りを隠し切れない。そしてリンネはある
決意をする。
「大東貫一･･･････貴様は俺達の障害となる。お前を
殺す。マルスしばらくトレミーを頼むぞ！」
「リンネさん！」
リンネはシナンジュの元へ駆け寄り機体を発進させる。
「シナンジュ、月村リンネ出る！」
シナンジュはバーニアを勢いよく吹かせるとトレミーから出撃する。
「Gspirits隊、お前達だけは俺の手で潰す！」
いくら何でもプライバシーを侵害する行為は許されない。リンネは怒りを露にして再びミッドチルダヘと
行く。
ビクトリア基地ではツバサのバルバトス、ニックの
キマリスが戦っていた。
「オラオラ！その程度かよくそガキ！」
ランスがメイスに何度も当たる。
「うるさいなァ、少しは黙りなよ！」
バルバトスはメイスを横へとスイングして、
キマリスはランスで交わす
「僕は貴方が嫌いだ！いつもキレイ事ばかり並べて
･･･････世界はそんなに優しくないんだよ！」
バルバトスはメイスを振り回しキマリスの装甲を
殴る。
「俺もお前がキライだ！クソガキが戦い方に
口を出すんじゃねぇ！」
ツバサの物言いにニックは苛立ちを覚え、キマリスは
ランスでバルバトスに反撃する。
「スタニック・デュノア！ザフトの番犬にまで
なってアンタは一体何をするつもりだ！」
ランスの一撃を退けメイスでキマリスを吹き飛ばす。
「はぁァァァ！！！」
バルバトスは次第に距離を詰める。
一方で翔真とネプテューヌは任務を遂行していた。
基地から徐々に爆発が起きる。
シャルロット、ヤマトに関しては互いにモニターに
写るバルバトスとキマリスの戦いを見ていた。
「お兄ちゃん、どうして」
「（スタニック・デュノア、Xラウンダーの使い手
だって前に翔真から聞いた事があったな。今は
取り合ず任務に集中しないと）」
ツバサとニックの叫びがこだまする中でバルバトス、
キマリスが壮絶な戦いを繰り広げる。
「前のようにはいかねぇ！」
キマリスはバルバトスに目掛けてランスを投げ付ける。
ツバサはギリギリ回避するが
「ッ！？ネプテューヌ！！！」
ランスが向かう先にはネプテューヌの機体がいた。
ツバサはアクセルを全開にして庇おうとランスを
追いかける。
「やめろォォォォォ！！！！！！」
そして、バルバトスは自らランスを受け止めコクピット
付近に突き刺さる。
「うわァァァ！！」
コクピットは少し爆発を起こす。
「ツバサ･････ツバサ･･･････ツバサァァァ！！！」
目の前でその光景を見てしまったネプテューヌ(今は
女神化している為パープルハート)は中破したバルバトス
に機体を近づけさせる。
「ツバサ！お願いだから返事をして！ツバサァァァ！」
［････････］
通信回線は開いているが応答が無く、次第にネプテュー
ヌの目から涙が溢れ出す。
「何でこんな事するの････････お兄ちゃんはそんなに
私達が邪魔なの？･････････女の子を狙うなんて････
最低だよ！」
シャルロットの駆るウイングガンダムゼロはキマリスに
向けてツインバスターライフルを放つ。キマリスは
直撃コースを回避したがこちらも中破する。
「まさか、そのウイングゼロに乗っているのは･････
シャルロットか！」
［･･･････お兄ちゃんがそんな人だとは思わなかった。
もう･･････貴方なんか私のお兄ちゃんじゃない！］
「ッ！？」
ニックにとって一番キツい言葉が飛び出した。シャル
ロットと翔真達は機体を使い中破したバルバトスを
抱えビクトリア基地を後にした。
誤解が誤解を招く････････