オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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今回の題名がとらハみたいなキャッチフレーズなのは
気にしない、気にしない。


PHASE-53「大切な物ありますか?」

 

 

 

ザフトと地球連合が戦闘を開始している中、翔真は

一夏のフリーダムよりも、マルスのエクシェスよりも

ウイングゼロを加速させる。

 

 

「(何でこんな事、俺が・・・・・・・・・・俺が・・・・・

この世界に転生したから・・・・・こんなもに歪んで

しまったのか?)」

 

加速によるGが体に負担を掛けている中で翔真は

この世界の事について考えていた。

 

「(もし・・・・・・・・、俺がこの世界を歪ませてしまった

なら・・・・・・・・・・)」

 

[翔真!前を見ろ!]

 

「何?・・・・・・・・・・ストライクノワール、ルウェンか」

 

 

モニターの前方にルウェンのストライクノワールが

接近していた。だがその横には新型と思われる機体が

飛行していた。

 

 

「綾崎翔真・・・・・・・・・・貴様だけはッ!」

 

[ルウェン君、こんな事やめよ?復讐したって

何になるって言うの?]

 

「ティアーユ、俺はこの戦いで奴と決着つけなければ

ならない・・・・・・・・・・だから見ていてくれ」

 

ルウェンはノワールを加速させる。徐々にウイング

ゼロとの距離を詰める。

 

「(アイツも俺が居なければ生まれて来なかった

はずだ。だけど今は)」

 

 

翔真はレバー引き戻してウイングゼロを人型形態へ

と戻す。

 

「一夏、マルス。お前達は先に行け」

 

[任せていいのか?]

 

「アイツは・・・・・・・・・・俺が倒さないと意味が無いんだ」

 

[分かった。行こうマルス。]

 

[はい]

 

フリーダム、エクシェスは急いで戦場へと行く。

 

そして・・・・・・・・・・

 

 

[綾崎翔真ァァァァァァァ!!!!]

 

「・・・・・・・・」

 

通信から聞こえるルウェンの怒号と共にストライク

ノワールがフラガラッハを両手にウイングゼロに

襲い掛かる。

 

[貴様にある物が、何故俺には無い!]

 

「ッ!?」

 

[仲間も、守る者も、全てを持っているお前に

何故俺には無いんだ!]

 

「・・・・・」

 

[俺は!俺はァァァァ!!]

 

ノワールの容赦ない斬撃がウイングゼロのシールドを

ボロボロにしていく。

 

 

「お前に何があったかなんて聞こうとは思わない。

けどな、俺だって全てを持っている訳じゃない」

 

[何!?]

 

「確かにお前からすれば俺は全てを持っているかも

しれない。けど、俺はそうは思わない。何故だか

分かるか?」

 

[そんな事知るものか!]

 

ノワールはフラガラッハを降り下ろそうとする。しかし

ウイングゼロはフラガラッハを右手で受け止めた。

 

「過去に・・・・・守りたい者を守れなかったからだ」

 

[ッ!]

 

ウイングゼロはフラガラッハを投げ捨てビームサーベル

を抜く。ビームサーベルで一瞬にしてノワールの左腕を

破壊する、次に右脚を切り裂く。

 

「もう終わりにしようぜ、ルウェン・・・・・いや、もう

一人の俺」

 

ツインバスターライフルをノワールに向ける。

 

だがその瞬間、ストライクノワールの前に『Hi-ν

ガンダム・インフラックス』が立ち塞がる。

 

[もうやめて・・・・・・・・・・彼を殺さないで・・・・]

 

「殺すつもりはない。だがトレミーには連行させて

もらう、ルウェンとは腹を割って話したいしな」

 

[分かりました]

 

「そう言えばアンタは?」

 

[私はルウェン君の付き添いで来ただけです。名前は

ティアーユ・ルナティークと言います]

 

「そうか。付いて来い」

 

ウイングゼロはノワール、インフラックスをトレミー

へと誘導し戦場へと急いぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 






ティアーユはToLOVEるから出しましたがこの世界に
存在する平行世界同一人物という設定です。だから
普通に人間で容姿はそのままです!


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