オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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PHASE-62「忍び寄る刺客と巨大な力」(2017 7/28 修正済)

 

 

 

とある空間、そこにアメリウスはいた。

この空間はアメリウスが作り出した《ヴェーダ》

と言える程の巨大コンピューターの中で世界中や

平行世界の状況などを見る事が出来る。

 

そんな中で、アメリウスはある平行世界の

データを閲覧していた。

 

「ふむ。『BETA』と呼ばれる存在か・・・

人間を命として見ず、資源の一つと見なすか」

 

興味深そうな表情でデータを見ていく

アメリウス。

 

「綾崎翔真・・・お前には消えてもらわなくてはな。

貴様は・・・居てはいけない存在なのだからな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わりベルリン、街のあちらこちらから

炎の火柱が立っていた。燃え盛る街で巨大なMS

デストロガンダムが無差別攻撃を行っていた。

後ろには後から続くようにネオの駆るスサノオ、

ウィンダム30機が飛行していた。

 

 

「凄い・・・・・凄いよネオ!これならこの街を全て

焼き尽くせるよ!」

 

[そうだなつかさ]

 

デストロイのコクピットに座るつかさは目を輝かせて

街を次々と破壊していく。だがアラート音がなり

つかさがモニターを見るなり前方からビームが二回に

渡りデストロイに当たろうとしていた。しかし

陽電子リフレクターによりビームは無効化される

 

 

 

デストロイに向けてビームを放ったのはトレミー

だった。大型GNキャノンを二回撃ったはずが

まさかの打ち消される事態にブリッジではディアー

チェ達がデストロイの大きさや、能力に目を見開いて

いた。

 

「なんというバリアだ・・・・まさかGNキャノンが

消されるなどとッ!」

 

「あの機体はどうやらデストロイガンダムのよう

ですね。地球蒼生軍が使っていた物とほとんど

変わりはありませんね」

 

「デストロイ・・・・・また厄介な物を・・・・MS部隊

出撃準備だ!」

 

 

トレミーのカタパルトデッキが二門開きそこから

一夏が駆るフリーダムガンダムとなのはと翼が

乗るダブルオーライザーが出撃する。

 

「デストロイガンダム・・・・・あれはあっちゃいけない

んだ!」

 

「翼ちゃん、ツインドライブの制御頼むね」

 

「任せてもらおう。しかし、あれだけの巨大MS

倒せるのか?」

 

フリーダムとダブルオーライザーはデストロイの

元へと向かう。

 

 

まず先攻は一夏のフリーダムガンダム。

パラエーナを放つものの、特殊なバリアにより

ビームが弾かれる。

 

 

「くっそ!」

 

フリーダムはラケルタビームサーベルを抜刀。

デストロイに近付くがウィンダム数機が

行く手を阻む。

 

「邪魔だッ!」

 

ウィンダムの数機に突っ込み、

ラケルタビームサーベルでメインカメラを破壊。

殺さず、生かす――キラのような戦い方をしながら

一夏はデストロイへと向かう。

 

 

 


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