オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」 作:どこかのシャルロッ党
今回の題名がとらハみたいなキャッチフレーズなのは
気にしない、気にしない。
ザフトと地球連合が戦闘を開始している中、翔真は
一夏のフリーダムよりも、マルスのエクシェスよりも
ウイングゼロを加速させる。
「(何でこんな事、俺が・・・・・・・・・・俺が・・・・・
この世界に転生したから・・・・・こんなもに歪んで
しまったのか?)」
加速によるGが体に負担を掛けている中で翔真は
この世界の事について考えていた。
「(もし・・・・・・・・、俺がこの世界を歪ませてしまった
なら・・・・・・・・・・)」
[翔真!前を見ろ!]
「何?・・・・・・・・・・ストライクノワール、ルウェンか」
モニターの前方にルウェンのストライクノワールが
接近していた。だがその横には新型と思われる機体が
飛行していた。
「綾崎翔真・・・・・・・・・・貴様だけはッ!」
[ルウェン君、こんな事やめよ?復讐したって
何になるって言うの?]
「ティアーユ、俺はこの戦いで奴と決着つけなければ
ならない・・・・・・・・・・だから見ていてくれ」
ルウェンはノワールを加速させる。徐々にウイング
ゼロとの距離を詰める。
「(アイツも俺が居なければ生まれて来なかった
はずだ。だけど今は)」
翔真はレバー引き戻してウイングゼロを人型形態へ
と戻す。
「一夏、マルス。お前達は先に行け」
[任せていいのか?]
「アイツは・・・・・・・・・・俺が倒さないと意味が無いんだ」
[分かった。行こうマルス。]
[はい]
フリーダム、エクシェスは急いで戦場へと行く。
そして・・・・・・・・・・
[綾崎翔真ァァァァァァァ!!!!]
「・・・・・・・・」
通信から聞こえるルウェンの怒号と共にストライク
ノワールがフラガラッハを両手にウイングゼロに
襲い掛かる。
[貴様にある物が、何故俺には無い!]
「ッ!?」
[仲間も、守る者も、全てを持っているお前に
何故俺には無いんだ!]
「・・・・・」
[俺は!俺はァァァァ!!]
ノワールの容赦ない斬撃がウイングゼロのシールドを
ボロボロにしていく。
「お前に何があったかなんて聞こうとは思わない。
けどな、俺だって全てを持っている訳じゃない」
[何!?]
「確かにお前からすれば俺は全てを持っているかも
しれない。けど、俺はそうは思わない。何故だか
分かるか?」
[そんな事知るものか!]
ノワールはフラガラッハを降り下ろそうとする。しかし
ウイングゼロはフラガラッハを右手で受け止めた。
「過去に・・・・・守りたい者を守れなかったからだ」
[ッ!]
ウイングゼロはフラガラッハを投げ捨てビームサーベル
を抜く。ビームサーベルで一瞬にしてノワールの左腕を
破壊する、次に右脚を切り裂く。
「もう終わりにしようぜ、ルウェン・・・・・いや、もう
一人の俺」
ツインバスターライフルをノワールに向ける。
だがその瞬間、ストライクノワールの前に『Hi-ν
ガンダム・インフラックス』が立ち塞がる。
[もうやめて・・・・・・・・・・彼を殺さないで・・・・]
「殺すつもりはない。だがトレミーには連行させて
もらう、ルウェンとは腹を割って話したいしな」
[分かりました]
「そう言えばアンタは?」
[私はルウェン君の付き添いで来ただけです。名前は
ティアーユ・ルナティークと言います]
「そうか。付いて来い」
ウイングゼロはノワール、インフラックスをトレミー
へと誘導し戦場へと急いぐ。
ティアーユはToLOVEるから出しましたがこの世界に
存在する平行世界同一人物という設定です。だから
普通に人間で容姿はそのままです!