オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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PHASE-86「亡霊のMS」

 

 

ヘブンズベースへの攻撃が開始される。グフは

基地から発進したウィンダムとの戦闘に入る。

 

「はあああァァァァ!!」

 

箒が操るデスティニーは光の翼を広げてビーム

ライフルを射ってゆく。

 

「そこォ!」

 

フラッシュエッジを取りだし、それを投げると

ウィンダムを数機撃破する。

 

PPPP!

 

鳴り響いたアラート音。箒はモニターで機影が

デスティニーに向かって近付く事に気付く。

 

「次は・・・・な・・・・あれは・・・・」

 

モニターに写っていた物・・・・・それはかつて

翔真が愛機として搭乗していたGAT-X105ストライクに

酷似したMS「GAT-X105E ストライクE」だった。

 

 

さらには、下にロッソイージスまでもがいた。

 

 

バックパックにはI.W.S.Pを装備している

ストライクEはデスティニーに襲い掛かる。

 

「(何故お前達が・・・・ッ!)」

 

敵機がストライクという事実に箒は怒りを

覚える。ストライクガンダムとは箒にとっては

ブリッツと同じでIS学園を守り抜いた英雄に

近い存在なのだ。

 

だから許せない・・・・・

 

 

「貴様らが・・・・翔真達の機体に乗るなァァァァ!!」

 

怒りを爆発させ、箒はSEEDを発動。アロンダイトを

取り出して斬りに掛かる。

 

アロンダイトは見事にストライクEを切り裂く。

続いてこちらに向かうウィンダムに向けて

長射程高エネルギービーム砲を放つ。

 

 

「数だけ至って」

 

湊の駆るレジェンドはビームジャベリンを抜刀し

ダガーを斬る。

 

だが周りに敵機が集まる。レジェンドは旋回し

背部に装備されたドラグーン・プラットに装備

されたドラグーンを可動砲台のようにビームを

放った。

 

その姿はまるで、ZGMF-X13Aプロヴィデンスを

思い浮かべてしまう程の活躍ぶりだ。

 

 

「(私は・・・・貴方を倒さなければならない。

こんな所でやられる訳にはいかないんです)」

 

湊には翔真を倒すという決意がある。だから

ここでやられる訳にはいかないとレジェンドを

駆使する。

 

 

レジェンドは右手にユーディキウム・ビーム

ライフルを持ちトリガーを引いた。

 

「次は・・・・」

 

レジェンドの背後に迫る影。それはレイダー

制式仕様だった。3機がMAの状態で接近する。

 

だがレジェンドは軽く旋回しビームライフルで

撃破する。

 

「貴女達さえいなければ、私は簪ちゃんと

別れる事はなかったッ!」

 

自分の気持ちを叫ぶと、楯無はウィンダムの

軍団に突っ込む。ヴァジュラビームサーベルを

抜刀するインパルスは即座に一機、二機、三機と

撃墜してゆく。

 

 

「(今の世界にきっと、綾崎君や織斑君はきっと

満足はしてないでしょうね。それは私も同じよ)」

 

インパルスはビームサーベルを横に一閃する。

 

しかし、基地から次々とMSが発進する。さらには

デストロイ二機までもが姿を現す。

 

「箒さんッ!」

 

「くっ・・・・またあんな物をッ!味方のMSは

全機私に続けェェェェ!!」

 

デスティニーは光の翼を広げ、デストロイに

向かう。

 

 

 

 

 

 


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